双子妊娠中に知っておきたい過ごし方や経済的な負担、妊娠中のリスクについて。

現在、3歳と2歳、男の子の年子ママです。

上の子が小学校入学前に、夫婦で三人目の妊活を始めようかなぁと話していた矢先に発覚した妊娠。

あと一人欲しいとは思っていましたが、産婦人科に行くとまさかの『双子です』 と告げられてしまい、嬉しい反面、同時に不安やリスクに襲われました。

『双子を無事出産できるかな?』

『どんなリスクがあるのかな?』

『双子妊娠で気をつけることはなんだろう?』

『まだ手のかかる上の子二人の子育てと妊娠生活をどう過ごそう・・・』

『出産までの費用や産後の経済面ではどうなるのだろう?』

私と同様、単胎妊娠(胎児が1人の妊娠)と双胎妊娠(2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠)の違い、知っておくべきことや気をつけることなど、戸惑うママ達は多いのではないでしょうか?

今回は、双子妊娠が発覚した際の体調の変化やリスク、出産に向けての過ごし方について体験談を基にご紹介しています。

大阪在住で3歳と2歳の年子兄弟を子育て中。まだ手のかかる兄弟に加え、2022年6月に双子を出産予定です。不安や楽しみいっぱいの毎日!子育て、妊娠に関するリアルな体験談を届けます。

双子妊娠が発覚し不安だった経済面


双子の妊娠は驚きと喜びが二倍、それと同時に二人を育てていく不安や経済的な負担などもあり、身体的にも精神的にも何かと気がかりが大きいと感じています。

まずは経済的な不安についてご紹介します。

双子の出産準備品の費用

双子となると出産準備品もこれからの教育費も二倍必要となります。

オムツの消費量や洗濯物も増える為、ごみ袋や洗剤代、公共料金も必然的に増えます。

今回、ベビー用品のレンタルや中古も検討してみたのですが、コロナ禍と言う事もあり利用するのを断念しました。

次にセール品や型落ちアウトレット品をチェックしていた矢先、我が家はありがたい事に、双子妊娠を報告した友人から乳幼児期に必用なアイテムを譲って貰う事ができました。

家族や親戚、親しい友人などに借りられる、買い取れるなど、相談してみるのも良いかと思います。

双子出産後のライフプラン

我が家は産前からマイホームの購入時期などある程度夫婦で話し合っていた為、ライフプランの大きな変化はなく産後は育児に集中できる環境は整っていました。

とは言え、将来の教育費に不安がない訳ではありません。

双子の保活の情報を調べたり、学資保険などについてもしっかり説明を伺いました。

上の子のお子さまがいらっしゃるのであれば、それぞれの季節行事に必用な出費もしっかりと産前に把握しておくのもポイントです。

双子は出産育児一時金も二倍

双子の妊娠出産では出産育児一時金として42万円×2人分=84万円が補助金が受け取れます。

出産方法や通われている産院によって出産費用は異なりますが、プラスになる事が多いようです。

また、一部の自治体で、独自の多胎児家庭支援事業が実施されているので確認してみてくださいね。

双子の出産は帝王切開と経膣分娩で出産費用が大きく異なる

双子の出産は帝王切開ではなく経膣分娩での出産を迎える予定です。

『双子の出産は帝王切開になるのかな?』と思っていたのですが、私は経膣分娩での出産を予定しています。

主治医の判断によると『上の子たちで産道がしっかりできているし、双子ちゃんが頭位だったら経膣でいこうね。』と言う事になりました。

頭位によっては帝王切開になる可能性もある為、経膣分娩だけれど帝王切開かもしれないと心づもりをし過ごしています。

帝王切開での出産になった時は、医療保険の対象となりますし、加入している保険からも給付金が支給されます。

それぞれ出産費用がどの程度必要になるのかを把握しておく事をおすすめします。

双子妊娠中の、上の子供達との過ごし方

双子妊娠初期から悩まされたのが『頻尿』です。

トイレを我慢しても最長30分が限界な為、二人の上の子供達との外出が困難に。

公園などでゆっくり遊べず、テレビに頼る事も多々あり、妊娠初期からこんな状態で後期はどうなるんだろうと不安に思いました。

また、保育園の送り迎えも難しくなりパパに交代。

その為、保育園の預かり時間が長くなり、子ども達の生活リズムも不規則になっていきました。

悩んだ結果、時間に関してはある程度目をつぶり、その分少ない時間でスキンシップや関りを増やしました。

  • 皆で食卓を囲む
  • 土日祝日はひたすら子ども達と向き合う
  • 平日休みの旦那さんに合わせて皆休み時間を作る

無理をせず、工夫をし上の子供達との時間を大切に過ごしたいと心がけています。

また、時期をみて、双子の赤ちゃんがお家に来ること、出産や入院でママが不在になることも伝えたいと思っています。

双子妊娠中のリスクについて

双子妊娠と単胎妊娠の違いや気になるリスクについてご紹介します。

双子妊娠中にマイナートラブル『頻脈(ひんみゃく)』になりました。

双子妊娠だからといってつわりが酷いという事はなく、つわりの症状は個人差があるようです。

私はどちらの妊娠でも、空腹が気持ち悪くなる食べづわりや便秘、頻尿、腰痛、胃のムカつきなどが主でした。

今回、双子妊娠中に初めて経験したマイナートラブルが『頻脈(ひんみゃく)』です。

妊娠すると血液量が増えるため、妊娠5ヶ月目あたりから1分間の脈拍が120と動悸を感じるようになり、酷い時で脈拍が150まで上がる事もありました。
(※健康な成人の安静時:1分間に約60〜100程度)

不整脈や貧血、甲状腺機能亢進症の疑いもあるので心配な方は医師に相談してみることをおすすめします。

双子妊娠中は双胎間輸血症候群が気になる。

私が一卵性双生児とわかってから、まず一番に気になったリスクは『双胎間輸血症候群(そうたいかんゆけつしょうこうぐん)』です。

簡単に説明すると、胎盤を共有しているため酸素や栄養が偏ると発育に差が出てくることです。
(※胎盤は1つだけで羊膜が2つという状態)

毎回妊婦検診に行くたびに、『2人とも問題なく成長しているかな?』と気がかりで仕方がありません。

双子妊娠中に気をつけたいリスク

上の子たちを妊娠中の時はどこか他人事のように思いあまり意識をしていなかった様々なリスク。

双子妊娠中は食生活を整え、無理をしないよう心がけています。

  1. 妊娠糖尿病・・・妊娠中に血糖値のコントロールが上手くできなくなる、糖代謝異常
  2. 妊娠高血圧症候群・・・妊娠20週~産後12週までの間に高血圧の症状が無かった人が高血圧を引き起こす
  3. 低出生体重児、早産・・・出生体重が2,500g未満で出生、正期産より前の出産
  4. 子宮内胎児発育遅延・・・子宮内の胎児発育が遅延または停止する状態
  5. 血栓症・・・血管の中に血のかたまりができ、血管がつまる状態

体調不良の時は家事代行などのサービスを駆使する


上の子供達のお世話もあるため、体調不良でも無理をしてしまいがちですが、工夫し手を抜いています。

『買い物は宅配サービス』

『キッチンに立つのもしんどい時はテイクアウトやウーバーイーツ』

『究極に疲れている時は家事代行サービス』

etc・・・

産前から色んなサービスを利用する事で、双子育児でいっぱいいっぱいの時も使い勝手が分かりスムーズに依頼が出来ると思います。

また、パートナーである夫にも双子妊娠中のリスクを説明し理解して貰う事でサポートの意識も変わってくると思います。

夫婦で体調管理について共通の認識を持つ事も大切です。

双子出産と育児は「何とかなる」精神で乗り越える

ここまで私の体験や双子のリスクなどお話ししてきました。

やはり不安なのは不安ですが、「双子」という二倍の幸せに出会えると思ったら、なんとかなる精神で乗り越えたいと思っています。

私と同じように、双子妊娠がわかってから不安が多い方も沢山いると思いますが、ママも赤ちゃんにとっても素敵な十月十日を過ごして欲しいです。

今後も、双子妊娠~出産、子育てについて発信したいと思います。

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