「お小遣いの相場はいくら?」
「小学生から?何歳から始めたいいのかな?」
「お手伝い制?それとも定額制?」
など、始める時期や年齢、相場や支払い方に悩む「お小遣い」。
と検討中のママへ。
今回は、お小遣いのあげ方の種類や各メリットとデメリットについてまとめました。
目次
小学生1年生~2年生のお小遣いの平均は500円
小学生の約7割の子がお小遣いを貰っている事が分かりました。
お友達よりも少なかったり、多かったりすると世間一般の金銭感覚とズレてしまいますし、トラブルになりかねません。
お子さまの年齢、各家庭で相場は左右されるかと思いますが、子供が管理できる数百円~500円以内で始めるのが良いかと思います。
お小遣いのあげ方、4選をご紹介
お小遣いについて調べていると、各家庭いろいろな渡し方をしていました。
「定額制」「報酬制」「一括制」「都度制」についてご紹介します。
月1支給、定番の定額制
毎月1回、同じ金額を子供に渡す。お給料のような「定額制」はお小遣いの定番です。
一方、デメリットとして挙げられるのは、何もしなくても必ず手に入ってしまうことが挙げられます。
労働に対する対価ではないため、お金に対するありがたみを感じにくい可能性があります。
お手伝いしたら「○円」報酬制はお金の価値を学べる
「報酬制」はどの家庭でも、一度は検討したことがある支給方法ではないでしょうか?
また、自分が頑張った対価として与えられるお小遣いは、子供としても達成感があり、嬉しいはずです。
しかし、その一方で、報酬制は損得勘定が身につきがちです。
「報酬がなければやらない」という打算的な思考になってしまう可能性があるため、注意が必要です。
難易度高め!?年に1度の一括制は計画性が試される
「一括制」でお小遣いをあげるという方法もあります。
月に500円であれば、お菓子や文房具を買うなどで消費してしまいますが、12ヶ月分の6,000円を一括であればゲームソフトや効果なアイテムも購入できます。
貰ってすぐ全部使ってしまい、来年まで我慢となってしまうケースも考えられますが、きちんと自分で管理し計画的に使う事ができるのであれば取り入れても良いのかと思います。
交渉力が上がる都度制、プレゼン能力が身につく
何か欲しいもの、必用なものができた時に、その都度、親に交渉して必要金額をもらうという「都度制」。
欲しいもの、必要なものができたら、それがいかに買うに値するものであるかを考え、親を説得を試みます。
ある意味、世の中を生き抜く上では、かなり役立つスキルです。
そんなスキルを身につけられるのは魅力ですが、口が達者になり過ぎるのも親としてはちょっと困りものかもしれません。
初めてのお小遣い、家族に奢りまくる太っ腹な娘
小学3年になったのをきっかけに、500円を定額制であげることにしました。
それから、しばらくの間は、買い物に連れて行く度に、マイ財布を持参。
雑貨屋で私が「わー、これかわいい」とピアスを手に取ると、「買ってあげようか?」と得意顔。
まだ物の値段の相場を知らないから、500円で何でも買えると思っている娘。今度はスーパーのお菓子コーナーで、妹に「すきなの3つかってあげるからね」と・・・。
さらに、パパの好きなスナック菓子も抱えて「奢り魔か!」と、思わずツッコミを入れたくなる可愛さでした。
お小遣いトラブル、お友達にあげちゃった
娘がお友達と近所の公園に遊びに行って帰ってきた日のこと。
「え?この前あげたばっかりじゃん」びっくりして私が理由を尋ねると、何とお友達にあげちゃったというのです。
どうやら、お友達と一緒にコンビニに入り、娘がグミを買おうとすると、「いいなぁ、〇〇ちゃん。わたしおこづかいもらってないんだぁ」と羨ましがられたそう。
可哀想に思った娘は、自分はまた来月もらえるからと、お友達に持っていたお小遣いをそのままあげちゃったというのです。
事前に「お友達にあげてはいけない」と教えなかった私が悪いと、とても反省しました。
後日、お友達のお母さんがお金に気づいて、わざわざ返しにきてくれました。トラブルにならなくて本当によかったと胸を撫で下ろしました。
お小遣いのルールを事前に話し合う
子供は純粋ですよね。
色々あった我が家ですが、もうすぐ4年生になる娘は、当初のような浪費(?)はせずに、大事にお小遣いを使えるようになりました。
お小遣いを取り入れて一年が経過しましたが、失敗も含み、お金の勉強に繋がっているように感じています。
使い方を見守りつつ、お小遣いを少額から初めてみてはいかがでしょうか?
金銭感覚や使い方、計算など身につく良い機会だと思いますよ。