稽留流産を経験したのは、37歳。
「稽留流産後は妊娠しやすい」
と先輩ママ達に慰められました。
2人目の妊活を頑張るも、現実は厳しく毎月撃沈すること約4年。
諦めかけた頃に、下の子を授かりました。
今回は期待しすぎた「流産後は妊娠しやすい」と言われる理由について調べてみました。
目次
稽留流産後は妊娠しやすい?しにくい?
ママ友の中には、稽留流産後お休み期間を設けてすぐに妊娠した人が数人居ました。
「元気な赤ちゃんをまた授かる事ができるかも。」
と希望を持てました。
流産後に妊娠しやすい理由としにくい理由について調べてみました。
稽留流産後は子宮がリセットされ妊娠しやすい
流産後に婦人科で「授かりやすいと伺ったのですが本当ですか?」と尋ねてみましたが、医学的な根拠はないとの答えが。
ポリープや癒着が見つかり治療することで、流産後に妊娠率が上がるというケースは考えられると説明がありました。
流産後の子宮内膜環境には個人差があるため、必ずしも流産後は妊娠しやすくなるという訳ではないようです。
稽留流産後、約4年間妊娠しなかった
流産後は、なかなか授かることができず夫婦で色んな検査をしましたが原因は不明。
体外受精にするか否かを悩んでいる頃、第二子を授かりました。
私のように原因は不明だけれど、流産後になかなか妊娠しないという方もいらっしゃると思います。
不妊症の検査を受けておくと原因が分かるかもしれません。
コロナが流行し不妊治療を諦めたら妊娠
体外受精を前向きに夫婦で話ていた頃、コロナが流行。不妊治療は不要不急なのかという話題にもなり、お休みしました。
しかし、収束する気配もなく、不妊治療を諦めることを決めました。
その翌月、タイミング治療で自然妊娠している事が発覚し驚きました。
高齢出産を経験したママ友との会話です。
不妊治療はゴールが見えないので、簡単に諦められないと思っていました。
その為、体外受精にステップアップできなくても、夫婦でコンディションを整えたり、タイミングを計った事が結果に繋がったんじゃないかなと思います。
アドバイスは誰にでも当てはまることではない
妊活中は「時間」はとても貴重です。
その為、稽留流産後は妊娠しやすいと聞いた時は、すぐにでも再開したいという気持ちが私にもありました。ですが、妊活再開については、個人差があります。
「諦めたら妊娠した。」
というアドバイスは誰にでも当てはまる事ではないですが、声をかけてくれたママ達は励ましの言葉として言ってくれたんだと感じています。
稽留流産後はしっかり静養
稽留流産の手術は日帰りでしたが、数日間は安静にし過ごしました。
術後は、不正出血や生理不順もあり、何度か検診にいきましたが子宮の回復具合に問題はありませんでした。
ですが、フェリチン値が下がり隠れ貧血気味だったので、食事に加えて、レピールまめ鉄のサプリを服用し鉄分を意識して摂るように心がけました。
稽留流産後は焦らず、ゆっくり静養しコンディション回復に努めてくださいね。
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