妊娠中に増えた体重が産後戻らない!産後ダイエットの鍵となるのは!?

著者:よこやまさんの体験談から妊活中や出産後の運動についての投稿記事です。記事投稿後に監修者の補足&修正(※緑の枠内)を加えて、誤解を含んだ表現や内容をできる限り訂正しています。監修者によって補足&訂正された箇所が、一般の私たちが誤解している可能性があることを広く知って頂きたいので、あえて指摘された箇所をすべて公開しています。

妊娠中に増えた体重が産後戻らない!産後ダイエットの鍵となるのは!?

妊娠中に順調に増えた体重。人によってはお腹が空くままに食べ過ぎて増え過ぎてしまったという人もいるでしょう。

でも「出産したら一気に体重は減るだろう」なんて思っていませんか?

しかし、妊娠中に増えた体重の要因は、赤ちゃん自身の体重だけではありません。当然のように、子宮の内容物や血液量、そして細胞外液が増えますので、それも含んでの体重増加となります。

出産翌日に体重を計ってみたらたったの1キロしか減っていない!なんて声もありますが、これは出産したからと言って、増えたそれらも一緒に一気に体外に出る訳では無いという事が理由です。

しかしこれらは産後3~4ヶ月程度でゆっくりと減っていくので、体重もそれにつれて戻っていくと言われていますが、中には戻りにくくなってしまうパターンもあります。

そこで今回は、産後に体重が戻りにくい原因と、その対策に関するお話をしたいと思います。

どうして痩せにくくなったの!?鍵は皮下脂肪と骨盤にあり!

産後痩せにくい理由その1.妊娠中に皮下脂肪が増えた為
妊娠期間中のお母さんにはエネルギーがとても必要になります。その為、身体は皮下脂肪を為、エネルギーを蓄積させます。これは胎盤から脳に向かって出されるホルモン分泌によるもので、エネルギーを蓄える為という以外にも、お腹周りについた皮下脂肪が胎児を外からの衝撃から守ったり、また子宮内を暖かく保つという効果も。妊娠中にはとても重要な事なのです。

しかし、出産したからと言って赤ちゃんと一緒にこの皮下脂肪も体外に出てくれるわけではありません!放っておいてはそのまま脂肪として身体に残ってしまいます。

産後痩せにくい理由その2.骨盤がゆがんでしまう
もう一つの理由、そしてこれがとても大きいと言えるでしょう。それが、骨盤が開いたままになってしまうという事です。妊娠期間中、赤ちゃんがなるべくお腹の中でゆったりと過ごせるよう、そして出産に向かって産道がしっかりと出来上がるよう、お母さんの身体は自然と骨盤を開きます。

こちらも、皮下脂肪同様妊娠中にはとても大切な事なのですが、産後に放っておくと、本来あるべき場所にある内蔵のポジションがずれてしまったり、更に皮下脂肪がつきやすい身体になってしまうという問題があります。

どうしたら産後にしっかりと体系を戻せるの?ポイントは筋肉量と痩せやすい時期

妊娠前と比べてすっかり体系が変わってしまった・・・。と嘆く前に、体系を戻す上で必要な事をしっかり押さえて産後ダイエットに挑んでみましょう!

そもそも、皮下脂肪が増えて骨盤がゆがんだとは言え、出産が済んだら本来は自然とそれらも元通りになるはずなのです。これが戻らない理由は「妊娠中に基礎代謝が減ってそのままになっている」というのがとても大きいと考えられます。

監修者からの修正:
『妊娠中に基礎代謝が減ってそのままになっている』

基礎代謝が下がっている

妊娠中に身体を大きく動かすエクササイズや筋トレは出来ませんので、自然と筋肉が痩せてしまいます。この結果何が起こるかと言うと、基礎代謝も一緒に痩せてしまうのです。という事は、逆に言えば基礎代謝を上げれば、産後ダイエットは成功しやすいと考えられるわけです。

しかし、出産直後の産褥期(さんじょくき)には悪露(おろ)が出ていますので、この悪露が落ち着いたころから運動を始めましょう。もちろん、悪露が落ち着く前にも出来る事はあります。

※産褥期(さんじゅくき)…分娩がすんで、女性の体が妊娠前の状態に戻っていくための時期(期間)
※悪露(おろ)…分娩後の産褥時に子宮から排出される分泌物の総称。

ストレッチや優しめのヨガなどがそれに当たります。
筋肉を優しく伸ばし刺激する事で、代謝をゆっくりと高めていきます。

実はこの産褥期こそ、産後最も痩せやすいと言われている時期なのです。

監修者からの修正:
産褥期が産後最も痩せやすいと言われている時期については、医学的、科学的な根拠がありません。
産後半年以内が痩せやすいと言われているのは、骨盤が動きやすい時期という理由です。

だからこそ、この時期を無駄にせずしっかりと活かしましょう。悪露が落ち着いたら、筋トレなども再開可能です、しかし当然育児に忙しくてそれどころではない!というお母さんも多いはず。スポーツジムに通うのは難しいですよね。

オススメなのは、筋肉を増やす為の腹筋や腕立て伏せにスクワットなど、子どもが寝ている間などに少しずつで良いので筋トレをする事です。肩を回して肩甲骨周りの筋肉を刺激する事も効果的です。寝る前のストレッチも良いでしょう。

もう一つ大切な事!骨盤を元の位置に戻す!

骨盤を元の位置に戻さないと、内蔵の位置がずれ、更には皮下脂肪がつきやすくなり、そして代謝にも影響してきます。

オススメのストレッチがありますので、是非トライしてみてください。

    <骨盤キュッとストレッチ>

  1. 平らな所に仰向けの姿勢で寝ます。
  2. 腰の下に丸めたタオルなどを入れ、少しだけお腹がグッと張るような状態を作ります。この時、脚も真っ直ぐ伸ばし、肩幅くらいに開いておきます。
  3. 両手を頭の上まで伸ばします。
  4. 脚は伸ばしたまま、足首から下を内側に曲げて内股状態にします。
  5. これを無理なく15~30秒キープ

平らな所にリラックスした寝ころんだ状態で行ってください。そして、無理なく毎日続けてみてください。始めは15秒で限界!となっても、慣れてきますのでそれにつれて時間を少しずつ伸ばし、また、これを3回で1セットと考えてやってみてください。
※絶対に無理の無い程度に気持ち良いと感じる程度で

まとめ

赤ちゃんを迎える為に身体は自然と色々な準備をする。これはとても重要であり、そして神秘的とすら考えられますね。

しかし、その為とは言え脂肪はやはり大敵!無理なくしかししっかりと産後ダイエットを成功させたいですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

ロサンゼルスで幼児教育を学び、帰国後は都内のインターナショナルプリスクールに勤務。現在はインターナショナルスクール生徒専門の家庭教師、大人向け英会話そして外国人向け料理教室を主宰。現代社会における働き方の変化、そしてコミュニケーションに関する情報を発信している。