乳がんの治療中は妊娠ができない
こんにちは、ボヌール ママンです。
妊娠中に乳がんが発覚し安定期に乳房温存手術を行い無事、第1子を出産しました。
産後は放射線治療を行いましたが、治療後約1年して現在第2子を妊娠中です。
過去の記事も紹介しているので参考にご覧下さい。
Vol.2では、妊娠中に乳がんが発覚し手術方法が決まるまでの実体験。
Vol.3では、乳がんが発覚してからの精神的ダメージ・手術前の過ごし方・手術当日・放射線治療・授乳についての実体験。
Vol.4では、乳がん治療費&生命保険の加入についての実体験。
今回Vol.5では、乳がん治療後でも妊娠&出産を希望している思いについて紹介したいと思います。
私の場合は妊娠中に乳がんが発覚した為、産後に放射線治療を行いました。
放射線治療後は通常であればホルモン治療を開始するのですが、二人目の妊娠と出産を希望している事を主治医に伝え家族で話し合い39歳までという期限を設けて妊活を優先する事にしました。
ホルモン治療は最低でも5年間続ける必要があるとも説明されました。
すでに高齢出産である年齢に達していた為、「卵子凍結保存」は選択しませんでした。
乳がんの卵巣機能は一般的に年齢とともに低下、乳がん患者の場合は治療の影響によって卵巣機能が失われる可能性もあるそうです。
服用する薬剤、放射線治療によって胎児の影響を与える可能性があり治療中は妊娠する事はできません。
抗がん剤などを服用すると閉経のリスクも増し、不妊の原因になる事もあるそうです。
治療終了後は妊娠が可能ですが、終了してから数ヶ月間は妊娠を避ける方が良いそうです。
産後、放射線治療を行いすぐには妊活は行いませんでした。赤ちゃんの影響も心配だったので放射線治療終了してから1年後に妊活をスタートしました。
乳がん治療後、コンスタントに摂取する葉酸サプリは天然葉酸(ポリグルタミン酸)を利用
乳がん治療後に妊娠&出産を希望していたので、普段の食生活の見直しました。
独身時代はインスタントラーメンなど忙しいという理由で利用していました。
乳がんが発覚してからは、食品添加物を避ける生活を送っています。
手作りの食事を出来るだけ1日3食、自分で調理しています。
葉酸サプリもそうです。
毎日、夫婦でコンスタントに長期的に摂取するものなので安全&安心できる商品を探しました。
葉酸サプリには、3種類あります。
- 天然葉酸(ポリグルタミン酸)
- 合成葉酸(モノグルタミン酸型)
- 合成葉酸(モノグルタミン酸型)葉酸を酵母に含浸させた葉酸と石油系の化学物質由来
天然葉酸(ポリグルタミン酸)を夫婦で選んだ理由は、添加物不使用という点です。
最近では、天然葉酸(ポリグルタミン酸)を選ばれる方も増加傾向にあるようです。
植物性天然葉酸サプリの中でも合成添加物無添加の葉酸オンリーサプリであるレピールオーガニックス(Lepeel Organics)を選びました。
サプリメントを形成するために必要な原料である賦形剤は、果実・野菜に含まれる天然由来のオリゴ糖を使用しています。
GMP認定工場で生産されている点や抽出に使用する植物が、無農薬・有機栽培された安全な植物に由来していることなどから安心して補給できると感じ選びました。
葉酸オンリーサプリなので、日々の食事の中に貝類・肉・魚・卵・乳製品などに多く含まれるビタミンB12を取り入れました。
葉酸+ビタミンB12は一緒に血液を作る働きがあり(造血作用)基礎代謝を上げて、細胞分裂や再生を促してくれます。
1日の摂取量を守り、葉酸サプリと日々の食事の栄養バランスを考え妊活を行っていました。
夫婦共々38歳なので2人目を希望しても不摂生な生活を送っていると妊娠率は上がらないと思っていたので、規則正しくをモットーに過ごしてきました。
葉酸サプリは男性にも効果的な栄養素として注目されているそうです。
パートナーである夫は毎日サプリを飲むのが最初は億劫なようでしたが、数ヶ月続けて飲む事で習慣になり積極的に自分から飲むようになりました。
妊活中も乳がん再発防止として定期的に受診
二人目の妊娠と出産を希望している事を主治医に伝え家族で話し合い39歳までという期限を設けて妊活を優先する事にしている私は、妊活中でも定期的にフォローアップとして乳腺科を受診していました。
病院へは3ヶ月に1回のペースで通い、問診、触診、半年に1回のエコー検査を行っています。
今のところ再発は見受けられません。
「毎日のセルフチェックも行っています」
妊娠&出産が原因で乳がん再発するのでは?
乳がん治療後に妊娠した場合、胎児に影響はないのか?
色んな不安があり、乳腺科を受診する際に主治医とよく相談しました。
39歳の誕生日までと妊活に期限を設けたのはリスクを考えての事です。
妊娠が発覚した際は、最初に乳がんを見つけてくれた産婦人科で受診しました。
今までは、乳腺科の主治医としか相談していなかったので産婦人科の主治医にも不安要素を相談しました。
「大丈夫ですよ」という言葉を聞けて、帰り道はホっとしたのを覚えています。
乳がん治療を終えた後でも妊娠する事は可能
乳がんになりやすくなる年齢と妊娠&出産の年齢が重なり、将来の妊娠&出産に大きな問題となっています。
出産を経験していない、結婚前という乳がんの患者さんも珍しくない時代になってきているように感じます。
私は早期発見であり、転移もなく期間を設けて妊娠を優先する事ができました。
妊娠中に乳がんが見つかった事、安定期に手術を行い1人目の息子を無事に出産できた事、乳がん治療後も新しい命に恵まれた事、全て奇跡だと思っています。
乳がん以外の体調不良を感じた時も、自己判断せず病院の診察を受けるようにしています。
特に乳がんは早期発見する事で、将来の妊娠&出産など希望が高くなります。
30歳代の同世代の女性に、定期的に乳がん健診を受ける事をおすすめします。