言葉の発達の目安とは!?
来月で2歳になる息子は周囲と比べて言葉が遅くやっと「ママ」「パパ」が言えるようになってきました。
言っている事は理解しているようなのですが、言葉の成長に不安があり調べてみました。
赤ちゃん:「あ~」「う~」などの喃語から始まります。10ヶ月位になると喃語が少なくなり、代わりに身振りや手振りが加わります。
1歳:「ワンワン」「ブーブー」など名詞を話すようになり、他人の言葉を真似したりします。
1歳半:名前を呼ばれると「はーい」など単語の数も増え、「だっこ」などの要求も言葉に出てきます。
2歳:名詞と動詞や要求語など2つの単語を使うようになります。
3歳:主語と目的語と述語など3つの単語を使うようになります。
我が子がなかなか二語文を話さないので不安も感じ、アドバイスも欲しかったので発達に関するカウンセリングを受けてみました。
言葉の発達には個人差がある
「男の子は言葉が遅い」とよく耳にしますが、あまり性別に差はなく生活環境や個性によって発達のスピードは異なるようです。
子供は「聞く時期」がとても大切、言葉を蓄積することで言葉の発達を伸ばす事が出来るようです。
「絵本を読み聞かせしている」
「パパ・ママが良く話かけている」
「兄弟姉妹が多く会話が耳に入ってくる」
「保育園に通っている」
「TVを長時間視聴していない」
など言葉に触れる機会が多いほど言葉の成長も早い場合があるようです。
カウンセリングでは言葉の発達だけではなく「運動」「社会性」「言葉」など全般的な発達を総合的に診察して貰いました。
診察結果は、運動と言葉の成長に差あるという事。このまま差があると自分の気持ちを伝えれないストレスを感じたり、手が出てしまう事も考えられると教えて頂きました。
子供の言葉をを促すコツなどをカウンセリングでは指導して頂きました。
子供の言葉の発達を引き出す声かけ
カウンセリングを受けて「ハッ」と気づいた事がありました。
一人っ子の息子は「パパ」「ママ」と呼ばなくても振り向いて貰えるという環境だという事。
「ん~」とか「あ~」と言えば「なぁに?」と声をかけていたのでカウンセリングを受けた時に「たまには聞こえない振りをしてみてください」と言われました。
自宅に帰ってさっそく実践、聞こえない振りをして「ママ」と呼ばれるのを待っていると最初は「ん~ん~」言っていたのですが側に来て「ママ」「いこ」と二語文を話ました!!
子供の気持ちや思いを言葉にする
まだ上手に伝えれない子供の気持ちを親が代弁する事で足りない言葉を覚えていくようです。
抱っこして欲しくて両手を広げて待っている時などは「だっこ?」と聞くと「だっこ」と要求を言葉にするようになりました。
指さしをして何かを求めている時は「ちょうだい?」かなぁと聞くと「うん、うん、ちょうだい」と言うので「何を?」と訪ねると「みかん」と答えるように。
質問する事も言葉を促す1つのコツだと思います。
絵本や言葉遊びを楽しむ
子供はお母さんの声を聞くだけで安心します。
お母さんの声は言語の発達だけではなく、社会的コミニケーション能力に欠かせることのできない脳の刺激を受けているアメリカの研究結果もあるようです。
一緒に歌ったり、絵本を読んであげるはとても大切。
絵本通りに読み聞かせするのではなく「グリとグラは青色と赤色のお洋服着ているね」「みんなで美味しくホットケーキを食べているね」などの情報も言葉にして読んでいます。
また、質問する事で言葉の意味を理解しているのか確認する事も。「飛行機はどれかな?」など質問すると絵本に描かれている飛行機を指さしするように。
子供は歌も大好き、一緒に歌うとニコニコご機嫌になります。まだ、歌う事が出来なくても手遊び歌は動作を真似しなが一緒に楽しめます。
記憶力の活性化にもなりスキンシップにも繋がります。
大好きなお母さんの声を聞く事は情緒の安定にも繋がり、感情のバランスを整えてくれるようです。
まとめ
言葉の発達に関して子育てカウンセリングを受けて良かったと思いました。
小児科とは違い、発達障害などを専門にしているので時間かけて丁寧に受診して頂けました。
子供の持っている力を信じて、引き出すポイントなども指導して頂けます。
子育てに関する不安も相談できホっとしました。
絵本や手遊び歌を親子で楽しく過ごしていると日に日に言葉が増えてきました。
子供は「言葉を溜め込む」時期もあるそうです、息子はこれから溜め込んでいた言葉を少しずつ聞かせてくれるのかなぁと思っています。
焦らず、子供のペースに合わせてサポートしていきたいと思っています。
言葉の発達で不安や悩みを抱えていらっしゃる方は一度、子育てカウンセリングを受診されるのも検討されてみてはいかがでしょうか?