「高齢だから妊娠できない」は間違い。不妊の診断から、39歳で妊娠するまで

「子どもができない理由」を探そうとしなかった私

「妊活」という言葉がすっかり定着し、
不妊治療もかなり身近なものとなってきました。

ですが、女性の社会進出と比例して
子どもが欲しいのにできず、悩んでいる人が増えているのも事実です。

私もその一人でした。

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39歳で自然妊娠して、無事元気な赤ちゃんを授かった私ですが
もちろん紆余曲折ありました。

大手の広告代理店に勤務し、29歳で結婚。
結婚しても激務&不規則な生活が続きました。

そんなこんなで気が付けば3年。私も32歳になっていました。

大好きな人と一緒に毎日過ごせることが楽しかったけれど、
友人や親せきにどんどん家族ができるのを目の当たりにし、
私もこの人との子どもがほしいなぁ・・・と考えるようになりました。

生理もちゃんとくるし、夫との関係も良好。
「自分もそのうちできるんだろう」と何となく思い込んでいたんですよね。

好きなように外食したり旅行をしたり。
そんな生活をして、
また気が付けば4年経っていました。

36歳で始めた不妊治療。「やめる」という決断まで

30代後半に差し掛かり、やっと「なにか問題があるのでは?」と不安になり始めました。
とりあえず基礎体温を測る、排卵日をチェックするなど、
色々やってみたけどダメ。

不妊治療にはどうしても抵抗があり、なかなか踏み切れなかったんです。
お金はどのくらいかかるのか、治療を続けながら仕事の両立はできるのか・・・

さらに、友人は家族持ちばかり。
この歳になって「不妊治療をしようか悩んでいる」なんて相談できない。

それでも私が不妊治療に踏み切ったのは、夫の言葉です。

「しないで後悔するんだったら、絶対にした方がいい。一緒に頑張ろう」

心のつっかえていたものがすーっと消えていったのと同時に、
もっと早く、夫婦でしっかりと話し合って行動すれば良かった、と反省しました。

そこから、私の不妊治療が始まりました。

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不妊治療は体力的にも精神的にも負担でした。
夫婦生活も、行為そのものが義務的になっていき、
衝突も増えました。

結果、5回のタイミング療法の結果はすべて×。
夫も私も、様々な検査では異常なし。原因不明の不妊でした。

タイミングが5回ダメだった場合、体外受精に進むと言われていました。

そこで私は、不妊治療をやめることに決めました。

費用の面もそうですが、ダメだった時の絶望感、
原因がわからないことや通院のストレスで、心が限界でした。
夫とも気づけば治療の話ばかりで、
前みたいにくだらない話で笑い転げたり・・・ということもなくなっていました。

私はただ子どもがほしかったのではなく、
大好きな夫との家族がほしかっただけなのに。

たくさん泣いてたくさん悩み、たくさん夫と話して、
神様からの贈り物を、気長に待つことに決めました。

約半年の、私にとって長い長い不妊治療が終わりました。

「不妊治療=妊娠の確率が上がる」というのは間違い

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私も不妊治療を始めたときは、
不妊の原因をつきとめて治療し、妊娠しやすくするものだと思っていました。

ですが私たちのように、原因不明の「機能性不妊」は不妊症の半数以上と言われています。
特に20代、30代前半での機能性不妊が増えているそうです。

私も今になって理解できることですが、
様々な検査をしながらタイミング療法、人工授精、体外受精とステップアップしていくのは、
妊娠を妨げている原因を順番に想定して、それをつぶしていくためのもの。
不妊治療のステップアップは、妊娠の確率を上げていくものではないんです。

治療をやめてわかった、子どもを授かるために本当に必要なこと

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不妊治療をやめ、身体を考えて負担の軽い部署に異動しました。
趣味でヨガを始めたり、料理をしたり。。
毎日を楽しみ、食事に気を付け、

今までやれていなかった
「自分を労り(いたわり)、高めること」に重きをおくようにしました。
夫との会話も増え、二人の時間を楽しめるようにもなりました。

妊娠がわかったのはそんな時、不妊治療をやめて2年ほどたった頃。
夫婦生活はありましたが、以前のように排卵日や基礎体温のチェックもしていなかったので
本当に驚きました。

何をしても妊娠できなかった頃と違うのは、何といっても生活習慣です。
今になって、妊娠に必要なのは「心身ともに健康であること」だったんだ、と実感しています。

逆に言えば、生活習慣が整っていなければ、いくら高いお金を払って不妊治療をしても効果は望めないということです。

今20代、30代前半の人で赤ちゃんがほしいと思っているとしたら、
後悔する前に今の生活を見直してほしいと思います。

生活習慣による不妊が全体の8割を占める

実際、不妊症の約8割が生活習慣や環境が起因する卵巣機能の低下=卵子の老化によるものだと指摘されています。
恐らく私の不妊治療がうまくいかなかったのも、これが原因です。

この卵子の老化は未だわかっていないことが多く、
現代の不妊治療では原因を特定することができず、「原因不明不妊」として片づけられてしまうのが現状です。

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女性は胎児のときに、卵子のもととなる卵母細胞がすべてつくられ、ストックされます。
つまり、卵子の年齢=自分の年齢

卵母細胞も長い間ストックされ続ければ、ストレスなどで損傷がたまっていきます。
それにより、正常に排卵できなかったり、
染色体異常を起こし妊娠に至らなかったり、というケースが多いのです。

ただし、卵子の老化には個人差があり、高齢だとしても質のいい卵子ができれば妊娠できます。
逆に言えば、たとえ20代でも卵子の老化が進んでしまっていることもあり得ます。

じゃあどうしたら良い卵子ができるんでしょう?
それは、生活習慣、特に食事なんです。

 

卵子の老化を防ぐには、食生活の改善が一番

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私の経験上最も効果のある妊活方法は、「卵子の老化を進行させないこと」
つまり、自分の身体を労わることです。

私は不妊治療をやめて妊娠するまでの約2年、
もっとも変わったのは食生活だと思います。

外食を減らしバランスの良い食事を心がけたのと、
ゆるくではありますが、治療中に先生から教わった「質の良い卵子を作る食べ物」を積極的に摂るようにしていました。

具体的には
・葉酸
・カリウム
・大豆イソフラボン
・抗酸化栄養素
・良質なたんぱく質

を意識して摂るようにしていました。

大変そう!と思うかもしれませんが、
ちょっと野菜やフルーツ、大豆製品を意識するだけで
大体は割と簡単に摂れる栄養なんですよね。
実際あまりガッツリやると疲れるので、ちょっと意識していたレベルです。

ちょっと難しいのが葉酸
葉酸に関しては、熱に弱く調理中に栄養分が失いやすいのと、
必要量を補うのが食事だと無理があるので、サプリメントを飲むようにしていました。

この葉酸がとっても妊活に重要な栄養素なんです。

 

妊活中の人は必ず摂りたい葉酸

葉酸

葉酸は細胞が作られるときに必要な栄養素。
さらに造血のビタミンとも言われ、赤血球をつくるのにも欠かせないものです。

葉酸が胎児の奇形などの病気を防ぐことは有名ですが、
卵子は、卵母細胞が減数分裂して初めて完成するので、
受精可能な卵子を作るためには葉酸の力は欠かせない、という訳です。

ハーバード公衆衛生大学院の研究で、
葉酸の摂取量が多かった女性は、摂取量が少なかった女性よりも、着床率が24%アップ、出産率は26%上がったと報告されています。
※体外受精と顕微受精の女性(232名)を対象にした研究結果。

私の経験から言うと、
葉酸は必要量を食事で補うのが難しい栄養なのでサプリで摂るのがおススメです。

ただしサプリには大量の添加物が含まれているものがあります。
妊娠したい!と思った時から毎日摂り続けるのが大事な栄養なので、
毎日飲んでも身体に支障がなく、無添加でできるだけ天然素材に近いもので摂取することが大切だと思います。

ちなみに私が飲んでいた葉酸サプリはこの商品です。
オーガニックレモンから抽出された葉酸で、食品添加物無添加のかなりレアなサプリです
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添加物についてはあまり気にしない、という人も多いと思います。
私も以前はコンビニや外食三昧でしたし、
むしろ添加物が危険とか言っている方が根拠がないと思っていました。

もちろん過度に気にする必要はないですし、
添加物をまったく摂らないというは不可能です。

ですが、日本では認可されていても諸外国では禁止されている添加物も結構あります。
基準は違うにせよ、少なくとも何らかの悪影響が心配される、ということなので、
なるべく避けるに越したことはないと、わたしは考えています。

安全性の高いサプリメントとは?

葉酸はサプリで摂るべき、という話をしましたが、
そもそも葉酸のサプリには
人の手で作られた合成葉酸と、自然素材から抽出した天然葉酸があります。

合成葉酸の方が吸収率は高いですが、
やはりその分過剰摂取の悪影響が指摘されているのも事実。

では天然葉酸のサプリがいいのか?というとそうではありません。

いくら天然葉酸を使っていたとしても、
たっぷりと添加物が使われていたら意味がないです。

また、良かれと思って配合されている鉄やビタミンなども結局のところは食品添加物なので、
悪影響が出る人もいます。
私は鉄のサプリでひどい便秘になりました・・・。

ですので、妊娠力を上げる食生活は
バランスの良い食事を心がける+添加物の少ない葉酸のサプリメントで補充する
ことが最も理にかなっていると考えています。

レピールオーガニックスの葉酸サプリは本当にお勧めです。

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オーガニックレモンから抽出した葉酸のみで作られたサプリで、
通常のサプリでは食品添加物が使用される賦形剤(サプリを固める材料)にも、果実由来のオリゴ糖が使われており、
食品添加物は一切入っていません。

葉酸サプリでは唯一、お医者様に推奨されているのもレピールオーガニックスです。
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私が39歳という高齢で自然妊娠し、
さらに元気な子を産むことができたのも、レピールオーガニックスに出会えたからだと思います。

以上が、妊娠とは無縁の生活を送っていた私が、39歳で妊娠できるまでのお話でした。
こんな私でも少しの気づきで授かることができたので、
赤ちゃんができないと悩んでいる人もぜひ希望を持ってほしいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

バリバリキャリアウーマンを経て、不妊治療をスタートするも原因不明不妊と診断され断念。その後39歳で妊娠し、今は子育て奮闘中です。自分の体験から不妊に悩む方のサポートができればと思います!