Part1.授乳中の方のお家を訪問する時の手土産を考える!

Part1.授乳中の方のお家を訪問する時の手土産を考える!

出産を終えた友人のお家を訪問する事に。

そんな時は、出産を頑張った彼女が大好きな食べ物や飲み物を買って持って行ってあげよう!と思っているそこのあなた!

ちょっとお待ちください!

そのご友人は、授乳中ですか?

そこを確認するのはとても重要なポイントです。

それもそのはず、授乳中はお母さんが摂取したものが母乳に良くも悪くも影響を及ぼし、赤ちゃんにも反映する可能性があるからです。

出産前や妊娠前に大好きだった食べ物や飲み物が、授乳中のお母さんには必ずしも良い物ばかりではありません。

という事で今回は、授乳中の方のお家を訪問する時の手土産を研究してみたいと思います。

研究と言っても難しい事ではありません。

何が授乳中のお母さんにはOKでNGなのかを押さえてみましょう。今回は、そのPart1としてNGな食べ物や飲み物をご紹介します。

授乳中に良くない代表的な飲食物

その1.アルコール・カフェイン

これは妊娠中はもちろんNGですが、授乳中も同じくらいNGです。

以前も紹介しましたが、アルコールは摂取してから30分程で母乳にも移動します。

その母乳を飲んだ赤ちゃんにどんな影響が出るかは想像するに難しくはありませんね。

このように、アルコールは赤ちゃんにとって刺激が強すぎるのです。

そしてこの刺激で言うと、カフェインも同様です。

コーヒーやエネルギードリンクなどの飲み物はもちろん、チョコレートにもカフェインは含まれていますので、授乳中にはオススメ出来ません。

という事で、それらが含まれた飲み物や食べ物は、授乳中のお母さんに渡す手土産には向かないでしょう。

▼前回の記事がご覧頂けます▼
授乳とアルコールの関係とは

その2.バターやクリームたっぷりのこってりスイーツ

手土産と聞けば、有名パティスリーの美味しいショートケーキやタルトなど、甘くておいしい物を想像される方も多いでしょう。

しかし、授乳中の方へのお土産には止めておきましょう。

その原因は、乳製品の摂取過多は、母乳の出具合に悪影響を及ぼす可能性があるから。もちろん、少しであれば問題ありません。

しかし、クリームたっぷりのロールケーキや、濃厚でクリーミーなアイスクリームなどは決してオススメできません。

母乳が詰まりやすいと言われています。また、糖質が高い物や、脂っこい物を大量に摂取すると、赤ちゃんに乳児湿疹が出やすくなります。

生後6か月までは特に気を付けましょう。

スイーツを持って行きたい場合は、甘さ控えめでヘルシーな物を選ぶと良いでしょう。

その3.南国の果物

果物がNG!?最も良さそうなのにどうして!?という声が聞こえてきそうですが、あくまでも「南国の果物」と言うところを気を付けてください。

例えばパイナップルやマンゴー、グアバにスイカなどでしょう。その理由は、南国で生まれた果物は、食べた人の熱を下げようとする効果を持っています。暑い場所で育った果物に備わった自然の力です。

しかし、授乳中のお母さんが冷え性を持っている場合などは、それが母乳の出が悪くなる原因になったりもします。

また、乳腺炎の原因の一つとも言われている冷え性。

時々、一口二口食べる分には問題ありませんが、お土産で幾つももらって美味しいからと一気に食べてしまうような事があってはいけません。

逆に、寒い所で生まれた果物は体温を下げる効果は低いので、オススメです。

まとめ

さて、今回は授乳中の方を訪問する時の手土産でNGな物を紹介しました。

しかし、こう言われてしまうと、今後何も手土産を持っていけないではないか!と思う方もいらっしゃるかと思います。

そんな方の為に、次回は手土産でオススメな物を紹介したいと思います。

お楽しみに!

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ABOUTこの記事をかいた人

ロサンゼルスで幼児教育を学び、帰国後は都内のインターナショナルプリスクールに勤務。現在はインターナショナルスクール生徒専門の家庭教師、大人向け英会話そして外国人向け料理教室を主宰。現代社会における働き方の変化、そしてコミュニケーションに関する情報を発信している。