妊娠がわかった喜びもつかの間、早い方だと妊娠初期から身体だけではなく、肌トラブルや髪のトラブルなどもつきものです。
妊娠中の悩みの1つ、それが髪に関する悩みです。
「お腹が大きくなる前に美容院に行くべき?」
「妊娠してから髪質がパサパサしている。」
「妊娠中にカラー&パーマはOKなのかな?」
「妊娠中も産後もベストなおすすめの髪型は?」
など、産前には考えもしなかった予想外の髪の悩みに直面するプレママも多くいらっしゃいます。
妊娠しても出産しても、髪の毛は女性にとって大切なもの。
今回は、様々な妊娠中の髪に関する悩みを私の体験談も交えながらまとめています。美容師さんからのアドバイスも掲載しておりますので、最後までお付き合いください。
目次
妊娠中に美容院へ行くベストタイミングと注意点とは?
「美容院の薬剤の香りで気分が悪くなる。」
「長時間の同じ体制で座っているとお腹が張る。」
「産前と同じメニューなのに、頭皮が敏感になり肌に合わなくなった。」
「トイレが近くなり、頻繁に立ち上がるのが辛い。」
etc…など、個人差はありますが妊娠中は体調不良により通常通りのメニューを依頼する事が難しいというケースもあります。
特に、妊娠が発覚し徐々につわりの症状が悪化している方は要注意です。
ご自身のつわりの症状を考慮し、ヘアカットだけの予約を入れたりと工夫をされるかもしれません。
しかし、実際に美容院を来店すると他の方が利用しているカラー剤やパーマー剤なのど薬剤の香りが充満していたり、ドライヤーの熱風が気持ち悪く吐き気を及ぼす事もあります。
つわりの症状が出る前or落ち着いた時に美容院へ行こう
一般的につわりの症状は5~6週頃から始まると言われています。
「つわりの症状に悩まされるかもしれない。」
妊娠発覚後、つわりに備えてしばらく美容院が予約できないかもしれない。
そう感じるママには、つわりの症状が始まる前がおすすめです。
「美容院に行くタイミングを逃してしまった!」
つわりの症状を感じてきた方は、体調を優先し「安定期以降正産期」まで美容院に行くのは控えましょう。
美容院を予約する際は「妊娠中」である事を伝えましょう
妊娠発覚後に美容院を予約する際は、「妊娠中である事。」を必ず事前に伝えましょう。
しかしながら、美容院側が妊婦さんの安全を保障はしてくれません。
施術をうけられる体調であるかは、しっかりと自分で判断しましょう。
つわりの症状以外にも、妊娠中の女性の身体は赤ちゃんの成長や出産に向けて準備をし、変化しています。
美容院を予約当日に体調不良を感じたら無理せず変更しましょう。
妊娠中に美容院を予約した際に伝えられた事
私が実際に美容院に予約の電話をした際に伝えられた対応についてまとめました。
- 妊娠中の方の予約は基本的に安定期移行にしてもらっている
(気分が悪くなる等、体調面の心配があるため) - 地肌から少し浮かして染めている
- 頭には色んなツボがあるので頭皮マッサージは省略
妊娠中に美容院を予約する際に「何か注意点があるのか?」確認しましょう。
ヘアカラーやパーマをするにしても、専門家である美容師の方に相談し、メリットとデメリットを考慮した上で施術を受ける事が大切です。
妊娠中にカラー&パーマをしてもOK?赤ちゃんへの影響とは?
「妊娠中にヘアカラーやパーマをしても大丈夫?」
「お腹の中の胎児や母乳に影響はないの?」
産前にヘアカラーやパーマをしていた妊婦さんなら、通常通り施術を行っていいのか悩むのではないでしょか?
検索すると「妊娠中や授乳中でも問題ない」と書いてありますが気になるのはその根拠。
カラー剤やパーマ剤が胎児や母乳に与える影響を調べた調査は限られており、医学的根拠が証明されていないので「影響はみとめられていない」。
要するに、良く分からないけど悪影響だという報告もないので大丈夫だろうというのが現状の見解のようです。
参考文献:National Center for Biotechnology
妊娠中に髪を切る事を迷わなかった3つの理由
私自身が妊娠が分かり、髪型を変えようと思った理由は3つありました。
《長すぎて扱いが大変だった》
妊娠発覚当時、腰より長いロングヘアでシャンプーをするのも一苦労、乾かすだけで30分かかりました。
《白髪体質》
染めてから3ヶ月過ぎると白髪がかなり目立ち、疲れた容貌になるので身だしなみとして白髪染めが止められません。
当初は私も「本当にカラーって赤ちゃんに影響はないの?」と不安でしたので、少しでも染める時に塗る薬剤を減らしたい、時間も短くしたいと思いました。
《妊娠超初期から頭皮と髪質の変化を感じていた》
生理予定日前から、ケアを変えたわけでもないのに経験したことが無いほどフケが出て、頭皮と髪が乾燥しました。
夫にも「そのフケ!シャンプーいつからしてないの?」と聞かれるほど…。
ちなみに髪の乾燥とフケは、頭皮用トリートメントを使いはじめたおかげか3週間もすれば落ち着きました。
このように理由がはっきりした事で髪を切る事は迷わず、つわり対策でお手入れを楽にしたいという理由なら結べば何とかなるセミロングかなと髪型を決めることが出来ました。
妊娠中の髪型遍歴の成功と失敗
さて、私はつわりのことを考えて妊娠確定の翌々日にセミロングにし、最終的に妊娠後期にボブにしました。ボブにへの憧れと、セミロングにしたことで楽になったので案外短い方が楽かも?と思ったのです。
今思えば潔くショートか確実に結べる長さをキープすべきでした。
私が実際に髪型を変更した中での成功と失敗を挙げます。
ゴムで結んでも下を向くと横から落ちてくる髪が、授乳やおむつ替えの際に赤ちゃんをつつかないか心配で常にピンで止める手間がありました。
またシャンプーやドライが楽なこと以上に、寝癖をごまかすことができない事は想像以上に手こずりました。
臭いやかぶれは大丈夫でしたが長時間座っていることがとても辛かったです。
妊娠中に髪を切るときには、少し時間が経った後にどんな髪型になっているかまでイメージして髪型を決めることが大切でしょう。
産後の美容院はいつから行っていいの?
産後の美容院については1ヶ月検診終了後、体調が順調に回復している事を医師に確認してもらってからにしましょう。
お宮参りに合わせて美容院にいかれる方も多いのではないでしょうか。
産後のホルモンバランスの乱れや、出産のダメージからまだ体調が戻り切っておらず、寝不足などの疲れからも頭皮が敏感で体調も崩しやすい時期でもあります。
妊娠中と同様に美容師に産後であることを告げ、無理を避けて体調に気を付けましょう。
産後の抜け毛の原因とは?
妊娠中はエストロゲンという女性ホルモンの増加によって、本来抜けるはずの髪が抜けずに残ります。
産後そのエストロゲンが急激に減少することで、本来抜ける時期に残っていた髪と、丁度その時期に抜ける髪が一気に抜ける事、疲れやストレスが原因でおきると言われています。
個人差がありますが産後2か月頃から長ければ1年程度続くとされています。
私も抜け毛が始まったのは産後3ヶ月頃。何もしなくても下を向くだけでパラパラと髪が落ち、きりがないので最終的には諦めて掃除の手間を減らせるようにブラッシングしたり、薄毛が気にならないように帽子をかぶっていました。
気づけば産後1年半を過ぎた頃には髪の見た目も含めて落ち着きました。
産後にオススメのヘアケア
産後の髪はどうしてもパサついたり抜け毛が増えたりしがち。気づいてはいても、そんな時間があるなら少しでも長く寝たい…と何か特別なケアはしづらいと思います。
お勧めは、日々のシャンプーやトリートメントを乾燥や抜け毛等のお悩みにあわせて少し良いものに変えることです。
所要時間は変えずに無意識のうちにケアできて、成果も出るので忙しくてお疲れの産後にもぴったり!
纏め髪にする時も、黒いゴムで結ぶのではなく少しオシャレなシュシュを普段から使うなど産後の忙しい中でも少しだけ自分を労ってあげましょう。
まとめ
髪はその人の印象を左右する重要なパーツ。妊娠中も、ママになってもずっと綺麗でいたいと思うのは女性なら共通の願いではないでしょうか?
これからのライフスタイルに適応した自分らしいヘアスタイルを見つけてイキイキと過ごせたら素敵ですね。
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