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1歳3ヶ月の息子(子供)と一緒にインドネシアバリ島に海外旅行
1歳3ヶ月の息子(子供)と海外旅行を決行するまでの体験談を掲載しています。
歩くのが楽しい時期、ジッと同じ場所で遊ぶ事にも飽きてしまう活発な時期なので、長期フライト(7~8時間)しかも日便だったので、旅行を決行するまでに色々と不安もありました。
子供がもう少し大きくなってから?
子供の負担が少ない旅行先にしては?
と思う事もありました。
今回は、高齢になった両親がどうしても前々から計画しては体調面なので延期になっていたバリ旅行。
家族全員で高齢になった両親をサポートし旅行を実現してあげたいと思いました。
1歳3ヶ月の息子(子供)に海外旅行中に負担がかからないよう下準備は万全で挑みました。
赤ちゃんや1歳・2歳などまだ幼いお子様と海外旅行を計画されている方の参考になれば嬉しいです。
パスポートを作る
海外旅行に必ず必要なのはパスポートです。
子供のパスポートを発行するのに必要なもの
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本または戸籍抄本
- 写真
- 身元確認書類
- 住民票
各都道府県で異なる点もあるので旅券窓口に直接問い合わせを行う事をおすすめします。
パスポートを受領するときは必ず子供も一緒に行く必要があります。
息子は12歳未満なので5年間有効な旅券になります。
収入印紙が2,000円+収入印紙が4,000円でした。
パスポートの写真撮影はスピード写真では無理だなと思い、旅券窓口前の写真館で撮影しました。
私と息子の間に白い発泡スチロールを挟み抱っこした状態で撮影。
初めてのカメラに無表情で視線をおくる息子のパスポート写真が出来上がりました。
赤ちゃん&子供との長時間フライト機内での過ごし方
日本からバリへの出発時刻は午前10時から…
1歳3ヶ月の息子の暇つぶし、機内での過ごし方など対策を考え調べてから当日実行しました。
エコノミーの場合、10kg未満であればバシネットをチェックインの際に希望する事ができます。
ガルーダインドネシアは1歳以上になるとバシネットの希望が通りにくいかもしれないと旅行代理店から伺っていました。
空港までは自宅から3時間あるので、前日に空港近くのホテルに宿泊。
バリ出発当日に両親と空港で待ち合わせをし、1番乗りで一緒にチェックインしました。
バジネットが設置される前方の席は足元は広々としていますが、肘置き部分が持ち上がりません。シートベルトサインが出るたびにバシネットから出して、ママが抱っこという事もあります。
後方の席になると肘置き部分が持ち上がるのでパパとママの膝の上で横になる事ができます。
出発時は空席があるという事だったので後方の席を希望、両親と前後の席をリクエストしました。
結果、両親が前方、空席だらけだったので1席分を息子が使用する事ができ、昼寝もしっかりしてくれました。
出発前は空港内にあるキッズルームやプレイルームで遊び、離陸時はお腹を少々空かせて耳抜き用に用意していたミルクを飲ませたら即効で寝てくれました。
離陸時、着陸時の際には持参していた哺乳瓶にお湯を入れてもらいミルクを調合し利用しました。冷ます時間も考慮しておくと良いかと思います。
2~3時間ほどしたら目が覚めたのでDVDレコーダーを見せたり、絵本、シール遊び、お絵かきボードを小出しに遊んだり、空席が多かったので散歩してみたりしました。
DVDレコーダーは子供用のヘッドフォンを持参したのですが嫌がりました。
空席が多く、飛行機内の音が大きかったので少量の音量を出してDVDを流しても問題がありませんでした。
2席シートで窓際で使用できたという事もラッキーでした。
フライト中で上映されている映画の中には、トーマスなども視聴することができるので音がなくても楽しく過ごしていました。
バリから日本に帰国する際は夜00時過ぎでした。
すでに1歳3ヶ月の息子は眠ってしまっていました。
帰国の際はとても混んでいたのでバシネットを希望しましたが無理かなと思ったのですが、体重が9kgだと伝えるとリクエストに応えてくれました。
帰りはバシネットでぐっすり。
しかし、1歳3ヶ月の息子はバシネットの使用はぎりぎりだなぁと思いました。
シートベルトランプが点滅するとバシネットから出して抱っこが必要になります。
これが離陸時、着陸時を合わせて5回くらいありました。
飛行機内は寒かったり、暑かったりするのでお子様の着替えは準備しておくことをおすすめします。
長時間のフライト後は、空港内で少し休み朝食をとって気分転換しました。
空港からは両親と一緒に車で3時間かけて帰宅しました。
長時間の移動だったのですが、バジネットでは寝心地が悪かったのかチャイルドシートでもぐっすり。
途中のサービスエリアで昼食をとって、少し散歩して帰りました。
この際もDVDレコーダーはとても活用できました。
アイパッドでもいいかなぁと思ったのですが、手の届く場所にあると興味を示し触りまくるので壊れてもいいかなという思いでDVDレコーダーを購入。
このDVDレコーダーですが規格によっては、手荷物として利用できない場合もあるので旅行代理店に確認することをおすすめします。
私も、旅行代理店に確認し規格を写メして電気屋さんで相談して購入したものを持参しました。
バリ滞在中の幼児食について
バリでの飲料水はミネラルウォーター。
水道水はNGですし、氷にも注意が必要とされています。
プールのお水でさえ下痢などの症状が現れる場合も。
バリ在住中の離乳食・幼児食は日本で購入し持参しました。
栄養面に心配を感じたので出発前から青汁を飲ませ慣れさせたり。
無印良品で購入した乾燥野菜なども持参しました。
哺乳瓶や食器などもすべてミネラルウォーターを煮沸し消毒。
サトウのご飯は湯煎して利用しました。
歯磨きの際もミネラルウォーターで毛先を洗浄しました。
プールの水もNGです。
塩素濃度が高いのか日本のプールより明らかに塩素の香りがします。
口に入らない用に浮輪を持参、浮輪から出たがっても抱っこして口に水が入らないように気をつけました。
スーツケース半分が埋まるくらい持参した子供の幼児食は、食べたり食べなかったりと好みもあったので、余分に持参して良かったと思いました。
旅行も終盤になると、大人だけが美味しい料理を食べているのが申し訳なくなり散歩中に見つけた高級リゾートホテルで食事をする事に。子供用にフレッシュフルーツなどを注文。
ここなら大丈夫かなぁと思いつつも、スイカやイチゴなどを食べさせましたが体調には問題がありませんでした。
バリのスーパーで購入したお水は、日本のイロハスに似ている「ADES」というコカ・コーラーから販売されているものを購入。
飲んでみた感じは硬水ではなかったので息子もすんなり飲んでくれました。
子供の予防接種と体調管理&海外保健
今年の4月から保育園に通い出した息子は、風邪を繰り返していました。
旅行に出発する5日前から保育園は休ませ体調を万全に整えました。
麻疹(はしか)のニュースも気になったので係りつけの小児科へ相談へ。
1歳で予防接種を行っているので免疫は上がってきてる頃だけどねと言われました。
小児科では、「虫刺されの塗りぐすり」「汗疹のくすり」「とんぷく(粉)」「鼻かぜのくすり(粉)」を処方して貰いました。
通常だとシロップで処方される薬もあるのですが、常温で持参できる粉薬にして欲しいとお願いしました。
海外保健では「三井住友海上ネットde保健」などを毎回利用しているのですが風邪薬などを処方されている息子は加入が出来ませんでした。
旅行代理店で相談し、小児科で風邪薬などを処方されていても加入できる「AIU 海外旅行保険」を利用。
スタンダードなプランで家族3人、保健料は2万円でした。
海外保健にはしっかり加入して行かれる事をおすすめします。
子供の虫刺され予防
引用元:CAYA(虫除け子供服)
バリでは蚊以外にも、蜂・蜘蛛・アリなど虫に刺される可能性があります。
デング熱も心配だったので虫除けアイテムを多数、持参しました。
- 病院で処方してもらった虫刺されの塗り薬
- 虫除けパッチ
- 虫除けスプレー
- ママバター日焼け止め&虫除け
- 蚊取り線香
- どこでもベープ
- 虫よけ子供服CAYAのメッシュクロス
CAYAのメッシュクロスは、虫が気になる外出先で息子が眠ってしまった時などサっとかけるだけで予防できたので活用できました。
通気性もよく、携帯しやすいので日本でも外出先では携帯しています。
パパ・ママは数箇所、刺されてしまいましたが、息子への虫除けには気をつけていたので、5日間滞在して1箇所だけしか刺されませんでした。
夕暮れになり、野外での食事中に蚊に刺されます。
大人用のキンカンを持参していたのですが、かなり役に立ちました。
息子は衣服と靴に虫除けパッチを毎日貼っていたので効果があったようです。
デング熱は潜伏期間もあるようなので、体調面の変化など気にして過ごしました。
子供の着替えや服装
バリの朝は冷え込むと思い込んでいたので、寒かったら風邪をひいてしまうと厚着をうんと持っていきました。
しかし、思った以上にバリは暑かった!!
日中とても汗をかくので、息子は1日4回は着替えていました。
着替えが足りない!!と焦ったのですがバリには沢山のクリーニング店があり朝だせば夕方には出来上がります。
柔軟剤ではないのですが仕上げになにか香り付けにスプレーを吹くのでそれをしないで欲しいとリクエストしました。
スーパー袋いっぱいの洗濯物を出しても300円程度で仕上げてくれます。
インナーはメッシュのタンクトップに半袖、半ズボンを着せていましたが、室内はクーラーが利いているので羽織るものを1枚。
就寝時はメッシュのタンクトップに厚手のパジャマを着せていました。
旅行も終盤になると、首あたりに汗疹が出来て痒そうだったので病院で処方してもらった塗り薬をぬると落ち着きました。
多少の夫婦喧嘩
ママもパパも旅行中は順番にリフレッシュ!!
バリが初めてのパパは旅行中1日だけ一人で行きたいところへ遊びにいきました。
高級リゾートホテルに一泊し、ママだけバリマッサージを受けました。
順番にリフレッシュしていたのですが、多少の夫婦喧嘩はありました。
旅行前は、子供の荷造りを任せっきりでアレコレと焦っている私がちょっとキレたり。
旅行中は、私ばかりが子守している気がしてちょっとキレたり。
そんな事はないと、普段は怒らないけどバリが蒸し暑くてパパがキレたり。
と…多少の夫婦喧嘩がありました。
初めての海外旅行なのでお互いの役割がハッキリしていなかったのも原因だと思います。
パパは車の移動や、イモトのwifi、荷物持ち、バリの情報や立地を把握していたりと色々と調べていてくれたようです。
次からの海外旅行は、計画中に役割を決めておこうと思いました。
まとめ
1歳3ヶ月の息子と初めての海外旅行。
出発前は不安も多々ありましたが、バリ旅行が実現してとても良い思い出になりました。
初めての海外、初めてのプール、初めての海etc…いろんな体験ができ息子も毎日ご機嫌でした。
今回はウブドに滞在していたのですが子供が喜んで遊べる観光地が沢山あります。
「Monkey Forest」「Bali Zoo」「Green village」「kecak」の他、プールで遊ぶのもおすすめです。「Bali Zoo」ではプールもあり、像さんにも乗れるのでおすすめです。
3,000円くらいのベビーカーを持参したのですが、ウブド近辺では使用しませんでした。
宿泊先のウェイトレスさんが臨月だったので、ベビーカー使いますか?と訪ねたら自宅で使うとの事だったのでプレゼントして帰りました。
動物園などの施設ではベビーカーを利用している旅行者の方はいらっしゃいましたが、ウブドの道は凸凹なのでベビーカーよりも抱っこ紐をおすすめします。
私の息子はまだ、1歳で抱っこもそんなに苦ではないのでベビーカーがあまり必要ではありませんでしたが、空港内や観光施設内で赤ちゃんやお子さんが眠ってしまった時などはベビーカーが便利なように感じます。
1歳の赤ちゃん・幼いお子さんとの海外旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。
準備万端で楽しんで下さいね!!