こんにちは。
韓国在住の一児の母カウルママです。
今回は私が、韓国から日本へ里帰りし、出産した際のことをお話ししたいと思います。
目次
1.日本への里帰り出産を決めた理由
妊娠がわかった時、
私は
韓国に住んでいました。
出産をこのまま韓国でするか?
または
それとも日本の実家へ帰ってするか?
を主人と一緒に話し合って決めました。
まず、
このまま韓国で出産する場合の
メリットと
デメリットを
挙げてみました。
韓国で出産する<メリット>
-主人が出産に立ちあえる可能性が高い。
-新生児の頃から家族3人で生活できる。
韓国で出産する<デメリット>
-お医者様や看護師さんの言葉が100%は理解できないかもしれない。
-主人が会社に行っている間に何か起きても、フォローしてくれる人がいない。
-産後のフォローをしてくれる人がいない。
次に、里帰り出産する場合のメリットとデメリットを考えてみました。
日本へ里帰りして出産する<メリット>
-日本語なので、安心して出産できる。
-実家に滞在しているので、何かあった場合も両親にフォローをお願いできる。
-両親と一緒にいるので産後のフォローもお願いできる。
日本へ里帰りして出産する<デメリット>
-主人が出産に立ち会えないかもしれない。
-主人は生後三ヶ月は子供に直接会うのは難しい。
以上のことから、
私の体と産後の生活を
優先的に考えて
里帰り出産を決めました。
初めての妊娠・出産ということもあり、
不安が大きかったので、
里帰り出産という安心を取った形です。
出産予定日の約3ヶ月前に
帰国しました。
そして、
出産後3ヶ月後に韓国に戻りました。
里帰り出産をされる方は、
交通機関での長時間の移動がネックです。
出産前の移動は、
なるべく負担にならないように
気をつけてください。
飛行機移動の場合、
あまりに出産予定日に近い場合は
医師の診断書や医師の同伴が
必要になる場合があります。
また、
産後に赤ちゃんと
住まいに戻る際の移動も、
赤ちゃんの体調や状態を優先してあげてください。
私の場合、
日本に行く飛行機は一人で乗りましたが、
赤ちゃん連れの韓国行きの便は
主人にも付き添ってもらいました。
大量の荷物を持っている時に、
赤ちゃんに何かあったら
自分一人では対応できないと思ったからです。
2.立ち会い出産のプランと現実
主人は「立ち会い出産」を
希望していました。
出産予定日とその前後各3日、
合計一週間の有給を取って
日本にやってきました。
遠距離の里帰り出産で
立ち会い出産を希望する場合、
一番の難関は
「赤ちゃんが予定通りに生まれてくるか?」
です。
なにせ、
産気づいてから呼び出しても
出産には間に合わないし、
かといって
生まれるタイミングの予測もできません。
旦那さんの実家滞在日程を決めるのは、
はっきり言ってギャンブルに等しいです。
私の場合、
出産予定日の前日の検診で、
先生と助産師さんに
「ありゃー、これは旦那さんが日本にいる間には生まれないかもねぇ・・・。全然下がってきてないもん。まー、また生まれた後にもう一回日本に来てもらうしかないね。」
と言われました。
私と主人は、
「残念だけど、夫婦二人で最後に日本でゆっくり過ごす時間を赤ちゃんからもらったと思おう。」
と考えることにしました。
しかし、
翌日の早朝に陣痛が来て、
そのまま予定日通りに出産しました。
赤ちゃんが
「せっかくお父さんが日本まで来たのに、出産に立ち会えないと可哀相」
と思って出てきてくれたのかもしれません。
立ち会い出産も無事でき、
主人は生まれたての赤ちゃんと写真を撮ったり、
ミルクをあげたりして韓国に戻って行きました。
3.実際に日本へ里帰り出産をして感じたこと
やはり実母の存在はすごく助かりました。
お腹が大きいとするのが大変な家事をやってくれるので、
私は家事の手伝い程度で済んでいました。
出産後も、
慣れない新生児のお世話に集中できましたし、
一人では大変な沐浴も手伝ってくれたりしたので
本当に助かりました。
出産経験のある友人が
「産後に必要なのは旦那じゃないよ、お母さんだよ。」
と力説していたのが、よーくわかりました。
ただ、
海外からの里帰りということもあり、
通常の里帰り出産よりもかなり長期でしたので、
かなり両親に負担をかけてしまったなぁ、
という思いもあります。
4.最後に、これから出産をされる方へ
これが私の里帰り出産&立ち会い出産体験談でした。
これから出産される方の参考になれば幸いです。
<<編集後記>>~編集部スタッフより~
いつも投稿ありがとうございます。
今回は、韓国から日本への里帰り出産についての
体験談をカウルママさんより投稿いただきました。
海外に在住していての妊娠や出産を
経験している方は、なかなかいないのと思いますので
近いライフスタイルを経験されている女性には
とても参考になる投稿になったのではと思います。
海外に住むこと自体に夢をもってしまいがちな
日本人ですが、
実際は、いろんな困難なことがあるんですよね。
現実的な行動を見習っていきたいと思いました。
次回のカウルママさんの投稿にぜひご期待下さい^^!