保活を始める時期として、私がオススメしたいのは「妊娠中」です!
その理由は・・・
- 育休中のスケジュールが立てやすい
- 何も分からず不安なままで大仕事(出産)せずに済むから
育休は無限の休みではありません。
限りある時間を逆算することによってスケジュールが立てやすくなります。
もちろん産後からでも、全然遅くはありませんでの体調を優先して進めて頂くのが良いかと思いますし、パートナーであるご主人にリサーチしてもらうのもオススメです。
初めての保活で「何からしたらいいのか分からない」「いつから始めればいいのか分からない」と悩んでいる方へ保活のすすめ方をご紹介しています。
是非、参考にお読みください。
目次
【保活の基本、最初にやるべきこととは】
まず、最初に保活の基本である3つポイントをご紹介します。
その1.市役所で聞くと良いこと
ニュースでなんとなく「待機児童」という言葉を聞いたことがある方が多いかと思います。
申込開始時期等はHPでも簡単に調べることが出来ますが、詳細な状況については流動的な情報になるため掲載をしていないことが多いです。
- 入所希望月の前年度の状況
- 自分と同じくらいの点数で待っている人の有無と人数
- 一つ下のクラスの受け入れ状況と今後の見通し
(例えば、4月入所希望の場合、前年度4月はどうだったか)
また、自分と同じくらいの点数で入所出来ているかどうか。あとは、現在の1つ下のクラスの受け入れ状況です。年度が変わったときにどのくらい受け入れが増える予定なのかを確認しましょう。
ただし、先にも述べた通り、これはあくまで流動的な情報なので、見通しについては担当者としてもあまり言いたくない話です。
とはいえ、話をしているうちに、ひょっとしたら参考になる情報やアドバイスがもらえるかもしれません。
なので、分からないことを分からないままにしないで是非、直接聞いてみてみると良いです。
「保活について分からないので来ました!」でも大丈夫!きっと親身になってくれるはずです。
その2.点数によって入所が決まる
面談等で決まる幼稚園とは異なり、保育園は各自治体の入所会議にて決まります。
その為、家庭状況を点数化し優先順位をつけています。
例えば、パートタイムとフルタイムでは、フルタイムのほうが保育を必要とする時間が長い=保育の必要性が高いとなり、優先順位が高くなります。
また、その他にも家庭状況に合わせた点数が細かく設定されています。
各自治体のHPに点数表は多く掲載されているので、自分の点数を確認しましょう。
その3.子どもの生まれによって不利になる
子どもの生まれ月によって不利になる・・・この答えは悲しいのですがYESです(泣)。
また、0歳児クラスは大きいクラスよりも保育士の人数が多く必要などといった、安全に保育すべく国や自治体で定められている基準に基づいて、部屋の大きさや保育士の配置も鑑みて入所できる人数は決まっています。
子ども一人一人を安全に受け入れることが出来るよう、在園児の状況や人事配置など保育現場の様々な状況も踏まえ入所及び待機は決まるのです。
受け入れ月齢は保育園に異なりますし、子供の生まれた月によって選択枠は狭くなります。
早生まれ(1月~3月)にご出産予定の方は、途中入園かか次年度の入園の検討も視野に入れておきましょう。
園選びのポイントと説明会・見学会の予約
見学や説明会の参加は必須ではありませんが、実際に足を運ぶことで園の雰囲気や保育理念・方針を知る事ができます。
ただし、手当たり次第行く必要はなく、本当に通えそうな保育園の候補へ予約しましょう。
保育園選びのポイントは「通いやすさ」
転園希望の理由として圧倒的に多かったのは、「遠くて毎日通うのが困難」という理由が多かったです。
結局のところ重要だなと思う園選びのポイントは、自宅との距離、ズバリ「近さ」です。
また、週明けの月曜日とお休み前の金曜日には、荷物が恐ろしいくらい多いです。
(※午睡用布団やらオムツやら洋服のストックやら子どもたちの作品まで)
車での送迎が可能な保育園であれば少し楽かもしれませんが、徒歩や自転車での送迎を検討中の方は「通いさすさ」は大きく左右すると思います。
また、このご時世ですと、少しの熱でも蔓延予防の観点からお迎えの要請があります。
自宅と職場と保育園の距離を考慮して保育園を選ぶと良いかと思います。
保育園の雰囲気や理念・方針を把握しておく
2番目に多い転園希望の理由は、「保育方針が合わない」です。
入園した後に、「思っていたのと違う」「子供に合わない」と感じる保護者の方がいらっしゃいます。
保育園の雰囲気や理念・方針、考え方はもちろん大切です。
合わせて保育士の先生たちが和やかにお仕事されている様子や、園児が楽しそうに過ごしているかなど、実際に足を運ぶ事で感じられると思います。
施設での清掃が行き届いているかも、しっかりチェックしておきましょう。
見学会や説明会の開催は夏から秋ごろが多いとされています、候補となる保育園には電話で確認しておきましょう。
各保育園のホームページや園だよりをチェック
コロナ渦の保活は見学会の中止や説明会の人数制限により情報が少なく保育園選びにとても苦慮しました。
少しでも情報を知りたいと思い、ホームページをチェックした方も多いのではないでしょうか?
ホームページには、季節行事の予定表や園児の一日の過ごし方、延長のご挨拶が掲載されている事があるので参考になります。
「園だより」は、今月の歌や、クラス別での取り組み、各担任や園長先生からのコメントなどが掲載されている、在園中のお子さんと保護者へのお便りです。
どんな園なのかが伝わってくるかと思うので見学や説明会で見かけたら読んでみると良いかと思います。
妊娠に保活がベスト、産後は赤ちゃんとの時間を堪能
保育園入所担当者だった私がオススメの保活を紹介してきました。
妊娠中から少しだけ早く保活準備をしておくことで、貴重な育児期間を赤ちゃんと一緒に過ごせると思います。
体調に考慮してリサーチを行ってみてくださいね。
納得のいく保活が出来ることを願っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。