こんにちは。現在2歳の子供の育児中の主婦です。
今回は、私が子供が生まれた時からしゃべり始めるまで続けていたベビーサインについてご紹介したいと思います。
しゃべれない赤ちゃんと意思疎通が取れる、とても素晴らしいツールです。
赤ちゃんがする手話みたいなものです。
口では話せないが、手は動くようになってきた赤ちゃんが、手のジェスチャーで自分の言いたいことを伝えるツールです。
1.赤ちゃんのお世話に必要
- 「おっぱい」
- 「おしっこ」
- 「うんち」
- 「お茶」
- 「食べる」
2.赤ちゃんの意思を伝える
- 「もっと」
- 「おしまい」
- 「おいしい」
3.赤ちゃんと会話を楽しむ
- 「鳥」
- 「魚」
などなど、様々です。
ベビーサイン協会という団体の教室に通ったり、ベビーサインの書籍を参考にしても良いです。
ネットでサインを紹介しているページや動画を見るなど、独学でも充分です。
また、手の動きが単純なのであれば、お母さんオリジナルのサインを作ってもOK。
お母さんがサインを赤ちゃんに見せ始めるのは、生まれてすぐからでも!
まだ手は思い通りには動かせませんが、ちゃんと赤ちゃんは見て覚えています。
赤ちゃんが自分でサインを出せるようになるのは、生後半年以降。
それまでは、お母さんがサインを見せるだけ。赤ちゃんからの反応がないので、ちょっと根気が要るのですが、赤ちゃんと、おててでお話できるようになると、本当に楽しいので、ぜひ頑張っていただきたいです。
私の場合、生まれた直後からサインを子供に見せていました。
10ヶ月くらいから、「おいしい」のサインがなんとなくできるようになりました。これができるようになると、離乳食をあげるのが楽しくなってきます。
「おいしい?」って聞くと、赤ちゃんがサインを返してくれるので、とっても可愛いです。あんまり可愛いので、お父さんや、おじいちゃんも、「おいしい?」と聞きながら、積極的に離乳食をあげてくれるようになります。
その後もいろいろなサインを覚えて使ってくれるようになりました。
食卓で怒って泣いている時も、サインがあれば一目瞭然。もう食べたくなくい時は、「おしまい」のサインが出ますし、もっと食べたい時は、「もっと」のサインが出ます。
これには、初心者ママの私には大変助けられました。
しゃべり始めで、発音が不明瞭な時期にもベビーサインは役立ちました。
お外をお散歩中、子供が「とぅさん」としきりに言うので、「父さん」と言っていると思い「お父さんは会社だよ」と言うと、子供が鳥のサインをしながら「とぅさん」ともう一度言いました。
子供は鳥を見つけて一生懸命「鳥さん」と言っていたんですね。ベビーサインがなければ、会話がすれ違ったままだったでしょう。
また、早期バイリンガル教育を考えている方にもベビーサインは有効です。
私は韓国在住ですので、子供には日本語と韓国語両方を教えなければいけません。
頬をぽんぽんと軽くタッチする仕草が「おいしい」と「マシッソ」二つの言い方があるのだということを、ベビーサインを通して赤ちゃんの頃から教えることができます。
また、日本のおじいちゃんおばあちゃんは「おいしい」と言うし、韓国のおじいちゃんおばあちゃんは「マシッソ」と言うなぁと、なんとなく日本語と韓国語の使い分けを感覚的に覚えてくれたのもベビーサインのおかげなんではないかと思います。
いかがでしたか?
もう2歳になり、ベビーサインは使わず、口でのおしゃべりが達者な我が子ですが、赤ちゃんの頃の動画を見ると、ベビーサインで上手に意思表示していた頃を懐かしく思います。
これから赤ちゃんが生まれる方や、まだしゃべり始める前のお子さんのお持ちの方には、ベビーサインをオススメしたいです。