妊娠中の足のむくみにお灸が効果的だった。お灸の場所や注意点は?

妊娠中のマイナートラブルの一つ、むくみ。

私は妊娠前はむくみとはあまり縁がありませんでしたが、妊娠後期から急に足がむくむようになりました。

足がパンパンになり痛みもあって辛かったのですが、その時もまた鍼灸師の主人に助けられました。

今回は、妊娠後期の足のむくみをお灸で改善した体験談をご紹介します。

ゆーしゃん

足つぼ・整体の仕事を10年程していました。同業者である中国人の夫(現在は鍼灸師)の激痛足つぼにノックアウトされて結婚。2019年3月に第一子出産。おっぱい大好きな女の子の30代ママです。鍼、お灸、漢方薬等々に健康を支えてもらっています!

妊娠中にむくみやすくなる原因


妊娠中にむくみやすくなる主な原因は、ホルモンの影響と大きく重くなったお腹による圧迫です。

妊娠中は女性ホルモンのプロゲステロンが多く分泌されるようになるため、体が水分をため込むようになりむくみが生じやすくなります。

また、妊娠後期になると大きくなったお腹に鼠径部(そけいぶ:足のつけ根)が圧迫されるようになります。

鼠径部には大きな血管やリンパ管が多く存在するため、そこが圧迫されることで循環が悪くなり、特に下肢がむくみやすくなるのです。

上記の原因によるむくみは、産後自然に解消されていきます。

ただし、よく休息をとれなかったりしてなかなか体が回復しない場合には、産後もむくみが長引くことがあります。

産褥期はしっかり体を休ませることが大切です。

妊娠後期に酷かった足のむくみ


私は妊娠前はあまりむくむ方ではありませんでした。

妊娠中も、後期になるまではむくみは全く感じていませんでした。
それが、後期に入ると急に足がむくむようになったのです。

はじめは靴下のあとが気になる程度でしたが、みるみる酷くなり足首やくるぶしが分からない程になりました。

低反発まくらのように、押すと指のあとがそのまま残るような状態でした。

足は腫れぼったくなり重だるく、痛みも感じました。

つわりが終わってからヨガやウォーキング、軽い筋トレなどを毎日行っていたので、自分はむくまないだろうと思っていたので驚きました。

妊娠中の体の変化を甘くみていました。

お灸のやり方


自分史上一番酷いむくみに落ち込んでいると、主人がお灸をすすめてくれました。

お灸なら自分でできるし、足のむくみに効果的だからと、やり方を詳しく教えてくれました。

お灸はやり方が色々とありますが、私が実践した方法をご紹介します。 

下準備

生姜を薄切りにして、爪楊枝などで数か所穴をあける。

艾(もぐさ)を手で寄せて、円錐型にする。1つのツボに対してできれば7個以上行うのが望ましいので、艾は必要数用意する。

お灸のやり方

寄せた艾を薄切りにした生姜に乗せて火をつけ、ツボにのせる。

熱くなったら外して艾を捨て、新しい艾に変える。

これを数回繰り返す。
回数は、奇数が望ましい。

以上になります。

私がお灸をしたツボは三陰交というツボです


三陰交(さんいんこう)は冷えやむくみはもちろん、婦人科系の不調全般にとても良いツボです。

奇数が良いというのは、冷えやむくみに対するお灸は陽の性質を利用するためです。

数は奇数が陽、偶数が陰の性質であるため、陽の性質を利用したいときは奇数、陰の性質を利用したいときは偶数にします。

  • 陽の性質:動きがある・暖かい・早い等
  • 陰の性質:固まる・冷たい・ゆっくり等

 
 
 
私が実践したお灸のやり方は手間がかかるし火傷や煙に注意が必要なため、できれば専門家の指導の元行う方が望ましいと思います。

自宅で手軽にお灸をするならせんねん灸などがおすすめです。

お灸をしてみて感じた効果


お灸のにおいや手間などは少し気になりましたが、それ以上に足のむくみが辛かったため毎日7個以上はお灸をしていました。

生姜の上に寄せた艾を乗せるやり方を毎日行うのは皮膚に負担がかかるため、ツボの位置から多少ずらしたりしながら継続しました。
(自宅で手軽にお灸をするならせんねん灸などがおすすめです。)

鍼灸師の主人が休みの日は一緒にお灸をやり合ったりして、我が家はしばらく艾くさかったです。

しかし、確かな効果を感じることができました。

むくみ改善

お灸をした翌日からむくみは少しずつ減り始め、3〜4日ほど継続すると押したときに指のあとが残るほどではなくなりました。

毎日続けることでむくみはだいぶマシになり、足の重みや痛みも解消されました。

むくみが完全に消えることは産後までありませんでしたが、お灸のおかげで辛さは感じませんでした。

冷え改善

お腹が大きくなってくると、それに圧迫されて下半身の血流が悪くなったためか足の冷えを感じていました。

妊娠後期の頃は冬だったこともあり、余計に冷えていたと思います。

お灸をしたあとは足がポカポカし、それが翌日くらいまで続いていました。

毎日継続していたため、お灸をはじめてからは足の冷えは気にならなくなりました。

安産効果

三陰交には陣痛促進効果があり、お産をスムーズにしてくれます。

そのためか、私は本陣痛がきてから6時間ほどで出産しました。

これは初産にしては早い方らしく、特に本陣痛から子宮口全開までの早さには助産師も少し驚いていました。

長女は頭囲が平均より大きかったためなかなか出てこられなかったのですが、もう少し小さかったらもっと早く産まれていたかもしれないそうです。

6時間でも辛かったと感じていますが、お産は20時間以上もかかることもあります。

もし二人目ができたときにも、なるべくスムーズにお産が進むよう今回の体験を活かしてお灸の力を借りるつもりです。

妊娠中のお灸で気を付けたいこと


素晴らしい効果のあるお灸ですが、妊娠中には気を付けなければいけないこともあります。

ツボによっては流産・早産の可能性がある

私がお灸をした三陰交というツボは、妊娠後期以降であればお産をスムーズにする安産効果があるのですが、初期や中期に強い刺激を与えるのは流産や早産の可能性があると言われています。

専門家によっては状況次第で初期や中期でもこのツボを選択することがありますが、素人が自己判断で刺激することは避けた方が良さそうです。
 
 
 
また、合谷(ごうこく)や肩井(けんせい)というツボも流産の危険があるため、妊娠中の針やお灸は禁忌です。

  • 合谷:手の親指と人差し指の骨が交わる所から少し人差し指よりのくぼみ
  • 肩井:首の付け根と肩の真ん中

どちらも押すと痛みを感じる場所です。
 
 
 
合谷と肩井は禁忌と書きましたが、陣痛が遠のいてしまったりお産の進みが悪い場合にはあえて利用する場合があります。

しかしこれも、自己判断で刺激することは避けた方が良いツボです。

妊娠中はお腹にお灸してはいけない

お腹にも早産や流産の可能性があるツボが存在します。

それに加え、艾を使ったお灸の効果は強いのでお腹にお灸をすると熱が胎児にも届いてしまいます。まだ体が未発達な胎児はその熱で火傷をしてしまうのです。

火の取り扱いや火傷、煙に注意

これは妊娠中に関わらずですが、火を使うお灸の場合は火の取り扱い等に充分注意しなければなりません。

私が紹介したやり方は同じツボに繰り返しお灸をするため、皮膚に負担がかかります。
あまり熱いときは多少ツボからずれても微妙に位置を変えながら行うことをおすすめします。
 
 
 
実は私は両足の三陰交で火傷をしました。
チリチリするほど熱いのを我慢したため、水ぶくれになってしまいました。
 
 
 
また、艾を使う場合は煙がたくさん出るため、火災報知器が近いと反応する場合があります。
ペットを飼われている場合は、ペットがお灸のにおいを嫌がることもあります。
 
 
 
せんねんきゅうなど家庭用の手軽なものなら自宅でも行いやすいです。
火を使わないお灸や、煙やにおいがあまり出ないお灸も売っています。

専門家の指導のもと行うと安心

本格的なお灸の方が効果は高いと私は感じていますが、専門家の指導なしで行うのはちょっとハードルが高いです。

妊娠中のデリケートな時期は特に気を付けたいことや不安なことが多いです。
 
 
 
本格的なお灸を試してみたい場合や初めてで不安がある場合などは、自己判断でするよりも鍼灸院などで専門家にお願いすることをおすすめします。

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