二人目不妊かも!?三年ぶりの精子検査
第二子を授かり、家族で喜び赤ちゃんに会えるのをとても楽しみにしていたのですが心拍が確認できず「繋留流産」と診断されてから1年以上が過ぎました。
「二人目不妊」自分には関係のない悩みだと思っていましたが、改めて夫婦で検査をする事にしました。
子宮卵管造影の検査やホルモン検査を初め、夫にも三年ぶりに精子検査を予約。
人工授精(AIH)へとステップアップまでの体験談を掲載しています。
二人目不妊の原因とは!?
夫婦で色んな再検査を行いましたが不妊に繋がる原因は分かりませんでした。
来年40歳と高齢になるので妊娠を希望していても成立するのが難しいという事、仕事と子育ての両立で疲れてタイミング指導通りの妊活が行えていない事などの気がかりも病院で相談しました。
タイミング指導より人工授精の妊娠率は少し高め(約10%~12%)と説明を受け、ステップアップを決めました。
排卵に合わせて採取した精液中の精子を洗浄、濃縮処理をして効率よく元気な精子を子宮内に入れる簡単な治療法です。
その際に排卵誘発剤を使用し卵子を発育させる事もあります。
診察で卵巣に18~20mmの卵胞確認後にスケジュールを決定、前日もしくは当日にHCG注射をし人工授精(AHI)を行います。
精液の調節は洗浄~濃縮まで約1時間かかるそうです。
その後、子宮内にチューブを挿入し精子を注入、すぐに終わります。
当日は着床補助として黄体ホルモン(hCG)の注射も行います。
精子採取は凍結保存、容器を持参(2時間前後可)を持参する事も可能です。
人工授精(AIH)の費用は2.5万円~3万円、人工授精決定時より実費診療になるようです。
精子検査に前向きではなかった夫
夫の妊活に取り組む姿勢は第1子の時よりもスローになっていました。
私は40歳目前なのもあり、「早く、早く」と再検査の予約の催促をしていました。
幸いにも「精子の数が少ない」「運動率が低い」などの問題もなくホっとしましたが「二人目不妊」で悩んでいる方は夫婦で再検査を行う事が大切。
人工授精で妊娠される方の約90%は4~6回までに成功するため、「人工授精は5回まで」と回数を明確にし夫に理解と協力をお願いしました。
妊活は夫婦でするものなのに、「妻が夫にお願いする」という事に違和感を感じる事もあり何度も喧嘩を繰り返しました。
ですが、妊活で主体になるのはどうしても女性です。
人工授精(AIH)のスケジュールなどはやはり妻である私が管理、夫と共有し時間を作るようお願いしています。
まとめ
二人目は「いつかできるだろう」と夫は思っていました。
私は、妊娠がゴールではない出産後は子育てが待っている事を伝えました。
タイムリミットが近いからのんびりしていられないという事を繰り返し、明確に伝える事で熱意が伝わりました。
重たい腰を上げて精子検査に向かった夫は結果を聞いてホっとしたようです。
また、排卵日は必ずしも予定通りではありません。
不妊治療と仕事の両立は職場の理解も得る必要がありますが・・・オープンにしたくない事でもあるので悩みました。
夫の予定が調節できない場合などは精子凍結を利用しお互いに無理をしないで続けてみようと思っています。
タイミング指導を行い、1年以上赤ちゃんを授かる事ができない状態で悩まれている方は夫婦で検査を受ける事をおすすめします。
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