赤ちゃんのおへそはいつまでデベソ?圧迫治療もむなしく1歳で臍ヘルニア手術を受けました。

「かわいい赤ちゃんのおへそっていつへこむの?」

「1歳になってもおへそが出てるけど大丈夫なのかな?」

第一子の出産であれば、検診などで指摘されない限り、新生児の「デベソ」=「臍(さい)ヘルニア」は問題ないと思いがちです。

我が家の場合、第一子となる息子は、腸回転異常症で産まれ手術を行いました。

その為、術後の経過のことばかり気がかりに思い「赤ちゃんのおへそがいつへこむのか」に関して無知でしたし、正直おへその形を気にしている場合じゃないというのが本音でした。

2歳頃に臍ヘルニア手術も検討しましたが、生後5日後に大手術を行っていたので何度もお腹を切るという事に抵抗があったのと、それほど酷くないという診断だったため圧迫治療以外は行いませんでした。

そして、第二子となる娘もデベソちゃんだった我が家。

生後3ヶ月後から1歳まで圧迫治療を行いましたがこれまた効果なし。

娘は、酷くおへそが出ていた為、大学病院で二泊三日の臍ヘルニア手術を受けました。

今回は、上の子と(手術なし)と下の子(手術あり)のおへその画像も合わせてご紹介しています。

他のお子さんと比較しようがなく、手術をするか否か悩んでいるお母さんは是非参考にしてみてください。

生後5日後に、息子の腸捻転(腸回転異常)が発覚、緊急オペを行いNICU(新生児集中治療室)で治療しました。生後1ヶ月NICU(新生児集中治療室)で赤ちゃんと一緒に頑張っているパパ&ママの参考になれば嬉しいです。その後、第2子の稽留流産を経験しました。現在、二人目妊娠中です。

まずは綿球圧迫療法で経過観察を行う

上の子のデベソ(臍ヘルニア)に気が付いたのは友人の一言でした。

友人:「腸回転異常の傷よりも、デベソが酷くない?」

私:「え!?おへそってもうへっこんでるの?」

この頃、上の子が1歳を迎えていました。

それまでの検診で、指摘された事がなかったので驚きさっそく主治医に相談し綿球圧迫療法を2歳まで行い経過観察を行いました。

綿球圧迫療法を継続して行うと「少しおへそがへこんだかも!」と思う事もありましたが・・・テープを外した2~3日後にはまた出てくるの繰り返し。

自然に治る事を祈っていましたが、上の息子は6歳になる現在もおへそが出ています。

この経験から、娘は3ヵ月検診後から綿球圧迫療法を開始しました。ですがやはり息子同様、効果がなかったです。

二泊三日の臍ヘルニア手術は母子同伴

赤ちゃんデベソ臍ヘルニア
息子より娘のおへそは酷くでていた為、大学病院を受診。

直径3cm程飛び出しており、腹膜などを切り綺麗に直した方がよいとの診断でした。

入院は母子同伴の二泊三日。

翌日から普段通りの生活を送れるとの事でしたが、連休をはさみ保育園には退院3日後から登園しました。

手術当日は朝食なし、水分も3時間前まで

麻酔の関係で手術当日の最後の食事は、明け方4時まで。

水分は約3時間前の8時までと指導がありました。

子供が起床する時間は6時、そこから11時まで何も食べれないのはお腹もすくし機嫌も悪くなる為、看護婦さんに相談し許可を得て、明け方3時半に起こしゼリーやおにぎりを食べさせました。

手術後は、点滴に繋がれ食事も欲しがらなっかったので、おにぎりを少しでも食べさせておいてよかったなぁと後々思いました。

臍ヘルニア手術は2時間弱、HCUで1時間過ごす

手術が終わり、HCU(準集中治療管理室)で子供と対面。

麻酔から覚めているけれど、泣いては寝てを繰り返しています。

「よく、頑張ったね」

そう言って背中をさすってあげると、安心している様子が見られました。

手術後はテープが貼られていて、少し出血しています。

「痛みはないのかな?」

と思いましたが、一般病棟に戻ってからもスヤスヤと眠っていたので安心しました。

点滴が外れるまで食欲が落ちる

食事はしっかりと食べるタイプの娘ですが、食欲が落ちました。

術後当日は、ゼリーと水分のみ。

翌日は、ゼリーとスープと水分のみ。

退院後、自宅でお粥をたべました。

食欲が戻るまでは、消化のよいお粥やうどん、擦りりんごなどを食べていました。

医師から食欲が減るようであれば来院くださいと言われていたのですが、2~3日経過すると元の食事量に戻りました。

臍ヘルニア手術費は健康保険が適用される

臍ヘルニア手術費は健康保険が適用されます。

また、娘はコロナ禍での妊娠&出産だった為、出産前から生命保険に加入していました。

その為、臍ヘルニアの入院手術費などの給付金を受け取ることが出来ました。

臍ヘルニア手術をしなかった息子のおへそはデベソのまま

続いては、手術を行った2歳の娘のおへそ。

手術を行わなかった2歳の息子のおへそ、そして6歳になる現在のおへそ画像を紹介します。

【臍ヘルニア手術をした】娘2歳のおへそがコチラ

赤ちゃんデベソ臍ヘルニア
術後は、皮膚が固く馴染んでいませんでしたが、2歳になる現在は柔らかくなりへこみがあります。

おへそが出ているのもチャームポイントだと愛着がありましたが、無事に治り一安心しています。

塗った傷がほとんど残らない方法だった事もあり、経過もよくデベソといわれる形状が綺麗に整いました。

【臍ヘルニア手術しなかった】息子2歳のおへそがコチラ

赤ちゃんデベソ臍ヘルニア
こちらは、手術を行わなかった上の息子の2歳頃のおへその画像です。
(※おへその上にあるのが腸回転異常症の術後の傷です)

娘は直径3cmほどおへその周りが大きく膨らんでいる状態でしたが、息子は皮がたるんで出ている感じでした。

大学病院や小児科、1歳・2歳検診などで関わる医師から、手術はしてもしなくても良いという診断だったため行いませんでした。

【臍ヘルニア手術しなかった】息子6歳のおへそがコチラ

赤ちゃんデベソ臍ヘルニア

小学校に入学し、プールが始まりましたがお友達におへそでからかわれる様子もありません。

おへそを治せることを伝えましたが「このままでいい。」とあまり気にせず過ごしています。

綿棒でお掃除する時に、皮が邪魔だなと感じるくらいで生活には何も支障なく暮らせています。

赤ちゃんのおへそがデベソかも?お医者さんに相談してみよう

デベソのままでも問題なく過ごしている上の子が居るように、必ずしも手術が必要という事はありません。

ですが、娘のように臍ヘルニア手術を早期に行うケースもあります。

赤ちゃんのおへその消毒やスキンケアの際に、「おへそ出てるな」と感じたら、お医者さんに相談してみてください。

早期であれば、圧迫治療プラス、成長の経過と共に自然に治るかもしれません。

臍ヘルニア手術を検討されている方は、画像を合わせ参考になれば幸いです。

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

~~~~~~~~~~
primamasライターが選ぶbestサプリ!
妊活中から授乳中まで安心して続けられる、無添加・オーガニックの葉酸
Lepeel Organics |レピールオーガニックス

レピールオーガニックスPC
~~~~~~~~~~

ABOUTこの記事をかいた人

生後5日後に、息子の腸捻転(腸回転異常)が発覚、緊急オペを行いNICU(新生児集中治療室)で治療しました。その後、第2子の稽留流産と不妊治療を乗り越え娘を出産。赤ちゃんと一緒に頑張っているパパ&ママの参考になれば嬉しいです。