赤ちゃんや子供の誤飲は大人の注意や防止対策が大切
赤ちゃんや子供の誤飲事故はとても危険です。
誤飲するものによって窒息や中毒を引き起こす事も。
大人が目を離したほんの一瞬で起こる誤飲事故は子供の成長によって防止対策も変わってきます。
日頃から赤ちゃんや子供の手の届かないところへ保管しているかなど成長と共に保管場所も見直す必要があるようです。
誤飲事故の多いものは手が届かないところに保管しよう
生活用品には赤ちゃんや子供が口にすると危険な物が沢山あります。
得に生後6ヶ月~2歳未満の乳幼児の誤飲事故が多いようですね。はいはい・伝い歩きの時期は得に手に触れた物を口に入れるようになります。
なんでも口に入れてしまうのは、おっぱいを飲むことで鍛えられた口の筋肉が一番発達しているからなんだそうです。
「これって何だろう?」と思い手よりも裂きに口にいれて物を判別するそうです。
なんでも口にいれてしまうのは、成長過程でもあるので大人が近くで誤飲しないように見守る必要があります。
注意が必要な物
- タバコ
- お薬
- 化粧品
- 洗剤類
- 殺虫剤
- 芳香剤
- 乾燥剤
- 灯油・カー用品
- 文具
- 電池
- 玩具
etc…そのほかにもペットボトルの蓋や画びょう。
ボタンやヘアピンなど身に付けているものが落ちてしまう場合もあるので注意が必要です。
成長に応じて目線もかわる
- 床や畳、低い位置のものに注意
- テーブルの高さにあるものに注意
- 高い位置にも注意
・6ヶ月~12ヶ月
・1歳~2歳
・3歳~5歳
家の中だけではなく、公園や外出先でも誤飲事故は起こります。
誤飲事故で一番多いのは「たばこ」だそうです。
我が家には喫煙者はいませんが公園に出かけるとタバコの吸殻を見つける事もあります。
タバコを食べてしまうと有毒成分である「ニコチン」が体内に吸収されることで、嘔吐や顔色が悪くなったり、元気がなくなるといった症状を引き起こします。
公園でタバコの吸殻を見つけた息子は「これなんだろう?」と手を伸ばす事も。
見逃してしまいそうな吸殻にも親は注意しなければなりません、誤飲事故は常に起こりえるのです。
誤飲してしまったら中毒110番に問い合わせしよう
誤飲してしまい判断に迷った場合は中毒110番に問い合わせを行いましょう。
中毒110番では化学物質などによる中毒事故が起きた場合の対処法や応急手当などアドバイスをしているそうです。
しかし、意識がない、痙攣しているなどの緊急を要する場合はすぐに救急車を呼ぶ必要があります。
まとめ
誤飲事故を防ぐために危険な物は手の届かない場所へ保管しています。
それでも誤飲事故は目の前で起こる事も。
シール遊びをしている最中にふっと目をそらした間にシールを食べてしまった息子。
「あーんして!!」と口の中に手を入れて必死で取りましたが飲み込んでしまいました。
意識はあり呼吸も出来ていたのですが心配で飲み込んだシールを手に持って小児科に駆け込みました。
幸いに気管に詰まる事もなくうんちとして出てきてくれましたが、飲み込んでしまった時は焦りました。
シール以外にもティッシュや新聞なども誤飲してしまう事があるので注意が必要です。
1歳半になった息子は今でも油断すると口の中にスーパーボールやどんぐりなどを入れそうになるので目は離せません。
誤飲するからといって全てのものから遠ざける訳ではありませんが、対策は必要かと思います。
日本中毒情報センターの公式サイトには「中毒事故発生時の対応」なども公開されています。
「吐かせてはいけないもの」また、刺激性があったり、炎症を起こしたりする危険性があるものの場合は、牛乳または水を飲ませる事もあるようですが、「飲ませることで症状を悪化させる恐れがあるもの」など詳しく掲載されています。
子どものいる家庭で注意することも掲載されているので参考にチェックしてみてはいかがでしょうか?