1歳を過ぎてやんちゃになってきた息子さん、悪知恵も付いてきて常に目が離せません。
それでももうこんなこともできるんだなと驚かされることもあり、子どもの成長は本当に凄いなと感心しています。
しかしそんな成長を見る中で、気づいた事がありました。
ご飯を食べる、着替えをする、オムツを変えるなどの日々のルーティンの大切さです。
なぜそう思うようになったのか、そのきっかけとなった子どもの行動がありました。
食後に子どもが驚きの行動に
ご飯を食べ終わった子どもが食器を重ねだしたので、「あー食器で遊び始めた・・」と私は思いました。
なんでもおもちゃになるんだなぁと観察していたら、食器を重ねたままおとなしくなったので「もしかして遊んでたんじゃなくてお片付けしようとしてたのかな?」と気付きました。
子どもや自分が食べ終わった後、キッチンに下げやすいように食器を重ねるのですが、それを見て真似してるのかなと思ったのです。
それだけでも凄いなと感じたのですが、なんとその食器を持ってキッチンの方へと歩きだしたのです。
これも完全に私たちの真似をしているのだと分かりました。
毎日毎食やっていることなので、見て覚えたんだろうなと思いましたが、1歳児にそんなことができるとは仰天でした。
こうやるんだよと毎回教えていたわけではなくて、見て覚えたことを自主的に行動に移していることが凄いなと感じました。
流石にまだシンクには届かないので、シンクの前で子どもから食器を受け取ったのですが、一仕事終えたような満足げな顔をする子どもが愛らしかったです。
毎日が驚きの連続
1歳を過ぎてからはそう言った行動の成長が目覚ましく、日々驚かされることでいっぱいです。
先ほどの例の他にもびっくりした行動が色々ありました。
- インターホンが鳴ると玄関に連れて行こうとする。
- 開いたドアを閉める
- ウンチが出ると、”オムツ替えマットを引いて”と指差し、おしりふきを持ってくる
- ウンチの処理が終わったらオムツを入れるポリ袋を取り出してくる
- トイレにあるオムツ用ゴミ箱まで捨てにいく
- オムツ替えをして欲しいときオムツが入っている棚を指差す
- 使った体温計を元の位置に戻す
- ゴミをゴミ箱に捨てる
どれもやって欲しいとこちらが教えたことではなくて、子どもが自主的に行動したことです。
おそらく私たちが何気なく行っているルーティンを見て覚えたのだろうと思いますが、本当によく見ているな〜と感心します。
それに意外にも子どもは何がどこにあるかしっかり記憶しているんですね。
ウンチが出た時の、一連の行動はさすがに驚きました。
親バカですが、こう言うちょっとした成長を目の当たりにすると「うちの子天才だな」と思ってしまいます笑
子どもは親の行動をよく見ている
子どもの行動を観察していると、大人の動作を真似しているんだなという事がよく分かります。
と言うことは、常に親の行動をよく見ているってことですね。
子どもに覚えて欲しいなと思うことがあれば、自分がやっているところを見せて覚えさせるというのも手かもしれません。
しかし裏を返せば、覚えて欲しくない行動は子どもの前では見せないように常に注意する必要があります。
成長するに連れて子どもの理解力や習得力も高まるので気が抜けません。
子どもと一緒に生活していると、自分自身もきちんとしなくてはなーと考えるようになりました。
なるべく決まった時間に決まったことを
以前何かの雑誌か書籍で以下のような文章を目にしました。
子どもは【いつもと同じ】と言うことに安心する。”いつもと同じ位置にあるおもちゃ”、”いつもと同じ動きや流れ”などなど。大人からしたら、またそれ?またやるの?と思って違うことをさせてみようとしてしまうが、子どもはいつもと同じことをいつものようにすることで安心感を得ているのである。そしてそのような行動の積み重ねが成長に繋がるので、子どもにはなるべく【いつもと同じ】状況を作り出してあげる事が大切である。
初めて読んだとき、まだ子どもは赤ちゃんだったので「ふーん」という感想だったのですが、1歳を過ぎた今は「なるほどな」と感じるようになりました。
子どもの行動を見ていると、”これをやったら次はこれ” ”これはここにあるはず”と言った予想をして動いているように見えますが、その予想も物事を繰り返し見て覚えていないとできないと思います。
もし毎日不規則な行動をしていたり、よく使うものの定位置が決まっていなかったら、子どもは混乱してしまいなかなか記憶にも定着しないのではないでしょうか。
子どもは子どもなりにルーティンを通して色々なことを学習しているんですね。
子どもの「やりたい」を引き出すためにも、【決まった時間に決まったことをする】ことは大切なんだなと思いました。
まとめ
毎日同じことの繰り返しで1日が終わっていくと、毎日同じで申し訳ないなーと感じることもありますが、子どもの成長を見ているとルーティンも大切なんだなと思えるようになりました。
それにできる事が毎日ちょっとずつ増えていって、これもルーティンの賜物かなと感じています。
子どもにとっては毎日が練習、毎日が挑戦。
なるべく【いつもと同じ】状況を作ってあげて、その成長を静かに見守っていきたいです。