「朝なかなか起きられず、顔色が悪い」
「塾に行っているのに成績が上がらない」
「遊びにいってもすぐ疲れてしまう」
など、気になる症状がお子様に見られませんか?
もしかしたら、それは鉄不足が原因かもしれません!
今回の記事では、子供の鉄不足によって起こるマイナスの症状や、その解決方法について解説していきます。
最後まで読んでいただくことで、「子供の鉄分の重要性」と「より安全にお子様の鉄分不足を解決するたった1つの方法」を知ることができます。
この記事をきっかけに、世の中のお母さんが、子供ために必要な【鉄分】の重要性に気づいてくれたら幸いです。
ぜひ、最後までお付き合いください。
目次
あなたのお子様が鉄不足かどうかチェックしましょう。
お子様が鉄不足に陥っているかどうかを知るために、以下の【鉄不足がもたらす子供の症状】チェックリストを確認してください。
リストにある項目にいくつ該当するかを確認することで、鉄不足がもたらすお子様の症状をチェックすることができます。
過去の調査データによると日本の小児の10~15%が軽度貧血であるという報告レポートもあります。(参照元:小児と思春期の鉄欠乏性貧血/加藤陽子)
自分の子供は、鉄不足じゃないと思っているママにこそ、こちらのリストチェックをお願いします。
- 朝なかなか起きれない
- 集中力が続かない・頭が重い
- 好き嫌いがある
- 疲れがとれない・倦怠感
- イライラ・癇癪が多い
- 小食などの食べムラがある
- 立ちくらみ・めまい
- 気分が落ち込む
- 耳鳴り
- 動悸・息切れ
- 脚がむずむず(レストレスレッグス症候群)
- 手足の冷え
- 爪の色が白い・割れやすい(スプーン爪)
- 顔色が悪い
- 目の下にクマがある
- まぶたをめくると白い
- 口内炎を繰り返す
- 生理前後に不調を訴える
ご自身のお子様に、当てはまる症状は、いくつありましたか?
個人差はありますが、1~2個当てはまるお子様は「隠れ貧血」の状態で、3個以上当てはまるお子様は「貧血」の症状が常態化している可能性があります。
乳幼児も成長期の子供も鉄不足が問題になっている。
鉄不足によって貧血症状が続く子供は、カラダの成長や知能の発達に影響を及ぼします。
子供の発達と発育に欠かせない栄養素【鉄分】が不足する事は、運動機能や学力・知能の低下に加えて、推論や空間認識など認知機能の低下にも関係すると研究結果で示唆されています。
(参照元:小児と思春期の鉄欠乏性貧血/加藤陽子)
さらに、親が気づかない間に子供の鉄不足が長期化すると、下記のリストのような発達障害に繋がる可能性が高くなります。
- 学習障害(LD)・・・聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものです。
- 注意欠陥・多動性障害(ADHD)・・・年齢に見合わない「不注意さ」、好きなこと以外に対する集中力がなくほとんど関心や興味を示さない「多動性」、思いついたことをよく考えずに即座に行動に移してしまう「衝動性」が見られます。
- 自閉症スペクトラム障害(ASD)・・・言葉の遅れ、反響言語(オウム返し)、会話が成り立たない、格式張った字義通りの言語など、言語やコミュニケーションの障害が認められることが多い。
その他にも、まれなことではりますが、白血病や悪性りんぱ腫などの重い病気が、お子様に隠れていることもあり注意が必要です。
日頃から、保護者である親や周囲の大人が、鉄不足が引き起こす子供の体調トラブルについて理解を深めておく事がとても大切です。
お子様の様子をみて、いつもより「顔色が悪いな」「食欲がないな」「寝起きが悪いな」と思う日が続いたら医療機関で検査を受けるようにしましょう。
次に、【鉄分】が不足する事で起こる子供たちの年齢別の特徴や主な原因を紹介します。
子供の年齢別”鉄不足”になる特徴と主な原因
私たち大人が、鉄不足によって体調不良になっている子供たちに気付くことができる知識となるように、子供の成長期ごとの鉄不足の特徴と主な原因をまとめました。
以下に、各年齢別に鉄不足の特徴と主な原因をまとめています。
ご自身のお子様に、当てはまる鉄不足の症状があるかどうか確認してみてください。
乳児期の鉄不足の特徴(0歳~1歳)・・・かんしゃく・夜泣き
赤ちゃんの鉄不足で起こる主な症状には以下のものがあげられます。
- かんしゃく
- 夜泣き
- ひきつけ
乳児期において、鉄分不足になると言われているのは生後生まれて5ヶ月〜6ヶ月頃です。
しかし、この世に誕生した瞬間から、赤ちゃんの体内に蓄えられた鉄分は少しずつ成長のために使われ減少していき、生後6ヶ月頃には使い切ってしまいます。
また、予定日よりも早く産まれた早産児や、低出生体重の赤ちゃんは、鉄分を蓄える前に生まれてくるので、鉄不足を起こしやすくなるので注意が必要です。
幼児期の鉄不足の特徴(2歳~5歳)・・・成長の遅れ・発育の遅れ・言葉の遅れ
幼児期においては、鉄不足によって、以下のような成長や発育の遅れがで始めます。
- 身体が大きくならない
- 言葉が話せない
- 周囲への無関心
2歳から5歳の間に起こる食事の変化によって、鉄不足が起こります。
その離乳食や普通の食事になる段階で、鉄分を意識した食事をしていないと、その積み重ねによって、鉄不足に陥ることがあります。
さらに、自我が出始めると、好き嫌いがはじまり、栄養豊富な食事を用意したとしても十分にとってもらえない状況にもなるため、より鉄不足が加速することになります。
学童期の鉄不足の特徴(6歳~12歳)・・・学力低下・成長の遅れ・体力の低下
本格的な学校の勉強がはじまる学童期には、鉄不足によって以下のような問題が目に見えるようになってきます。
- 学力の低下
- 成長の遅れ
- 体力の低下
- 注意力・集中力の低下
- 勉強についていけない
この時期も、鉄不足となる主な原因は、好き嫌いや偏食、小食などによって、普段の食事に偏りができてしまうことです。
鉄分が身体の成長にもっと必要になってくる為、体内の鉄分の消化が早くなることも原因のひとつです。
盲点としては、子供の体質にもよりますが、学校給食で出される牛乳を飲みすぎることで、鉄分の吸収が減少し、鉄不足となる場合もあると報告があります。
また、学童期の後の思春期(12歳〜18歳)の頃には親の言うことを聞かなくなる年頃になるので、親からの鉄不足改善の対策を本人が取らないこともありえる為、この学童期に鉄不足の対策を十分にとっていないと、症状の改善ができず取り返しがつかないことにもなるので注意がもっとも必要な時期となります。
思春期の鉄不足の特徴(12歳~18歳)・・・必要以上な反抗期・気分の落ち込み
中学生以上になると、鉄不足が起こることで、以下のような症状がでてきます。
- 必要以上な反抗期
- 気分の落ち込み
- 疲れがとれない
- 眠れない
学童期に比べて、より急激な発育がみられる時期なので、鉄不足が身体の成長やメンタルにも強く影響をおよぼし始めます。
成長が著しく進む思春期は、体をつくるために非常に多くの鉄分が必要となります。
普段から鉄分を意識した食事をとっていないと、通学や部活動による運動、集中力を必要とする授業などで、必要な鉄分がすぐに枯渇してしまいます。
さらに、人間関係のストレスやジャンクフードの過剰な食事、夜ふかしなどの生活習慣の乱れが重なると、鉄分の供給が間に合わなくなり鉄不足に陥ります。
また、女の子の場合は、不必要なダイエットや月経開始により鉄不足を起こしやすい時期となります。
おすすめ!子供の鉄不足を効率的に改善するたった1つの方法
鉄不足を改善し予防することができる唯一の方法は、日々、必要な鉄分をとり続けることです。
なぜなら、1日に必要な鉄分を食事だけでとろうと思うと、かなりの食事量が必要となるからです。
さらに、子供の場合、好き嫌いの観点から十分な栄養をとることが、より難しくなることも、理由のひとつとして挙げられます。
その次に、食事とあわせて鉄分を補給でき、かつ、お子様にも安心して取り入れられる鉄サプリメント(フェリチン鉄系の栄養補助食品)について詳しくご紹介します。
食事だけでは鉄不足の改善が難しい時に、鉄分が補えるサプリメントや栄養補助食品を組み合わせる事が有効です。
子供が1日に必要な鉄分の摂取量(年齢別)
年齢別に1日に必用な鉄分の推奨量は、厚生労働省が「食事摂取基準2015年度版」で発表しています。
子供のおおよその1日に推奨されている必要な鉄分量は以下となります。
1日に推奨されている必要な「鉄分」量 | ||
---|---|---|
性別 | 男子 | 女子 |
0~1歳 | 0.0〜5.0mg | 0.0〜4.5mg |
2〜5歳 | 4.0〜5.5mg | 4.5〜5.5mg |
6〜12歳 | 6.5〜10.0mg | 6.5〜14.0mg(※月経あり) |
12〜18歳 | 9.0〜11.0mg | 10.5〜14.0mg(※月経あり) |
これら1日に必要な鉄分量を子供たちが摂取するのに、どれくらいの食事量が必要なのでしょうか?
食事から取れる鉄分量の目安と、子供には厳しい鉄不足を補う食事と量
鉄分を効率よく摂取できる食べ物はたくさんあります。
動物系の食材で、鉄分と栄養が豊富なのは鳥・豚・牛の「レバー」です。
生レバー50gあたりに含まれている鉄分の量は以下となります。
- 鶏レバー(生50g)・・・鉄分4.5mg
- 豚レバー(生50g)・・・鉄分6.5mg
- 牛レバー(生50g)・・・鉄分2.0mg
たとえば、幼児期(2歳~5歳)で推奨されている1日の鉄分量4.0〜5.5mgを補うには、豚レバーを生で50g食べれば十分です。
と言われても、小さな子供で生レバーを好んで食べる子はいません。
しかも、毎日、生レバーを50gも食べないといけないのは現実的ではありません。
それは大人でも困難です。
- 目玉焼きトースト(1枚)・・・鉄分0.9mg
(参照元:目玉焼き・トーストの栄養成分)
「カレーライス」では、ビーフカレー、チキンカレーで鉄分量が若干変わってきます。
- ビーフカレーライス(1人前)・・・鉄分2.7mg
- チキンカレーライス(1人前)・・・鉄分2.4mg
(参照元:【カロリー】「カレーライス(ビーフ)」の栄養バランス)
(参照元:【カロリー】「カレーライス(チキン)」の栄養バランス)
- ミートソーススパゲッティ(1人前80g)・・・鉄分2.5mg
- ナポリタンスパゲッティ(1人前80g)・・・鉄分1.9mg
- きのこスパゲッティ(1人前80g)・・・鉄分1.8mg
- トマトスパゲッティ(1人前80g)・・・鉄分1.5mg
- ペペロンチーニスパゲッティ(1人前80g)・・・鉄分1.5mg
子供にもっとも人気のある食事のひとつ「ハンバーグ」100gあたりの鉄分量は以下となります。
- ハンバーグ(100g)・・・鉄分1.8mg
(参照元:ハンバーグ・ミートボール・ハンバーガーの栄養成分)
朝に目玉焼きトースト1枚、昼にビーフカレーライス1人前、夜にハンバーグ100gを食べて、合計の鉄分量は約6.0mgとなります。
2歳〜5歳くらいまでの子供には、十分な1日分の鉄分量となりますが、この量を1日で食べるのは絶対に無理です。
6歳から12歳の子供だとこの量を食べれる子もいるかもしれませんが、食べ切ったとしても、十分な鉄分量とはなりません。
子供でも安心して摂取できるフェリチン鉄サプリを組み合わせた食事方法
これまで、子供の成長にとって鉄分がとても大事であることと、食事だけで十分な鉄分を摂取することが困難であることをお伝えしました。
ここでは、子供たちの鉄不足を安全かつ健康的に改善するための方法を提案します。
ただし、子供たちに、どのような鉄サプリメントを選ぶかが重要になってきます。
- 鉄分の吸収率がよい
- 副作用がない
- 食べやすい(摂取しやすい)
- 添加物を使っていない
この4つの条件を満たしている鉄サプリメントは、【フェリチン鉄のサプリメント】だけです。
フェリチン鉄とは、肝臓や脾臓で貯えられている貯蔵鉄のことです。
一般的に、ドラッグストアやネット通販で購入できる鉄サプリは、ヘム鉄サプリです。
動物性のヘム鉄サプリは、鉄分の吸収率は良いのですが、それゆえに、商品の選択を間違えると鉄分の過剰摂取となってしまうことがあるので、子供にはおすすめできません。
他に医療機関で処方される植物性の非ヘム鉄サプリもありますが、こちらは、鉄分の吸収率が悪く、人によっては胃腸障害といった副作用を引き起こすこともあるので注意が必要です。
これまでは、ヘム鉄サプリと非ヘム鉄サプリしか、鉄分を補うサプリの選択肢がありませんでした。
しかし、第3の鉄材として、ヘム鉄と同等の鉄分の吸収率があり、しかも副作用が発生しないフェリチン鉄サプリが開発されています。
フェリチン鉄サプリメントの特徴と子供に最適な商品の選び方
ヘム鉄・非ヘム鉄サプリに続く、第3の鉄サプリと言われているのが「フェリチン鉄サプリ」です。
しかも、体内に蓄えられる貯蔵鉄となるので、効率よく体の鉄不足を補うことができます。
原料は大豆から抽出されており、完全な植物由来の鉄分なので、健康意識の高いベジタリアンやヴィーガンの方たちも取り入れています。
ただし、商品によっては、添加物が多く含まれていたり、子供が苦手な錠剤タイプのものもあります。
特に小さな子供の場合、できるだけ体に良いものを選ぶことが大切です。
生まれつき解毒が苦手な体質の子供は、添加物の多い食事をしていると体に必要のない毒素を体内に溜め込んでしまいます。
また、錠剤タイプですと飲み込めない子もいるのでパウダータイプを選ぶことが良いでしょう。
パウダー状だと、普段の食事に取り入れやすいというメリットもあります。
パウダータイプのフェリチン鉄サプリを料理と組み合わせるアイデア4選
子供にも取り入れやすくなるように、お料理にパウダータイプのフェリチン鉄サプリを組み合わせるアイデアを4つ紹介します。
普段の食事にちょっと取り入れるだけで、子供たちの鉄不足は大幅に改善することができます。
①牛乳や豆乳、ヨーグルトなどの飲み物にまぜる。
②トーストへふりかける。
③暖かいスープに混ぜる
④アイスやデザートにふりかける。
【編集後記】子供の鉄不足を改善できる100%無添加のフェリチン鉄サプリをスタッフも愛用しています。
子供の鉄不足を予防するには、「毎日、コツコツ」鉄分を補給し続けるのがポイントです。
とはいえ、実際には、鉄分のことを考え、しかも、規則正しく1日3食の献立を調理して、子供たちに提供するのは難しいと悩んでいる親の方たちがたくさんいます。
プリママーズ編集スタッフにも小さい子供を育児中の母親がおり、同じような悩みを抱えていましたが、今回、鉄分の重要性を調べている際に、副作用を発生しないフェリチン鉄サプリという鉄分を補える第3のサプリを知りました。
フェリチン鉄サプリを調べてみると、錠剤タイプやパウダータイプがあったり、無添加の物や不要な添加物が配合されている商品などがたくさんあることを知りました。
子供に与えるサプリメントは、体に負担がない無添加で作られていて、副作用もなく、摂取しやすいパウダー状のものが良いと思い、探した結果、安心して鉄不足を効率よくサポートできる無添加のフェリチン鉄サプリはたったの1つしかありませんでした。
パウダー状なので、錠剤を飲み込むのが苦手なお子様にも誤飲などの心配もありません。
無味無臭という事もあり、好き嫌いが見られるお子様も好きなメニューやデザートに混ぜることで抵抗なく鉄不足を解消する事ができます。
今回、「鉄不足と子供」をテーマに調査した内容をお伝えしてきました。
大事なことは、子供が引き起こす鉄不足によるトラブルについて事前に知識や改善方法を知っていれば、それを見落とす事なく予防する事ができるということです。
次回は、実際にプリママーズのスタッフが愛用しているフェリチン鉄サプリのレビューや体験談、子供のたちのリアルな感想などをご紹介します。
お子様の鉄不足に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。