不妊の原因は妻側の私にあると信じて疑わない主人。
でも、私の不妊検査をしても原因が見つかりません。
タイミング法を続けても妊娠しないので、産婦人科の先生も私も精液検査を受けてほしいと思い始めました。
精子検査に積極的ではない理由
不妊の原因が「あなたにある」と疑われると誰でも嫌な気持ちになります。
主人は自分が男性不妊ではないと思っているので、
「あなたが不妊の原因かもしれない」
という言い方にならないよう、気を付けました。
無理強いをして「子供はいらない」と言われたら、妊活自体が終わってしまうと思ったからです。
もし、精子検査の結果が悪かったとしても健康に問題がある訳でもありません。
主人にとって「子供ができない」ただそれだけの事なのです。
みんなが受けている基本的な男性不妊検査について伝える
「親戚の旦那さんや友人の旦那さんは精液検査の結果が悪いと言われながらも子供ができた。」
「男性の場合はその都度精子が作られるから、少しくらい結果が悪くても、たまたまその日が・・・っていうのもあるらしいよ。」
「少しくらい結果が悪くても気にしなくて大丈夫。」
精子検査に気が向かない主人に対して、例をあげて予め伝えておきました。
その他にも、
「最近は精液検査の状態が良くない男性が増えているから、とりあえずみんな受けるらしいよ」
と、精液検査は子供が欲しいと思っている多くの男性が受ける基本的な検査で、「あなたに何か問題がありそうだから受けてほしいと言っているのではない」事をアピールしました。
でも内心は「こちらに原因がないのだから、男性不妊では?」と思い始めてもいました。
何とか検査を受けさせようと、「何もなければ、あなたが不妊の原因でないことの証明になるから」と、促しました。
嫌がっていた主人が、採精してくれた!
精子検査について、夫婦で話をしたのは一度だけ。
しつこく言われるのは嫌だろうと思った事、検査をしなくても暫くしたらタイミング法からステップアップの相談をするつもりだったからです。
しかしある時「いつ持ってく?」と、主人から声をかけてきました。
産婦人科の先生から、「診療時間内ならいつ持ち込んでもいい」と聞いていたので、主人に採精のタイミングを任せました。
妊活は二人三脚
原因が分かれば解決策が見つかるかも知れません。
正直、「早く検査してほしい」と思っていました。
でも妊活は夫婦二人で取り組むもの。
焦らず待ったことで、主人も考える時間ができて気持ちが動いたと思います。