AIが保育所入所を選考!?ついに保活もAIが助ける時代に突入!?

ついに保活もAIが助ける時代に突入!?

皆さんは、AIと聞いて何を思い浮かべますか?

Artificial Intelligenceつまりは人工知能。

というその言葉から、人間のような知能を持ったロボット、例えばソフトバンク社製のペッパー君のような、お話しを出来る人のような機械を浮かべる方が多いのではないでしょうか。

もちろんそれもAIですが、例えば他にも、車の自動運転機能や、医療現場においてはCT画像を元に癌を予測したりと様々です。

そんな新時代の機能AIが、なんと現代の「待機児童問題」の解決にも一役買おうとしているというニュースが発表されました。一体どういうことなのでしょうか!?

待機児童問題を解決するかもしれないAIの存在

保活をする上で大きな指標となる待機児童問題。それとAIが一体どうリンクするのでしょう。それが、保育所入所選考業務の手助けです。

この業務がとても複雑なのにも関わらず、なんと全て自治体の職員による手作業であるという事実。各家庭の事情を始めとした様々な要因を考慮しつつ、かつ公平に保育所入所希望者を割り当てていきます。

自治体によって希望条件はそれぞれ異なりますが、基本的には保育所の定員。その上で、子どもの優先順位を確認しつつ、入所希望者の希望も加味していきます。

世帯年収などを始めとした優先順位をはじめ、兄弟で同じ保育所に入所したいというような希望も併せて確認します。他にも数々のパターンがある中、数千名もの入所希望者の書類を、職員が一枚一枚読み確認しながら、振り分けていくのです。

この業務にかかる時間だけで、数週間から一か月以上もかかるのは稀ではありません。

実際にAIを導入している自治体の例

こうした画期的な機能を実際に日本で初めて取り入れたのが、香川県高松市。

今年4月に新たに入所を希望する子どもの数、実に2300人。この膨大な数を、これまではたった4人の職員が110の施設へ手作業で割り振っていました。そこにかかっていた時間は実におよそ1か月。

しかし、AIに入所を希望する子ども達や家族、そして保育所の情報を入力すると、割り振り作業がなんとおよそ50秒で完了するのです。

選考作業にかかる時間が大幅に短縮される事で、より待機児童問題対策時時間を使う事が出来ると期待されています。

保活にあえぐお母さん達の思いは?

入所希望を申請しても、その希望が通るのか否かの結果が出るまでハラハラして心配。というその思いが緩和されるのではないかという期待の声があがっています。

もし希望が通れば安心だし、もし通らなかったとしても、早めに解れば少しでも早く次のアクションを取る準備が出来る。という思いがあるでしょうから、当然でしょう。

しかしその反面、本当にそれが公平な方法なのかという、まだAIによる入所希望者の振り分け業務が全国的に浸透していない故、半信半疑という声もあります。

これからどこまで実際に自治体の助けになれるのか、企業も全国の待機児童問題、保活問題に寄り添おうと必死です。

まとめ

入所申し込み申請書の受け取りは、実際に保育所を訪れて見学をしない限りNGと言われてしまったり、その後も郵送や実際の手渡しなど、提出まで何かとアナログ主義が抜けない保育所という存在。

しかしそれでは、待機児童問題やなかなか終わりの見えない保活にストレスを感じるお母さん達が、更にストレスを感じてしまうかもしれません。

申し込み申請作業は相変わらずまだアナログ主義が長引きそうな雰囲気がありますが、その先の振り分け作業にかかる時間が少しでも短縮されたら、もし入所希望が通らなくても、次の手立てをすぐに立てられるのではないか?という希望が持てますね。

AIの活躍に期待したいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

ロサンゼルスで幼児教育を学び、帰国後は都内のインターナショナルプリスクールに勤務。現在はインターナショナルスクール生徒専門の家庭教師、大人向け英会話そして外国人向け料理教室を主宰。現代社会における働き方の変化、そしてコミュニケーションに関する情報を発信している。