新生児の顔や頭にかさぶたのようなものが
生後2週間、うちの子も例に漏れず乳児湿疹が現われ始めました。
顔や首にニキビのように赤いポツポツができてしまい、赤ちゃんは常にツルツルお肌なのかと思っていた私はビックリしました。
会う親戚みんなに”よくあること”だと言われて、異常ではないんだなと安心しましたが、早く良くなって欲しかったので清潔にすることと保湿を心がけました。
しばらくすると徐々に治ってきて、もうすぐツルツル卵肌だ〜と安心していたのですが、眉毛あたりにできたプツプツがあまり良くなっていない事に気づきました。
むしろ・・・増えている?
よくよく見てみると髪の毛の生え際あたりにも同じようなプツプツしたものができていました。
しかもニキビというよりはどちらかと言うと黄色いかさぶたに近いものでした。
1ヶ月健診の際に乳児湿疹について相談していたのですが、「乳児湿疹に処方するお薬とかは特に無くて自然に良くなるのを待つしかないので、清潔に保つようにしてあげてください」としか言われませんでした。
なので言われた通り清潔にするように心がけ、そのおかげかニキビのような赤みはかなり引いたのですが、かさぶたのようなものは頭頂部に向けて広がっているようでした。
これはもしや、乳児湿疹とはちょっと違う何かかな?と思ったので、調べてみる事にしました。
かさぶたの正体は
【新生児 頭皮 かさぶた】などのワードで調べたところ、同じような症状で悩んでいる人がたくさんいました。
この時点でよくあることなんだなーとホッとしました。
どうやらこのかさぶたのようなものは、乳児湿疹ではあるらしいのですが、その中でも脂漏性湿疹と呼ばれるものだそうです。
私はてっきり頭皮が乾燥して、めくれたりひび割れているのかと思っていました。
脂漏性というだけあって、かさぶたの正体は過剰に分泌された皮脂が固まってできたものでした。
皮脂分泌が落ち着く2〜3ヶ月頃には自然と消えていくそうです。
脂漏性湿疹の対処法
痒がるそぶりもなく、害はなさそうだったので、周りの言う通り時が経って落ち着くのを待とうかなーとも思いました。
しかし4ヶ月が過ぎても落ち着く様子がなく、本当に治るのかな〜と疑心暗鬼になってた頃、予防接種で病院に行った時ついに医師から指摘されました。
でもやっぱり、”自然に治るもの”と言われてしまいましたが、「気になる様だったら早めに良くなる方法があるから試してみて」と言われました。
その方法が、お風呂に入る前にベビーオイルやオリーブオイルなどでふやかしておくと言うものでした。
そうするとお風呂で洗い流した時に、剥がれやすくなるそうです。
ちなみに、私はずっと刺激しないほうがいいのかと思って頭はお湯で洗い流すのみにしていたのですが、脂漏性湿疹は皮脂の塊なのでベビーソープで洗った方が良かったみたいです。
オイルでふやかすとお湯で洗い流すだけではベタベタになるので、むしろベビーソープを使わないと大変なことになります。
実際に試してみた
まずはおでこの生え際から試してみました。
お風呂に入る30分前くらいにベビーオイルを垂れてこない程度に塗布します。
そしてベビーソープで優しく泡だてて洗い流します。
私はこれを3日に1回の頻度で行いました。
すると小さいかさぶたが少しずつ剥がれて取れてきているようでした。
しかし大きめのかさぶたに関しては、少し浮いてきているような気はするものの、なかなか剥がれてくれませんでした。
仕方ないので、ほとんど剥がれているものは自分の手で少しずつ優しく剥がしてあげました。
あまりいじらない方がいいんだろうなーとは思ったのですが、オイルを塗ってお風呂で洗い流すだけでは残念ながら劇的にポロポロ取れると言う感じではありません。
かと言って自然に取れるのを待っていると、油や水分を含んでふにゃふにゃになったかさぶたがずっと頭にこびりついていることになります。
なのでそこまでふにゃふにゃになったものは手で一つ一つ除去しました。
丁寧に取り除いて言った結果、6ヶ月になる前までにはすっかり綺麗な頭皮になっていました。
もうちょっと早めにこの方法を試していたら、もっと早く綺麗になっていたのかなーと思います。
自然にも治らなかったし、オイルつけてもポロポロ取れると言う感じではなかったので、うちの子のはもしかしたら頑固なタイプの脂漏性湿疹だったのかもしれません。
まとめ
新生児期に乳児湿疹が現れると言うことを知らなかったので、初めはアトピーかと思ってしまいました。
乳児湿疹は清潔に保ってあげたり、ご紹介した方法できちんと対処すれば必ず良くなります。
うちの子も今ではすっかりすべすべ卵肌で、触れるのがとても気持ちいいですよ〜。