妊娠悪阻、切迫流産を乗り越え、なんとか迎えた妊娠後期。
妊娠後期は赤ちゃんが成長する事によって、不調や不快な症状を感じる方も多いのではないでしょうか?
「トイレが近くなった。」
「足の浮腫みが酷い。」
「お腹が張ってしかたがない。」
その他にも、眠気や疲れやすいなど身体の変化は様々です。
ですが、妊娠33週頃に切迫早産と診断されました。
今回はその時の体験談をお話しています。
切迫早産の兆候と症状
妊娠中はお腹が大きくなるだけでなく、驚くほど身体が変化します。
私は、正直その変化についていくのがやっとでした。
それでも切迫早産と診断を受けました。
個人差はありますが、その頃の兆候や症状を振り返ります。
兆候
妊娠25週に行った健診時、子宮口が通常より開いていたため、医師から「早産が心配だな~。」と言われていました。
その後、妊娠33週の頃に切迫早産と診断を受けました。
一人目の妊娠でしたので、お腹の張りは感じていたものの、多いのか少ないのか?張っているのか張っていないのか全然分かっていませんでした。
だた、二人目の妊娠時に、あの頃のお腹の張りは異常だったと感じました。
症状
妊娠33週の頃、変わらず子宮口は開いていました。
それに加えて子宮けい管が2.0センチ以下になっていると説明を受けました。
体感は、実際赤ちゃんの重みが内側から膣に乗っかっているような、重みがダイレクトに伝わってきている感じがありました。
絶対に安静な生活が出来るのなら自宅でもOK。
ただし、それが不可能なら入院するよう、その場で判断を迫られます。
私の場合、里帰り出産の予定でしたので、万が一に備えてすぐに帰省し、実家で自宅安静することに。
その夜には夫の運転で実家に帰省しました。
お腹の張りには要注意
妊娠後期のお腹の張りの感じ方には個人差があると思います。
「チクチクしてした下腹部痛。」
「キュッっと締め付けられている感じ。」
「歩いた後にお腹の張りを感じる。」
etc・・・。
お腹が張っていると感じた時は、横になり安静にして過ごし様子をみましょう。
下記の表にお腹が張った時の対処法をまとめました、参考にしてみてくださいね。
- 無理をせず、休む
- 締め付けのない楽な服装で過ごす
- 白湯など温かい飲み物で水分補給
- 運動や長風呂は控え安静に過ごす
- 身体を冷やさず温める
お腹の張りが自然に収まらない、頻繁に張りを感じるなどの方は病院を受診する事をおすすめします。
自宅安静と入院のちがいは?
自宅安静になるか、入院になるかはケースバイケースです。
症状や週数はもちろん、上の子の世話をしなければならない等の家庭の環境は大きく関わってくると思います。
この部分がかなり重要ですし、お仕事をされている方であればお休みを余儀なくされます。
医師とよく相談し、無理なく過ごせる入院を選ぶ方もいらっしゃると思いますし、症状から入院確定の方もいらっしゃいます。
自宅にせよ、入院にせよ、赤ちゃんにとって最善の選択をし過ごしましょう。
自宅安静中の過ごし方
私にとって切迫流産に続く、2回目の自宅安静です。
切迫流産時と異なる点を挙げるとすれば・・・
切迫流産の時の安静期間は「動けるのに動けない」ことが辛かったのですが、この時の私は基本的に「苦しくて動けない」ことが辛かったです。
お腹は張るし、胃は圧迫されてどんな体制でいても息苦しいため安静に過ごしていました。
いろんな計画が突然崩れる中でも楽しみを見つける
つわりや切迫流産を経験した私は、ようやく残りのマタニティライフを楽しめると夢みていましたし、赤ちゃんを迎えるためにやりたいことが山ほどありましたが計画通りには進められませんでした。
体調を考慮しながら少しずつ作れますし、お裁縫が得意じゃなくてもガーランドは比較的簡単に作れるのでおすすめです。
ベビーグッズを作ったり、好きな映画をみたり趣味で気晴らしをし過ごしていました。
切迫早産を乗り越え、無事38週で出産
私の場合は、実家に車で帰郷できる距離だった事や第一子の妊娠だったため上の子のお世話の必要がなかった事もあり、周りのサポートに甘えて安静に過ごせました。
つわりに続き、切迫流産と切迫早産と乗り越える壁はいくつもありましたが、安静にすごしつつ、楽しみを見つけて無理なく過ごすことを心がけることが大切だなと感じました。
妊娠後期、残り少ないマタニティライフを心穏やかに過ごしていただきたいと思います。