こんにちは、ボヌール ママンです。
妊娠中に乳がんが発覚し安定期に乳房温存手術を行い無事、第1子を出産しました。
過去の記事も紹介しているので参考にご覧下さい。
Vol.2では、妊娠中に乳がんが発覚し手術方法が決まるまでの実体験。
Vol.3では、乳がんが発覚してからの精神的ダメージ・手術前の過ごし方・手術当日・放射線治療・授乳についての実体験。
今回Vol.4では、乳がん治療費&生命保険の加入についての体験談を紹介したいと思います。
加入していて良かった生命保険
乳がんが発覚するまで私は病気とは無縁だったので生命保険の必要性を感じずにいました。
しかし、結婚直後にパートナーである夫が加入していた保険を見直すというタイミングで私も加入する事にしました。
しかも、義理姉が当時保険のセールスレディだったので数多くある保険の中からどのタイプが最適なのかを熟知していたので、保険に加入した事がない何も知らない私に丁寧に説明を行ってくれました。
加入した保険は2社
私は「上皮内新生物」と診断されなかったので、どちらも「乳がん」の診断給付金(一時金)が出ました。
A社は年金保険
B社は終身保険
加入2年後に「乳がん」と診断され、どちらの保険担当者の方も早急に対応してくれました。
一時金、入院費、通院費などが保険で補えたのでお金に関してのストレスはありませんでした。
高額療養費制度の対象にもなるので、手術前に市役所で発行して貰いました。
私の場合は「乳房温存手術」「放射線治療」この2つがまとまった出費で必要となりました。
- 乳房温存手術は約25万円(※5日間個室で入院)
- 放射線治療は約14万円(※通院16回)
その他もろもろの検査や治療費、定期的な通院費はいまでも必要です。
ホルモン治療は2人目の妊活を優先し、39歳までに授からなければホルモン治療を受けようと思っているので、ホルモン治療費に関しては今後必要になると思っています。
しかし、乳がんはステージや治療方法によっては、とても高額な費用がかかります。
乳房切除術(全摘術)を行った場合などは、その後の乳房再建術の費用なども必要となります。
全摘と同時再建を保険適用になり行う方が増えているかと思いますが、再建の方法によってはケアやメンテナンスも必要になってくるようです。
調べてみると、乳房再建費用を保障対象とする民間の生命保険などもあるようです。
私も加入している生命保険の特約を確認してみようと思います。
乳がんと診断された後からでも生命保険に加入できるのか!?
乳がんと診断されても加入できる生命保険はあるにはあるようです。
しかし、保険料金は安くはなく加入できるプランも限りがあるようです。
乳がんと診断され、
「保険に加入していて良かった」と同世代の友人に伝えると
「保険に加入していない」「保険を見直していない」という返答も多く、
私の話をきっかけに「人間ドック」「保険の加入」「保険の見直し」などを行った友人もいます。
今年で38歳になりますが、年齢を重ねるにつれ病気や怪我の話を聞くようになりました。
生命保険の加入は必ず必要という訳でもなく、必要性を感じるかは個人差があるかと思います。
私自身、「万が一の為に」と説明を受けていたのですがその「万が一」が自身に降りかかるとは契約する時には微塵も思っていませんでした。
妊娠中に乳がんが発覚したという事もあり、出産準備費用に重ねて、乳がんの手術費用なども必要になったので、生命保険に加入していた事で治療費に関する悩みを抱える事なく過ごせたのはありがたかったです。
乳がんの治療は長期的にサポートを受けています。
妊娠中に乳がんが発覚し無事、息子を出産する事が出来ました。
通常ならば産後に放射線治療を行い、卒乳を行った後にホルモン治療をスタートしなければならないのですが妊活を優先しています。
主治医と話合いを何度も重ね、メリットとデメリットなども分かった上で妊活を選びました。
区切りが必要なので39歳という年齢制限を設けています。
病院へは3ヶ月に1回のペースで通い、問診、触診、半年に1回のエコー検査を行っています。
乳がんの再発防止も兼ねて乳がん術後フォローアップは必要不可欠です。
乳がんの治療の選択に関しては個人差があるかと思いますが、私の場合は早期発見な上に転移も見受けられないので妊娠と出産を諦めずにすみました。
とにかく、「毎日のセルフチェックがとても大切です。」
乳がんを経験されていない方も毎日のセルフチェックをおすすめします。