Lepeel Organics 葉酸サプリメント
医療法人 同仁会診療所 理事長
クリニック・ル・ギンザ 院長
医師 西池 英里子
2002年より、母子健康手帳に「妊娠計画中から妊娠初期には、食事での摂取とともに、栄養補助食品などで葉酸を摂取をしましょう」と推奨する記載がされるようになりました。葉酸が妊娠との関係の中で重要とされている理由は、妊娠初期に葉酸が不足すると、神経系の障害を持つ子供が生まれるリスクが高まるといわれているからです。厚生労働省からの通知で、妊娠計画中から妊娠初期に葉酸サプリメントの利用が推奨されるようになって以来は、葉酸サプリメントも種類豊富に目にするようになり、安全なもの、体に合ったものを、正しく選ぶ重要性も増してきています。
体内での葉酸の代謝は、アルコールの代謝と同じように、遺伝子によって代謝能力に差があることもわかってきています。代謝酵素を作る遺伝子の両方が正常な人、片方に変異がある人、両方に変異がある人がいます。日本人では、両方に変異があり、効率よく代謝できない人が15%ほどの割合といわれています。つまり、5~6人に1人は葉酸の代謝がうまくできず、体で利用されにくい、葉酸が不足しやすい体質なのです。
クリニック・ル・ギンザでも、微量の採血で葉酸代謝遺伝子の検査ができます。血液検査から体内の葉酸濃度を調べることもできます。体内の葉酸濃度が低いと、胎児の神経障害のリスクが高くなります。また、葉酸によって処理されるはずのホモシステインというアミノ酸が溜まってしまい、動脈硬化や脳卒中・高血圧などの生活習慣病のリスクが高くなってしまいます。
妊娠を希望されて、自分の体質を調べ、分子栄養学的に食事や栄養バランスを改善し、体質を改善したい方には、葉酸代謝遺伝子検査、葉酸濃度検査などをすすめています。同時に、Lepeel Organicsの葉酸サプリのような安全な葉酸のサプリメントを処方しています。
植物性葉酸なら Lepeel Organics|レピールオーガニックス
https://lepeelorganics.jp/
葉酸の不足や葉酸を代謝しにくい体質であることがわかったら、妊娠計画中~妊娠初期だけではなく、健康のために葉酸を食事やサプリメントで、長く摂取し続けることが良いでしょう。
もし遺伝的に葉酸が代謝されにくい体質でも、十分な量の葉酸を摂ることで体内濃度を上げることができますので、体質的に代謝されにくい方であれば、より一層、妊娠計画中は栄養補助食品などで補給できることが望ましいでしょう。
また、従来の合成葉酸サプリメント(モノグルタミン酸型葉酸)でも必要な成分を補うことは可能ですが、自然の植物から抽出した天然葉酸サプリメント(ポリグルタミン酸型葉酸)は、食事による、自然な葉酸摂取に近い補給方法として注目されています。
植物性の天然葉酸サプリメントの中でも、Lepeel Organicsの葉酸サプリのように、石油系の原料を使わず、合成添加物、着色料などが一切入っていないものであれば、アレルギーなどの体質がデリケートな方や、妊娠経過中の方も、より安心して補給できます。また抽出に使用する植物が、無農薬・有機栽培された安全な植物に由来していること、衛生的な環境で純粋に抽出されていること、安全な工場で錠剤として形成されていることも重要です。
妊娠時の葉酸の摂取推奨量は日本では1日400µg(800µgDFE)、欧米では600µgDFEとされていますが、サプリメントでその全量を補給しようとするのではなく、その日の食事からの摂取も考慮して、葉酸含有量が1粒100~200µgほどのもので、補給量を調節できるサプリメントを選ぶ工夫も大切です。
1日の摂取上限は1000μgとされていますので、1粒での葉酸含有量の多いサプリメントで、1日に数錠内服してしまうという誤った補給方法をしてしまうなど、過剰摂取にならないようにしましょう。
これからお母さんになる方、これから赤ちゃんとして生まれてくる命において、一番といってもよいほど大切な器官形成期に重要とされる成分が葉酸です。食生活に気を付けることと同じように、サプリメント選びにも十分に気を付けて、安全で安心できる方法で葉酸を補給しましょう。
植物性葉酸なら Lepeel Organics|レピールオーガニックス
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