不妊の悩みを抱える女性達について
前回、増加傾向にある「二人目不妊」についての記事を掲載しましたが、調べてみると一人目、二人目と自然妊娠したにも関わらず三人目の不妊に悩まれている方も多くいらっしゃるようです。
一人目の不妊と比べて、二人目、三人目不妊は贅沢な悩みのように感じるかもしれません。
「不妊」と直面するタイミングは異なりますが、一人目も二人目も三人目も赤ちゃんを思い、家族に迎えたいという気持ちは同じだと思います。
「一人目が自然に出来たからいつか出来るだろう」
と思っているご夫婦も多く、妊娠までに遠回りしがちなのが二人目、三人目不妊です。
今回は二人目、三人目不妊に悩む方の共通点などを調べてみました。
▼前回の記事がご覧頂けます▼
二人目の妊活で悩むママも多い、増加傾向にある「二人目不妊」について
不妊治療を始めるタイミング
一人目が妊娠できたからといって二人目、三人目も同じように授かる事が出来るとは限りません。
「何歳差にしようかな!?」
「年子で二人目、三人目頑張ろうかな!?」
などご夫婦で家族設計についてお話されるかと思います。
ですが年齢を重ねるにつれて卵子も同じように老化するのです。
二人目、三人目の妊活をスタートして初めて「なかなか授からない」と感じていながらも「いつかは出来るだろう」と思っていると不妊のリスクは時間とともに上がってしまう可能性もあるようです。
二人目、三人目で不妊治療を行う事は贅沢!?
上の子が居るんだから二人目や三人目の不妊に悩むのは贅沢だなぁと感じる方もいらっしゃるようです。
全ての方ではありませんが一人目の不妊治療を続けているのに成果が出ないご夫婦などの中には「贅沢な悩みだなぁ」と感じる方もおられるようです。
辛くて長い不妊治療が成功した方の中には我が子にきょうだいを作ってあげたいと思う方もいらっしゃると思います。
赤ちゃんを迎え入れたい気持ちは同じ、お互いに思いやりが大切なのではないかと思います。
不妊を経験していない方の中には悪気がなくてもこちらが気にしてしまう言葉を発する事があります。
私の場合は「一人っ子はかわいそう」「そろそろ二人目!?」とか…
三人目を希望される方に対しては「二人いるから治療は必要ないんじゃない!?」など…
二人目、三人目の妊活をしていてもプレッシャーやストレスを感じる事もありますし、努力をしていてもなかなか授からないと焦りも出てきます。
そんな気持ちは不妊のタイミングは違えど共通なのではないでしょか。
まとめ
妊活中の女性は心も体もストレスを感じるかと思います。
「焦り」「プレッシャー」「何気ない言葉」「仕事と育児との両立+妊活」など原因は様々。
毎月生理が来ることで落ち込む事も…。
一人で悩んでも解決しないと思った私は通っている産婦人科の先生に相談しました。
タイミング治療や人工授精とステップアップする期間も決めて二人目、三人目の妊活を計画的に進めています。
繋留流産を経験をし妊娠力を高める為にバランスの良い食事、身体を冷やさないように気をつけたり、二人目、三人目の赤ちゃんを迎え入れる為に夫婦で忙しい中でもお互いに時間を作り適度な運動も行っています。
二人目、三人目不妊で悩んでいる方の多くは、今いるお子様の存在に癒される事もあるかと思います。私も繋留流産を経験しましたが、息子の存在が大きく「出来る事をしよう」と時間はかかりましたが、ゆっくりと前向きな気持ちにさせてくれました。
周りからの雑音も気にならなくなってきたのは夫婦での取り組みがあるからだと思います。
「いつかは出来る」と思い込まずに何歳までに何人産みたいかという希望を病院の医師と相談しながら納得のいく形で妊活を進める事も大切なように思います。