0歳0ヶ月育児、誰も教えてくれなかった事

出産は女性にとって身体を酷使しての大仕事です。

やっと産まれてきてくれた赤ちゃん。

ふにゃふにゃした身体に、頼りない息使い。

可愛いくて愛おしくて仕方ない反面、産まれた瞬間から、いきなりお母さんになります。

「この子を守っていかなければ」
「この子を育てていかなければ」
と意気込んだものの、毎日の育児は「???」の連続でした。

新生児なのに寝ない赤ちゃんがいる!?それが我が子


引用元:http://weheartit.com/

私がお世話になった産院は、出産後に母子同室にするか、出産後の一晩だけ預けるかを選択出来るシステムでした。

私は事前に「産後は休んだ方が良い」と友人から聞いていたので、出産を終えた後すぐにナースステーションに赤ちゃんを預け休ませてもらいました。

よって、育児が本格的にスタートしたのは翌日からでした。

赤ちゃんを預かってもらった夜は、「赤ちゃん何してるかな?」「赤ちゃん泣いてないかな?」「赤ちゃんとの生活わくわくするな」と、テンションが上がり気味で、朝、看護師さんが赤ちゃんを運んできてくれるまで、すごく楽しみで仕方なかったです。

看護師さんから赤ちゃんを受け取った時、初めての寝顔を見たときのドキドキは今でも覚えています。が、この穏やかな気持ちは一日にして吹き飛んでしまいました。

我が子は全くといっていいほど「寝ない子」だったのです。

おっばいをあげてもすぐに泣き出すし、抱っこしていないと泣き止まない。

それは日中だけでなく、夜中もずっと続きました。

あれ?思っていた入院生活と全く違うぞ?入院中って赤ちゃん寝てばっかりだから身体休めるんじゃないの?これじゃあ全く産後の疲れが取れないじゃない!私の頭の中は早速パニックです。

助産師さんに相談したところ、「赤ちゃんにも個性があって、育児書通りの赤ちゃんなんていないんだよ。寝てくれる子もいれば寝たくない子もいて、寝ないのはこの子の個性だよ。」

衝撃でした!寝ない赤ちゃんもいるなんて!それが我が子なのだと思うしかありませんが、産後でぼろぼろの身体には堪える現実でした。

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母乳は産んですぐには出ない!?


引用元:http://weheartit.com/
赤ちゃんが生きる為には母乳をあげないといけません。そんな当たり前の知識は出産前からありましたが「すぐに母乳は出ない」という事を知りました。

赤ちゃんから吸ってもらわない事には出ないのです。

母乳で育てたい思いが強かった私は、出産後から頻回授乳の日々が始まりました。これが思いの外大変だったのです。

「赤ちゃんが求めたら吸わせてください」と指導され、実行したところ、1時間毎の頻回授乳。それが朝も昼も夜も24時間。私の母乳の出が悪いのか、赤ちゃんの吸う力が弱いのか、入院中は1日に18回授乳する日もありました。

「赤ちゃんも泣いちゃうけど、これじゃあお母さんも泣いちゃうね」という事で、入院3日目からミルクを足す事になりました。

ミルクを足すと最低3時間は次の授乳までに時間が空く事になります。そこでやっと私は2時間ほどおっぱいの休める時間が取れたのでした。

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お母さんは眠れない!?細切れ睡眠がこんなに辛いとは!!


引用元:http://weheartit.com/
我が子は前記の通り寝ない子で、私は母乳がなかなか出ない人でした。こう重なると必然的に睡眠時間がとれないことになります。

入院中は2時間まとまって寝れる日はありませんでした。もちろん赤ちゃんが寝てくれる時間は必ずあります。しかし、赤ちゃんが寝ている時も私は赤ちゃんが気になって寝れない事が多かったのです。

助産師さんから「産まれたばかりの赤ちゃんは時々呼吸をする事を忘れてしまいます。だから呼吸が止まってないか感知する装置を赤ちゃんのベットにつけています」と、産後すぐの説明を受けたからなおさらだったのでしょうか。

「ちゃんと息してるかな?」「眠っている体勢は辛くないかな?」眠っている赤ちゃんを度々見ては確認してしまい、貴重な睡眠時間を削っていたのです。

赤ちゃんが産まれて日にちが経つごとに、この心配事は減っていったのですが、もちろん赤ちゃんに授乳しないわけにもいかず、退院後も細切れ睡眠は続いています。

妊娠中昼寝をする時間がものすごくあったので、あの時存分に寝ていれば!!!と、産後後悔していました。

先輩ママさん達へ聞くと、眠りたい時に眠れない事は育児中はずっと続くと言います。私はこの事実をしりませんでした。

なので、今これから初めてお母さんになる妊婦さんに声を大にして言いたい。「妊娠中、思う存分寝て休んでストレスフリーに過ごしてください!」と。
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赤ちゃんの顔は毎日変わる!新生児期はあっという間


引用元:http://weheartit.com/
上記3つの事は誰も教えてくれなかった「辛さ」の面。4つ目は新米お母さんの喜びでもある「赤ちゃんの成長」についてです。

辛さだけでは子どもを産んだのに骨折り損です。この「赤ちゃんの成長」があるから、辛いけどがんばれちゃうのがお母さんとだと気づきました。

赤ちゃんの顔は本当に毎日変わります。

赤ちゃんは産まれてから今まで、1日たりとも同じ顔はない事に気づきました。

始めはまぶたが重すぎて目が開けれなかった我が子が、2日目には目を細く開き、3日目には新生児微笑で初めての笑顔を見ました。

音に敏感に反応したり、目をきょろきょろさせたり…1つ1つの変化がうれしくて、可愛くて、毎日写真を撮りました。

しかし、写真では納めきれない一瞬の表情もあります。24時間側にいるお母さんしか気づけない表情もありました。これが母親の特権だと、毎日我が子の顔を見てはニヤニヤ。他の人には分からずとも、我が子は1秒毎に成長しているのです。

新生児育児は大変だけど、気づけばあっという間に成長していってしまいました。

赤ちゃん目線で言えば、産まれて初めての世界は分からないことだらけ。目も見えない音だけの世界で生きるのは不安がいっぱいで泣いてしまいますよね。そんな赤ちゃんの世界で唯一安心感を与えてあげれるのがお母さんの肌の温かさなのだと思います。

赤ちゃんが寝なくても、「新しい世界に不安いっぱいなのね。ママの抱っこで安心するのね。」と気持ちを切り替え、おっぱいが出なくとも、「ママも赤ちゃんもおっぱい初心者なんだから当たり前当たり前」と思い、赤ちゃんは成長するものだと切り替え、細切れ睡眠にも慣れていきました。

新生児育児は分からない事だらけだと思います。不安もたくさんあります。でも生まれたてほやほやの赤ちゃんを堪能出来るのは、新生児を持つお母さんしか出来ない事。私は毎日に追われ、実はこの時期育児を楽しむ余裕が無かったように思います。

この二度と無い濃密な時間を、もっともっと楽しみながら過ごせば良かったと少し悔やんでいるこの頃でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

初めての出産で、日々の身体や心の変化に戸惑う毎日です。 そんな中でも小さな幸せをみつけながらマイペースに過ごしています。 自分の体験がお役に立てればうれしいです。