年齢制限撤廃のNIPT検査は受けるべき?認可施設でNIPT検査を受診した私の体験談

ニプトNIPT検査いつから受けるべき

「NIPTを受けるか迷っている・・・。」
「NIPTはどのような検査なの???」
「費用が高額だけど他の出生前診断と何が違うの?」

NIPT(出生前診断)を受けることに対して命の選別と批判があることもあり、受診のを迷っている方も多いのではないでしょうか?

私は、出産時の年齢が35歳で染色体異常の可能性が高まることもあり、NIPT検査を受けることにしました。

「もし陽性だった場合はどうするの?」
「育てられる環境は?」

色々な可能性を夫婦で話し合うことも必要となるのが、出生前診断です。

出生前診断には検査方法が幾つかありますが、私がNIPT検査を選んだ理由や費用の内訳、受診後の気持ちについて体験談を基に執筆しています。

保育士+フリーランスのライターとして働いている5歳のママ。
出産後におうち英語・モンテッソーリ教育などの勉強をし、我が子の教育にも力を入れている。現在、2人目不妊が発覚し不妊治療中。

NIPTとはどんな検査?

NIPT は、母体血中の DNA 断片の量の比から、胎児が 13 番、18 番、21 番染色体の数的 異常をもつ可能性の高いことを示す非確定的検査である。 診断を確定させるためには、さら に羊水検査等による染色体分析を行うことが必要となります。

※引用元「母体血を用いた出生前遺伝学的検査(NIPT)に関する指針 」人日本産科婦人科学会

原則として、妊娠週数14週未満の方が対象となります。

当日は、検査を受けることに同意する場合、遺伝カウンセリング後に採血。

検査結果が陽性であった場合は確定のための羊水検査を行います。

以前は、「出産予定日時点で35歳以上」との上限が設けられていましたが、2022年2月18日に日本医学会より公布された指針により、この年齢制限は撤廃されています。

その為、年齢に関わらず希望する方は検査を受診できますよ。

NIPT検査の体験談

色々な出生前診断がある中でNIPTの受診を決めたポイントは以下の2つです。

  • 妊娠9〜10週以降の早い時期に検査できる
  • お腹の赤ちゃんへのリスクがないのに精度が高い

NIPTの受診と同時に、妊娠初期の精密超音波検査、赤ちゃんの身体や臓器に形態異常がないかも確認しました。

身体や臓器の形態異常は手術で治る軽いものから、重いものまであり、NIPTの血液検査のみでは分かりません。

NIPTを受ける方も受けない方も初期や中期に精密超音波検査を受けるのがおすすめです。

認可施設と無認可施設があります

私は認可施設で検査を受けました。

NIPTは、日本医学会による認定を受けた認可施設と認定を受けていない無認可施設があります。

大きな違いは下記の4つになります。

施設 認可施設 無認可施設
検査項目 13・18・21トリソミーのみ 全染色体が検査可能
カウンセリング 臨床遺伝専門医と医師以外の認定遺伝カウンセラーや遺伝専門看護師が在籍 施設により異なる
フォロー体制 羊水検査や絨毛検査といった確定検査を施設内で速やかに受けることができる体制が整っている 施設により異なる
費用 高いことが多い 安いことが多い

日本医学連合会が認証(認可・認定)している検査施設は、厳しい条件をクリアしているため、出生前診断に精通した臨床遺伝専門医が在籍し、専門外来を設けています。

無認可施設を利用する場合は、陽性後に臨床遺伝専門医などの専門の方と話しができるのか、確定診断(羊水検査など)までのフォローがあるのかなどの確認が必要です。

認可施設での費用は高いことが多いですが、カウンセリングやフォロー体制も整っており、もし陽性でも安心して相談できるメリットがあります。

私自身も、認可施設でNIPT検査を予約しました。

NIPTはいつから受診できる?

NIPTを早く受けたい方は9〜10週以降から受けることが可能で、だいたい18週(施設による)まで受けることができます。

あまり早い時期に受けすぎても、結果を待っている間に流産してしまう可能性があります。

その為、私は13週1日で受診しました。

また、確定検査である羊水検査は15週〜16週以降にしか検査できません。陽性だった場合の精神的負担を減らすためにも12週〜13週がおすすめです。

検査費用はトータル17万円

他の出生前診断と同じく、保険適応はなく自費診療です。

NIPTの費用は遺伝カウンセリングとNIPTと結果説明等で13万円。

追加で、精密超音波検査を受けたのでトータルで約17万円の出費となりました。

カウンセリングの話も分かりやすく、陽性になった後の羊水検査も無料で行なえると説明を受けました。

NIPT検査結果は二週間後

結果は陰性でした。

NIPT検査当日に精密超音波検査でも身体や臓器を詳しくみてもらい、染色体の異常を示す初見は見当たらなかったので「きっと、大丈夫」と思っていましたが、結果を伺う時は緊張しました。

結果が陰性だったので妊娠中は不安なく過ごせました

ニプトNIPT検査いつから受けるべき

妊娠期間中の気がかりはたくさんありますが、NIPTの結果が陰性だったこともあり、ホっとしました。

NIPTを受診するか悩んでいる方はまずは、通院している産院の医師に相談してみるのが良いかと思います。費用や内容、超音波検査の説明を伺ってみてください。

ただし、NIPT検査の期間は限られているので初期の頃から相談しておくと、受けるべきかしっかり検討できるかと思います。

また、夫婦で陽性だった場合も含めてしっかりと話し合いましょう。

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