目次
- ABOUTこの記事を書いた人
- アンケート調査対象について
- 【アンケート調査】「ママ友トラブルに関するアンケート調査」
- Q1.ママ友は何人いますか?
- Q2.何がきっかけでママ友になりましたか?
- Q3.ママ友とはどのような交流をしていますか?
- Q4.ママ友とはどれくらいの頻度で連絡を取り合いますか?
- Q5.ママ友とトラブルになった経験はありますか?
- Q6.ママ友とトラブルになった原因はどれが近いですか?
- Q7.ママ友とトラブルになった原因をできるだけ詳しく教えて下さい。
- Q8.ママ友トラブルなどで悩んだ時は誰に相談しますか?
- Q9.子供のことを考えて、ある程度ママ友に対して我慢していることはありますか?
- Q10.ママ友に対して我慢していることをできるだけ詳しく教えて下さい。
- Q11.新型コロナウイルスの影響でママ友とトラブルになったり巻き込まれそうになったことはありますか?
- Q12.新型コロナウイルスの影響でママ友とトラブルになったことをできるだけ詳しく教えて下さい。
- 「ママ友トラブルに関するアンケート調査」に関する考察
- 編集後記
アンケート調査対象について
回答者数 | 115件 |
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男女比 | 男性:0% 女性:100% |
子供の人数 | 子供1人:46.1% 子供2人:40.9% 子供3人:11.3% 子供4人:0.9% 子供5人以上:0.9% |
年代比率 | 10代:1.7% 20代:7% 30代:39.1% 40代:41.7% 50代;9.6% 60代以上:0.9% |
職業 |
専業主婦:49.6% パート・アルバイト:20.9% 会社員(正社員):14.8% 自営業・自由業:8.7% 会社員(契約社員):3.5% 公務員:0.9% 会社役員・経営者:0.9% 無職:0.9% |
婚姻状況 |
既婚:89.6% 離婚:7.8% 未婚:2.6% |
世帯年収 |
50万円未満:0% 50~100万円未満:0% 100~150万円未満:0.9% 150~200万円未満:3.5% 200~250万円未満:0.9% 250~300万円未満:6.1% 300~350万円未満:3.5% 350~400万円未満:10.4% 400~450万円未満:10.4% 450~500万円未満:7.8% 500~600万円未満:7.8% 600~700万円未満:16.5% 700~800万円未満:12.2% 800~900万円未満:5.2% 900~1000万円未満:4.3% 1000万円以上:9.6% |
調査時期 | 2020年3月18日~4月1日 |
調査メディア | ランサーズ |
【アンケート調査】「ママ友トラブルに関するアンケート調査」
Q1.ママ友は何人いますか?
一方、「ママ友は0人。」は3.5%。
ママ友は5人以上いる。 | 57人(49.6%) |
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ママ友は4人いる。 | 15人(13%) |
ママ友は3人いる。 | 11人(9.6%) |
ママ友は2人いる。 | 15人(13%) |
ママ友は1人いる。 | 13人(11.3%) |
ママ友は0人。 | 4人(3.5%) |
Q2.何がきっかけでママ友になりましたか?
「SNS(Facebook、mixiやLINEなど)」「子育てサークル」「イベント」をきっかけにママ友になった人はごく少数。
以前からの友人 | 9人(7.8%) |
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SNS(Facebook、mixiやLINEなど) | 3人(2.6%) |
子育てサークル | 2人(1.7%) |
児童館・子育て支援センター | 11人(9.6%) |
保育所・幼稚園・学校 | 64人(55.7%) |
公園など近所の施設 | 9人(7.8%) |
イベント | 2人(1.7%) |
その他 | 10人(8.7%) |
ママ友はいない | 5人(4.3%) |
Q3.ママ友とはどのような交流をしていますか?
「電話をする」「買い物をする」といった交流は少数。
直接会う | 25人(21.7%) |
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電話をする | 2人(1.7%) |
メールをする | 11人(9.6%) |
SNS(LINEやFacebookなど) | 18人(15.7%) |
お互いの家に行き来する | 26人(22.6%) |
買い物をする | 1人(0.9%) |
外で食事をする | 20人(17.4%) |
公園で話をする | 7人(6.1%) |
その他 | 2人(1.7%) |
ママ友はいない | 3人(2.6%) |
Q4.ママ友とはどれくらいの頻度で連絡を取り合いますか?
「月に1回」「月に2~3回」程度に連絡を取る人が多数。
月に1回 | 45人(39.1%) |
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月に2~3回 | 35人(30.4%) |
週に2~3回 | 19人(16.5%) |
週に4~5回 | 5人(4.3%) |
毎日 | 0人(0%) |
連絡は取らない | 11人(9.6%) |
Q5.ママ友とトラブルになった経験はありますか?
「いいえ」と答えた人の割合は48.7%。
はい | 59人(51.3%) |
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いいえ | 56人(48.7%) |
Q6.ママ友とトラブルになった原因はどれが近いですか?
次に「子供どうしのトラブル」の割合が多い。
子供どうしのトラブル | 17人(14.8%) |
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価値観・意見の違い | 27人(23.5%) |
噂・誹謗中傷 | 4人(3.5%) |
金銭問題 | 1人(0.9%) |
派閥問題 | 1人(0.9%) |
交流の頻度 | 4人(3.5%) |
その他 | 7人(6.1%) |
トラブルはない | 54人(47%) |
Q7.ママ友とトラブルになった原因をできるだけ詳しく教えて下さい。
単に様子が知りたかっただけですが、相手のママに、私が相手を非難していると思われてしました。それ以来、私がきまずくなりました。
そのため習い事仲間の一人が先生を遠方から呼び寄せて挨拶をしたいと言ったが、他のみんなは先生の負担になるから辞めましょうと、少し空気が意見の食い違いで重くなりました。
笑いながら「そんなことで泣いているの?」と言われ、とてもショックでした。もうその人とは談笑など出来なくなりました。
それを「うちの子を誘わずほかの子と遊んでいる。」と誤解され、夏休みなど私の家が仲良くなった他の家族の方と遊びに行くのに私たちは誘われない。とひがむようになりました。
今まで通り遊ぶよう子どもに指導しなかった親が悪い、仲良くするようにするのが親の努め!とまわりに吹聴し、私はその方に今も無視されています。
他の方にとってもトラブルメーカーなのでそのお母さんのことを避けているのが救いです。
娘に原因があっても、先生が悪いなど自分達の非を認めないことから、だんだん距離をとるようになりました。
最近、転勤のため引っ越しをしたのでほっとしています。親子でよく頑張ったと思いました。
その友達の子供は噛み癖があり周りの人は私の子供の事を信じてくれたけど、子供の事を悪く言われるのは許せなかったので縁を切りました。
同じ時期に他の保護者の方も同じことを保護者Aに行ってるのですが、そちらにはニコニコと愛想よく断ったみたいです。
そのままその人とは話をすることはなくなりました。保護者Aのお子さんが卒業をしたので今後も接点はないので関わらないと思います。
親は知ってか知らずか分からないが、さすがにお金に関しては言いにくく、自分の子供はお金より一緒に遊べることの方が重要な様子で注意すると嫌がる。
母親が謝りに来ましたが、最後に「同じ男の子だからお互い様ですよねぇー。」と言われた。
それを言えるのはこちらです!
怪我をされた親が言うセリフじゃないです。
その後も、その親子はトラブルだらけで、ついに2か月にして登校班を再構成しました。その時に言ったその母親のセリフが「こんな時に再結成なんて不思議ですよねー。」だそうです。
先生からの面談もあったはずなのに、理解してないとは怖いです。
Q8.ママ友トラブルなどで悩んだ時は誰に相談しますか?
次に「ママ友」へ相談する割合が18.3%と多い。
ママ友 | 21人(18.3%) |
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夫 | 38人(33%) |
父親 | 0人(0%) |
母親 | 18人(15.7%) |
親族 | 4人(3.5%) |
友人 | 14人(12.2%) |
子供が通う先の先生 | 3人(2.6%) |
その他 | 7人(6.1%) |
相談相手がいない | 10人(8.7%) |
Q9.子供のことを考えて、ある程度ママ友に対して我慢していることはありますか?
はい | 65人(56.5%) |
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いいえ | 50人(43.5%) |
Q10.ママ友に対して我慢していることをできるだけ詳しく教えて下さい。
Q11.新型コロナウイルスの影響でママ友とトラブルになったり巻き込まれそうになったことはありますか?
一方で7%の人が「はい」と回答している。
はい | 8人(7%) |
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いいえ | 107人(93%) |
Q12.新型コロナウイルスの影響でママ友とトラブルになったことをできるだけ詳しく教えて下さい。
「ママ友トラブルに関するアンケート調査」に関する考察
子供のことを第一優先に考えママ友との関係は慎重に保っている
子供を持つ母親たち同士の関係は現在どのようになっているのか?
いわゆるママ友と呼ばれる関係をどのようにして保っているのか?
どのようなことが原因でママ友とトラブルになることがあるのか?
編集部では、「ほとんどの母親がママ友とトラブルにならないよう関係を深めず日ごろの付き合いを避けているのではないか?」という仮説を立てていました。
ところが「ママ友の人数は5人以上いる人が多く」「半数以上の母親がトラブルにあったことがある」とアンケートに回答しており「子供同士の関係が崩れないことを第一優先に考えて、ママ友とトラブルにならないようにストレスを抱えながらも慎重に関係を保っている」ということがわかる結果となりました。
ママ友との関係を完全に避けるということは難しくトラブルも避けることができない現実が垣間見えました。
保育所・幼稚園・学校をきっかけとしたママ友関係は避けて通れない
ママ友になるきっかけで、もっとも回答が多かったのが「保育所・幼稚園・学校」です。
これらの施設は子供が関係してくるのでどうしても避けることができません。
実際に子供が通うことになる施設で出会う母親たちと関係が深まりママ友となります。
しかしながら、ママ友となっても、その関係が良好に続くかどうかはわかりません。
偶然に同じタイミングで同じ施設に子供が通うことになったという縁はあるかもしれません。
それだけでママ友とのトラブルを避けることができるとはならないのが難しいポイントです。
ママ友とトラブルになった割合は半数以上という現実
気の合う人もいれば気の合わない人とも関係を続けていかなければならないのがママ友です。
「ママ友とトラブルになった経験がある」と回答した人は、全体の51.3%と半数を超えています。
トラブルになった原因の多くは「価値観・意見の違い」です。
「子供どうしのトラブル」という母親だけでは防ぎきれない理由が原因になるのも知っておくべきでしょう。
詳しく回答されたママ友トラブルの原因を分析してみると根底に漂っていることは、「不安と恐れ」の感情があるということです。
自分自身の「不安や恐れ」を解消するために、他人を比較して悦にはいったり、気の合わない人をのけ者にしたり、子供どうしの関係に口をはさむといった行動をしてしまっています。
母親たちが子供のためを思って行動していたはずなのに「不安や恐れ」の感情を上手くコントロールできなくなり、知らず知らずのうちにストレスを抱えてしまった結果、ママ友トラブルの原因を作り出してしまっています。
けれども、人間なので感情を排除することはできません。
感情が人の心を動かしているという事実も忘れてはいけません。
ママ友トラブルの解決の手がかりとして、母親たちがママ友に対してどのような感情をもっているのかを知るべきではないでしょうか。
知られざる母親たちの心のストレスや葛藤が子供たちを守っている
トラブル回避の解決策になる可能性がある母親たちの感情について考えてみます。
子供をもつ女性たちはママ友に対してどのような感情をもっているのでしょうか?
アンケートによると「ママ友に対して我慢していることがある」と回答した割合は56.5%で半数以上です。
我慢している内容を詳しく分析してみると、ひとつの共通点がわかります。
我慢というとマイナスな気持ちを思い浮かべますが、実際はもっと深いところにありました。
それは、「子供のことを第一優先に考えている」ということです。
子供どうしの関係を崩さないために、気の合わないママ友とも我慢して関係を続けている母親たちが多くいることはもっと世間に知られるべきです。
そういった関係がとても大きなストレスになって疲れている人も多くいるでしょう。
けれども、見方を変えれば、子供を第一優先に考えている母親たちの心のストレスや葛藤が子供たちを守っているとも見て取れます。
つまり、子供をもつ女性たちの感情は、子供のことを第一優先にして子供のことは守っているが自分自身のことまで守れていないということではないでしょうか。
トラブルなどで悩んだ時に相談する相手でもっとも多く選ばれたのが「夫」です。
日本の母親たちは子供を守るために大きなストレスと戦っています。
そんな女性たちを守れるのはいちばん近くにいる男性しかいないかもしれません。
もっとも身近にいる男性たちにこそ、今回のアンケート内容からママ友トラブルの現実を知ってもらいたいと切に願います。
ママ友とのトラブルは普段の生活環境や会う機会の回数が影響している
最後に、2020年には避けて通れない話題の新型コロナウイルスの影響についてアンケートをとりました。
「新型コロナウイルスの影響でママ友とのトラブルになったことがある」と選択した人は全体の7%しかいませんでした。
93%の人が「ない」を選択しています。
トラブルにならない原因として多く回答された理由は、「コロナウイルスの影響で会うことが少なくなったのでトラブルはない。」という内容でした。
感染防止のために外出を自粛し自宅にいることが多く、実際に会う機会が減ったことがトラブルにならない要因のひとつです。
しかしながら、コロナウイルスの影響でトラブルがあったと回答した人の原因の多くは、「マスクをしていなかった」ことです。
ここでいうトラブルの原因の本質は、外出を自粛するべきところに会ってしまっていることです。
ということは、ママ友とのトラブルは会う機会を減らすことも解決策のひとつかもしれません。
編集後記
今後、社会情勢は急激に変化していくことは間違いありません。
コロナウイルスをきっかけに、いままで気づけなかったことを社会全体が理解するタイミングになると思います。
かつての大震災の時よりも社会的な変化を大きく感じている人も少なくないと思います。
子供をもつ女性たちのママ友との関係については、これまで想定しなかったような大きなトラブルとなることも増えてくると予測されます。
前例がないような原因によって起こるトラブルもあるでしょう。
すでに忘れてしまった人もいるかもしれませんが、2019年の流行語大賞は「OneTeam(ワン・チーム)」です。
予想をはるかに超えて盛り上がったラグビーW杯での日本代表が掲げた言葉がこのワン・チームでした。
ラグビーのワールドカップで上位に入った日本代表の姿を思い出します。
子供を守れるのは大人しかいません。
その為には子供をもつ女性の思いやストレス、葛藤を受け止める身近な人たちのサポートが大切です。
そして、コロナウイルスで疲弊している社会を取り戻すには、日本にいまこそワン・チームの心が必要でしょう。
プリママーズも、ワン・チームの精神を忘れず、これからも子供たちのサポートに繋がる調査を続けていきます。
今回のママ友トラブルのアンケートでわかったことをたくさんの人に共有してもらえれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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