離乳食モグモグ期は何を作れば良い?筆者お勧めレシピ
栄養摂取方法は母乳のみという時期を越えたお子さんの次なる栄養摂取方法は、離乳食。
歯が全てしっかりと生え揃ってどんな物でも食べられるわけではない時期、どんな離乳食を与えたらよいのでしょうか。
離乳食と一言で言っても、5~6ヶ月頃は何でもすぐに飲み込めるような物を与える、いわゆるゴックン期。
それを越えると、舌でつぶして飲み込める程度の物を与えるモグモグ期、更にはその後はカミカミ期、そしてパクパク期と、お子さんの成長に合わせて与えるものは当然変わってきます。
その中でも、筆者はよくモグモグ期にどんなものを作れば良いのかという相談を受けます。
そこで今回は、筆者お勧めのモグモグ期離乳食レシピを紹介したいと思います。
モグモグ期とはどんな時期?
いわゆる離乳食中期と言われるのがモグモグ期。
個人差はありますが、生後6~9ヶ月頃に歯が生えてくるお子さんが多いようです。モグモグ期はだいたい7~8ヶ月頃を指します。
歯が少し生えてきているお子さんも多いけれど歯ごたえがしっかりとした物を元気良く噛んで食べられるというわけでもないという時期にあたります。
この時期に与える離乳食は、お子さんが舌でつぶして飲み込める固さである事が重要。
つぶせない、飲み込めないという事がないようにしましょう。
どんな食材を使うのが良いかを考える
ツ舌でつぶせる固さという事で、特に筆者がお勧めしたいのはツナ缶。
魚の栄養がしっかりと摂れつつ、骨を取るなどの面倒な作業を省く事が出来ますし、野菜と合わせてバリエーションが豊かなレシピを作ることが出来るからです。
また、野菜はもちろん栄養素が豊かで強く勧めています。
カブ、たまねぎ、かぼちゃにじゃがいもなど、自然な甘さがあり、他の食材とも合わせやすいものが良いでしょう。
豆腐はつぶしやすく、ブロッコリーは茹でて柔らかく、どれも色々な食材と相性が良いので便利です。
簡単お勧めレシピ!2種類を紹介します
それでは実際に簡単にパパっと作れるレシピの紹介です。
筆者がかつてベビーシッターをしていた時や、小さなお子さんがいらっしゃる家庭で行われるホームパーティー等で出張シェフをする時にも作ったりします。
是非参考にしてみてください。
1人分
絹ごし豆腐 30g
かぼちゃ 20g
じゃがいも 10g
片栗粉 大さじ3/4
【作り方】
かぼちゃとじゃがいもは、皮をむき、あらみじん切りにしてとても柔らかくなるまで茹でる。
ボウルに豆腐を入れ、しっかりと滑らかになるまで潰し、1と片栗粉を入れ、しっかりと混ぜる。
フライパンに油を熱し、2を直径5cm程の小判型にし、両面こんがりするまで焼く。
※こちらは材料を、にんじんにしても美味しいようで、手で持ってモグモグと食べてくれるお子さんが多いです。
直径4~5cm、高さ3~4cmの型6個分
小松菜 10g
バナナ 20g
薄力粉 70g
ベーキングパウダー 4g
牛乳 70mL
【作り方】
小松菜を柔らかくなるまで茹で、バナナと合わせて滑らかになるまでつぶす。
全ての材料をボウルに入れ、混ぜたら型に流し入れる。
蒸し器(無い場合はオーブンレンジの蒸しコース推奨)で13分程加熱し、火を止めてそのまま10分余熱を入れる。
※炊飯器に蒸しコースがついている場合は、そちらも代用出来ます。このレシピはとても柔らかい仕上がりになるので、ほんの少し固くしたい場合は薄力粉を10g足してください。また、薄力粉とベーキングパウダーはそのままでも良いですが、よりキメを細かくしたい場合はふるうと良いでしょう。野菜は小松菜以外にも、ほうれん草も使いやすい野菜。バナナと混ぜる事で甘味が増すので、お子さんも食べやすい状態に。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
茹でた野菜を滑らかになるまでフードプロセッサーにかけて与える事が主流のゴックン期を終え、どのくらいの固さにしたら良いのかと、少し迷う方が多い様子のこのモグモグ期。
参考になれたら嬉しいです。
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