人間は食べた物でできている
赤ちゃんを授かりたいと思った時に一番最初に見直したいのは夫婦の食生活。
健康的な食生活を送る事で妊娠しやすい体質をサポートできるからです。
現在、日本で不妊に悩むカップルは5.5組に1組といわれ、何らかの不妊治療を受けている人は50万人と推測されているそうです。
不妊の原因は1つだけとは限りません、いくつかの不妊要因が重複している場合もあります。
不妊症は女性の体の問題だと思われる事が多いですが、精子も加齢の影響を受けます。
精子が少ない、運動率が低いなどの場合は不妊の原因にも。
妊活中は妊娠率を高める食事を夫婦で意識し、栄養と食生活を改善する努力も必要です。
卵子・精子の質を高める食事とは!?
妊活をはじめていると「卵子の老化」などの情報を目にする事があります。
年齢が上がると自然妊娠率は下がり、35歳以降の妊娠数は減少し妊娠能力が低下、流産率も上がるそうです。
妊活中は卵子によい栄養素・食事を心がけ授かり体質をGETしましょう!!
妊活中は体を温め卵子力を高めよう
体を温めることは免疫力や代謝を高め、疲労回復にもなります。
そして栄養の吸収率も上がります。
体が冷えると女性ホルモンの不調に繋がる事もあります。
妊活中は体と子宮を温める食べ物を積極的に摂取しましょう!!
食材には体を冷やすものと温めるものとあります。
- しょうがやねぎ、にんにくなどは温め食材の代表です。
- 夏野菜やお砂糖を使ったお菓子などは体を冷やす食材です。
しょうが湯を朝一番に飲み続けるだけで風邪などの感染症予防にもなり冷え性の改善などが期待できます!!
【野菜類】
にら・ねぎ・ごぼうなど冬に旬を迎える・寒い地域でとれる食材
【穀類・豆類】
納豆・きなこ・そら豆・黒豆
【魚介類】
えび・あじ・いわし
【肉類】
鶏肉・牛肉
【果物類】
桃・ざくろ・きんかん
【香辛料】
しょうが・にんにく・みそ
【黒い食材】
黒米・黒ゴマ・黒
(ホルモンのバランスを整える)
【赤い食材】
赤身の魚・人参・クコの
(子宮力を高める)
温まるものは陽性、冷やすものは陰性です。寒い土地時期に育った植物は体を温めるてくれます。
食品の特性を理解し食べ合わせなど工夫をし体を温める食生活を送りましょう。
また、冷えの原因は食事だけではありません。運動不足やストレス、睡眠不足などにも注意しましょう。
体温が1度上がるだけで免疫力は約5倍になるそうです。
体の冷える食品や冷たい飲み物を控えるのも妊活中の食事の基本のようです。
妊活中は精子に元気を与える栄養素を摂ろう
精の付く栄養素の代表が「亜鉛」です。別名「セックス・ミネラル」と呼ばれているそうです。
インターネットで「妊活」や「男性」「不妊」「授かり体質」などで検索するとよく目にするのが「亜鉛」でした。
亜鉛が欠乏を防ぐ事で性的な機能を正常に保ち、受精の成立を助けてくれるようですね。
【野菜類】
ホウレン草・ニンニク・アボガド
【穀類・豆類】
米・納豆・アマランサス
【魚介類】
牡蠣・カニ・干えび
【肉類】
鶏肉・牛肉
【果物類】
ラズベリー・いちご
【香辛料】
しょうが・にんにく・みそ・かき油(オイスターソース)
亜鉛は体内のビタミンAの抗酸化作用の活性化さるので、風邪などの感染症の予防にも期待ができるそうです。
亜鉛は、精子や前立腺に多く存在し、性ホルモンの合成や精子の生成など、性に対して強い影響力を持っています。
1日の摂取量を守り、新陳代謝に欠かせないミネラル「亜鉛」を補いましょう。
夫婦で手軽に取りれられる葉酸サプリ
葉酸は妊活中の女性だけではなく、パートナーである男性にもメリットがあります。
葉酸はビタミンB12と一緒に血液を作る働きがあり、造血作用の働きがあります。
基礎代謝を上げて、細胞分裂や再生を促すので精子・卵子の質を高めてくれる働きも期待できるようです。
葉酸は貧血や美肌、育毛などのサポートにも欠かせない栄養素としても注目されています。
葉酸はレバー・納豆・ナッツ類・いちごなどに含まれているので食品でも摂取できますが、妊活中に夫婦で葉酸サプリを利用するのもおすすめです。
葉酸サプリには天然葉酸と合成葉酸の2種類があります。
コンスタントに服用するサプリメントなので夫婦で納得がいくメーカーの葉酸サプリを選ぶのが大切です。
過剰摂取にならないよう1日の摂取量を守り、食事とのバランスを調節しながら服用しましょう。
まとめ
理想的なのは1日3回の食事です。腹八分目を心がけ、よく噛んで、ゆっくり食べる。
食事はパートナーと一緒に楽しく過ごすのもポイントです。
ピクニックは食事も楽しめ、ハイキングなどで運動不足も解消できるのでおすすめです。
今回調べていて分かった事は、妊活中の夫婦は生活習慣、食生活を見直す事が大切だという事。
射精→排卵→受精→着床そして出産とそのステップは奇跡の連続!!
体の土台作りは妊活中から夫婦で協力し楽しみながらスタートする事をおすすめします。