新生児の頃の酷かった乳児湿疹、原因や病院で処方された薬&ケアとは?

生後1ヶ月頃から出始めた乳児湿疹は合わない保湿剤やケアで悪化。

色々な情報を集め試してみても効果は出ず、かなりのストレスを感じていました。

最終的には絶対に使いたくないと思っていたステロイドに頼り、皮膚の状態は改善しました。

赤ちゃんのお肌はとても繊細です。
今回は、赤ちゃんの乳児湿疹についての体験談をご紹介します。

ゆーしゃん

足つぼ・整体の仕事を10年程していました。同業者である中国人の夫(現在は鍼灸師)の激痛足つぼにノックアウトされて結婚。2019年3月に第一子出産。おっぱい大好きな女の子の30代ママです。鍼、お灸、漢方薬等々に健康を支えてもらっています!

乳児湿疹とは

乳児湿疹とは、乳児期にできる湿疹の総称です。
生後1週間〜1ヶ月頃からみられることが多いようです。

お腹の中にいた時にママから貰った女性ホルモンの影響で皮脂分泌が促されることや、赤ちゃんの毛穴は小さいため詰まりやすいことが原因と言われています。

主人が勉強した中医学での考え方は、産まれてくる時に吐ききれなかった羊水が体内に残り、それが原因で湿疹が出るというものです。

生後3日以内にマクリという胎毒下しを飲ませる方法もあるそうです。
 
 
 
ちなみに、長女は生まれた時に羊水がうまく吐ききれなかったようで、助産師たちがしばらく様子をみてくれていました。

そのためかは分かりませんが、長女の乳児湿疹は酷かったです。
また、乳児湿疹とアトピーは症状がとてもよく似ています。

乳児湿疹とアトピーには以下の違いがあるようです。

長女の症状は乳児湿疹よりもアトピーに近かったのですが、皮膚科の先生は小さいうちはアトピーかどうか判別しにくいとして、診断は乳児湿疹でした。

生後4ヶ月頃特に酷かった、乳児湿疹の状態

生後1ヶ月頃の乳児湿疹の状態

長女は生後1ヶ月頃に眉毛の辺りにカサカサの湿疹が出始め、どんどん顔全体に広がっていきました。病院を受診したのは、生後2ヶ月の頃です。

耳だれが出たので耳の疾患かと慌てて小児科を受診したところ、耳の病気ではなく乳児湿疹でした。耳の湿疹から出た水が耳だれのようになっていたのです。

そのときは、乳児湿疹は1ヶ月もすれば落ち着くことが多いので様子をみるように言われました。

しかし一向に落ち着かず、範囲も広がっていきました。

湿疹はカサカサしたものからジュクジュクしたものになっていき、そこから出た水が乾いて黄色いかさぶたのようになっていました。

生後4ヶ月頃の乳児湿疹の状態

合わないケアや保湿剤を使ってしまったことで悪化し、生後4ヶ月の頃には全身が荒れてしまいました。

痒みも強かったようで、搔き壊し悪化を繰り返していました。
( 爪(つめ)でひっかいて皮膚に傷をつくること。)

顔・首・関節部分は特に酷かったです。

首や関節部分のシワは汚れや水分が溜まりやすく、優しく押さえて水分をとったり、シワを伸ばして乾燥させたりしました。それでも湿疹からどんどん水が出てくるので、きりがありませんでした。

この頃には痒みでよく眠れず、30分おき位に掻きむしって起きていました。
日中も痒みで落ち着かないのか、いつも機嫌が悪かったです。

赤くただれた肌は見た目にも痛々しくて、外出を避けて家に引きこもるようになりました。

病院で処方された薬と効果

自宅でのケアでは全く改善できず、生後3ヶ月頃に皮膚科を受診しました。

医師はステロイドの使用を勧めましたが「あまり使いたくない」と伝え、ステロイド以外の薬を処方してくれました。

皮膚科は2箇所行きましたが、どちらの病院でも処方されたのは以下の2つでした。

〈プロペト〉
とてもよく使われる保護剤です。
乾燥肌でもあったので、全身に塗るように言われました。

お風呂上がりはもちろん、日中もこまめに塗り直すように言われました。
肌に膜を作ってくれるだけあって、かなり重くベタつく使用感です。

1ヶ月ほど使ってみましたが、長女の乳児湿疹にはあまり効果がありませんでした。
乾燥で荒れてしまっている部分には効果があったように思います。

〈ヒルドイドソフト軟膏〉
こちらもよく使われるもので、保湿剤です。
保湿力が高く使用感はプロペトよりは軽いです。

この保湿剤は赤ちゃんでも使えるものと言われているのですが、長女の肌には合わず、湿疹が無かったお腹や背中まで赤く荒れてしまいました。

以前調剤薬局の事務として働いていたことがあるのですが、赤ちゃんにこの薬がよく処方されているのを見ていたので荒れる心配などしていませんでした。

上記2つとも長女の乳児湿疹にあまり効果は無く、むしろ荒れてしまいました。

このとき医師が勧めたとおりにステロイドを使用していれば、もっと早く湿疹が消えていたと思います。

赤ちゃんにステロイドは使いたくなかった

私はステロイドに抵抗がありました。
 
 
もともと薬で症状を抑え込むやり方が好きではなかったことと、過去に自分が軽いアトピー持ちでステロイドを使用していて、薬を手放せなくなったことがあるのが大きな理由でした。

長女の辛そうな姿を見てステロイドを使うことはすぐに思い浮かんだのですが、ステロイドを使うことによって更に酷くなり、何度もぶり返して延々と辛い思いをさせてしまうのではないかと怖かったのです。
 
 
そして、主人は私以上にステロイドを使うことに反対していました。
 
 
湿疹は体の中にある毒素が原因で出ているのに、「薬で抑え込んだら毒素が体の中に溜まる」という考えでした。

主人の話を聞いてますますステロイドを使うことが怖くなりました。

ネットや本でステロイド、特に反ステロイドの情報を漁り、情報を得るほどにステロイドに対してネガティブなイメージを持つようになりました。

赤ちゃんの肌に合わないスキンケアを続け悪化

ステロイドの情報とともに、乳児湿疹を改善させるためのスキンケアの情報も毎日探しまわっていました。しかし、探せば探すほど、どの情報にも相反する情報が出てくるのです。
 
 
例えば、ベビーソープをよく泡立ててしっかり洗うと効果的だったという情報があれば、ベビーソープの使用をやめてお湯ですすぐだけにしたら改善したという情報もあるという具合です。
 
 
肌の状態には個人差があるので、ひとつの方法に対して改善した場合と悪化した場合があるのは当然のことかもしれません。

けれど、情報収集に必死になっていた私は冷静になれずとても混乱しました。

〈私が試してみた方法は以下の4つです〉
  1. ベビーソープを使わずにお湯だけで洗う
  2. 私は沐浴がとても苦手で、特に顔や頭を洗うのが下手でした。

    もしかしたら、ベビーソープをうまく流しきれていないから荒れているのではないかと考えたのです。

    さらに、長女は肌が弱く合わないベビーソープで荒れてしまったことが何度かあったため、「ベビーソープを使うことは良くないのでは?」と思い込んでいました。

    しかし、湿疹から出た水が乾いた黄色いかさぶたはお湯で洗うだけではきれいにならず、余計に荒れてしまいました。
     
     

  3. こんにゃくスポンジでなで洗い
  4. 近所の助産院の助産師に、乳児湿疹に良いと勧められてネットで購入しました。

    お湯を含ませるとぷるぷるになってとても肌に優しそうだったのですが、これも長女の肌に合わなかったようで赤く腫れてしまいました。
     
     

  5. 黄色いかさぶたにオイルやプロペトを塗り、ふやかしてからコットンで拭う
  6. これも助産師から教えて貰った方法です。

    かさぶたがきれいになるのでその時は良くなったように見えるのですが、コットンが刺激になるようでますます赤くなってしまいました。

    ふやけたかさぶたを肌に伸ばすことで、とびひにもなってしまいました。

    かさぶたをふやかした後にコットンで拭うのではなく、ベビーソープで洗ってしっかり流す方法は効果的でした。
    赤みがひき、痒みも落ち着くようでした。
     
     

  7. こまめに保湿ローションを塗る
  8. 乾燥が気になるたびに、1日5回以上塗っていました。

    カサカサした湿疹には効果的で、数日で肌荒れが落ち着きました。

    しかしジュクジュクした湿疹には効果がないうえに、ローションを塗るために1日に何度も触れることが刺激になり痒みが増してしまったようでした。

効果を感じた方法もありましたが、悪くなるスピードの方が早く総合的には悪化してしまいました。

連日の睡眠不足や、自分で娘の湿疹を悪化させてしまった辛さで精神的にもかなり追い詰められ、毎日泣いていました。

最終的に乳児湿疹の治療の為、ステロイドを使用

寝ても覚めても乳児湿疹のことばかり考え、
湿疹が人目につくのを恐れて散歩にも行かない日々が続きました。

長女も私も、身体的にも精神的にもどんどん悪い状態になっていきました。

このまま苦しみ続けることに耐えられず、
意志が強すぎて不幸になるのは本末転倒だと自分に言い聞かせて、
ステロイドを使うことにしました。
 
 
皮膚科で処方されたのは、キンダベート軟膏という弱めのステロイドでした。
これにプロペトを混ぜた薬を1日2〜3回、患部(長女の場合は全身)に塗るように言われました。
 
 
薬を塗ってもすぐに痒みが落ちつくわけではなく、
2日ほどは効果が出ているのか不安な状態でした。

しかし、3日目からは掻きむしる回数が減り始め、見た目にも良くなっていきました。

夜中に掻きむしることも減り、皮膚の状態は徐々に良くなっていきました。

ステロイド治療から半年後の肌の状態とホームケア

状態が悪く範囲も広かったため、しばらくは良くなったり悪くなったりを繰り返していました。

薬はだいたい2週間分ずつ処方され、無くなる度に病院で肌の状態をチェックしてもらいました。
最後まで同じ薬でしたが、塗るように指導される範囲はだんだん狭くなっていきました。

ステロイドを使い始めて2週間の頃は、まだ湿疹はあるけれど生後4ヶ月頃の酷い状態と比べると赤みやジュクジュクがだいぶマシになっていました。

そして1ヶ月ほど経った頃には、薬は全身ではなく部分的に塗るだけで済むようになりました。

2ヶ月頃には湿疹は頬や肘の内側に限定されるようになりました。
頬と肘の内側は薬を塗ると改善するものの、塗らないと繰り返し赤くただれる状態でした。
 
 
 
ステロイドのぶり返しを恐れていた私はとても不安になりましたが、湿疹を見て毎日泣いていたことを思い返すと、今のほうが良いと感じるようになっていました。

そしてステロイドを使い始めてから半年程経った頃には、湿疹はほぼ無くなって保湿剤のみで済むようになりました。

現在、ステロイドの使用をやめてから半年ほど経ちますが、恐れていたぶり返しは今のところありません。
 
 
 
ステロイドを使用すると皮膚が薄くなり、毛細血管が透けて見えるようになると言われています。長女も、ステロイドを使用してから頬の毛細血管が透けて見えるようになりました。

しかしそれも、1歳になる頃には見えなくなりました。

乾燥や汗で荒れてしまうので、ホームケアではしっかり洗ってしっかり保湿することを意識しています。
 
 
 
いくつか試したなかで、ベビーソープや保湿剤はナチュラルサイエンスのシリーズが長女の肌に合うようでした。湿疹が落ち着いた頃から継続して使用しています。

洗うのはベビー全身シャンプーとベビーヘアシャンプー、保湿はベビーミルキーローション。冬にはベビーミルキークリームを重ねています。

更に乾燥が気になるときには、プロペトをこまめに塗るようにしています。

乳児湿疹に関する情報を集めすぎて自分を苦しめていた

乳児湿疹が酷く思い悩んでいた頃は、情報をたくさん集めれば早く良くなる気がして必死で情報収集をしていました。色々な情報に振り回されたことや、ステロイドに対して大きな先入観を持ったことで自分の理想とは違う方法を受け入れ難くなっていたと思います。
 
 
湿疹を見るのが辛かったことと気持ちに余裕が無かったことで、生後2ヶ月〜5ヶ月頃は写真も楽しい思い出もあまり残っていません。ステロイドを使ったことに後悔は無いけれど、その時その時にしか無い育児を楽しめなかったことはとても後悔しています。

私は初めての育児に張り切り、理想を追い求め過ぎて自分を追い詰めてしまっていました。 
 
 
赤ちゃんにはなるべく薬を使いたくない気持ちは変わりません。
でも、それによって不幸な気持ちなるのなら薬の使用もアリだと考えるようになりました。
 
 
そして、自分で情報収集するよりも直接専門家にみてもらう方が正確だと痛感しました。
もっと早めにみてもらっていたら、合わないホームケアをすることはなかったはずです。

もし乳児湿疹で悩んでいる方がいたら、私のように自己判断で悪化させる前に皮膚科医などの専門家にみてもらうことをオススメします。

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