梅雨から夏にかけて増える食中毒
食中毒は年間を通して注意が必要ですが、高温多湿の梅雨から9月頃に多く報告されているようですね。
「O-157集団感染」や「ノロウイルスによる乳児死亡」などのニュースによって食中毒の怖さを知りました。
食中毒はお店で食べる食事が原因のケースもありますが、家庭での食事でも注意が必要です。
赤ちゃんや子供は大人に比べて体の抵抗力が弱く重症化する事も。
食中毒を予防のポイントなどを調べてみました。
食中毒の予防の3原則
食中毒の予防の3原則は「付けない」「増やさない」「殺す」です。
「付けない」は手洗い
「増やさない」は低温で保存
「殺す」は加熱調理
食中毒の原因菌を食事につけないように「手洗い」は基本中の基本です。
調理を始める前や生肉や生魚・卵を取り扱った後や、加熱しない食品に触れる前や盛り付けの時も洗いましょう。
当たり前ですが途中でトイレに行った後も必ず手洗いしましょう。爪は短く切り、指先から丁寧に手首までしっかり洗いましょう。
使い回しのタオルは清潔ではないのでペーパータオルで拭くのがおすすめです。調理が終わってから子供と一緒に食卓を囲む前にも必ず手洗いしましょう。
手洗い石鹸と+して落としきれない最近やウィルスを除去するためにアルコール消毒が有効です。
生鮮食品など冷蔵庫に保存する事で食べ物に付着した殺菌の増殖がゆっくりとなります。
購入後は冷蔵庫へ保存、早く調理し食べましょう。
加熱して調理する事で最近やウイルスは死滅しますがお肉料理などは中までしっかり加熱する必要があります。
まな板や調理器具、ふきんにも殺菌やウイルスが付着、洗剤で洗った後は台所用殺菌剤もしくは熱湯をかけて殺菌。
清潔な環境、適切な保存、しっかり過熱した食事を心がける事で家庭でも食中毒を防ぐ事ができます。
家庭でも外食の際も子供に注意が必要な食べ物
食中毒は家庭よりも外食が原因のケースも多いようです。
これからの季節、イベントなども多くレストランやお祭りの屋台などを利用される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
神経質だと思われるかもしれませんが、私は屋台、露店などのお店で販売されている焼きそばやたこ焼きは子供に食べさせません。
「冷やしキュウリによる集団食中毒」などのニュースが後を絶たないからです。
「衛生的ではないんじゃないかなぁ?」と少しでも不安を感じる場合は子供を守る為に与えない事で食中毒を予防できるのではないでしょうか?
- 生卵
- 生肉
- 生魚
- はちみつ
- ぎんなん
- ナッツ類
etc…作り置きの粉ミルクもNGです。
加熱不十分なお肉やお魚、卵は控え、充分加熱した食事を子供には与えましょう。
焼肉などの時は生肉を扱う時はトングのみ、食べる時につかうお箸としっかり分けて予防しましょう。
食中毒になるとどんな症状が出るの!?
食後に下痢や腹痛、発熱、嘔吐などの症状が出るようです。ひどくなると血便も出る事があるそうです。
食中毒の症状は細菌の種類や子供と大人など体力によって変わってくるようです。
具合が数時間後に悪くなったり、数日後に具合がわるくなったりするようですね。
下痢や嘔吐が続くと脱水症状を起す場合があるので常温のポカリスエットなどを飲ませましょう。
そしてすぐに病院へ。
その際に嘔吐物や下痢便なども容器で保管する事で食中毒の原因が分かる事があるそうです。
汚物・嘔吐物処理中に感染するケースもあるので保管の際はマスク・手袋をし処理しましょう。
まとめ
赤ちゃんや子供はまだ体の機能が未熟です。
子供は少量の食中毒菌でも発症し、重症化するケースもあります。
手洗いを基本とした食中毒に関する知識を持って予防しましょう。
家庭での食事でも外食先の食事でも衛生的で加熱調理されている食事を与えましょう。
加熱しても死滅しない菌チャーハン、オムライスにみられる菌「セレウス菌」カレーなどの煮込み料理にみられる「ウェルシュ菌」にも注意が必要です。
調理後はすぐに食べる。調理後すぐに増殖しにく冷蔵(10℃以下)で保管など食中毒は菌によって予防方法が異なります。
料理する前からその日のメニューと食中毒に関する情報を調べています。
適切な方法で料理、保管をする事で安全で安心した食事を子供に提供できます。
手洗い・手指消毒を基本を習慣とし食中毒から赤ちゃんと子供を守りましょう。
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