陣痛タクシーは無料登録が可能、利用しなくても料金は発生しません。

陣痛タクシーとは、電話一本でスムーズに病院まで送迎をしてくれるタクシーの事。

無料で登録でき、陣痛がきた時に手間をかけずにタクシーに乗れるので、妊婦さんなら登録しておきたいサービスです。

地域により呼び方が異なり「コウノトリタクシー」「お産タクシー」と呼ばれたりもします。

今回は「もしもの時」に安心して病院に送り届けてくれる陣痛タクシーについてご紹介します。

この体験談記事を書いた人：ひかる

2歳差の女の子と男の子の母。動物が大好き。子育てを始めてから、笑いのツボが子供たちの何気ない行動に。

登録は必要？陣痛タクシーの利用方法について

陣痛タクシーを利用するには事前登録が必要です。

事前登録時に家の住所やかかりつけの病院などを登録しておくことにより、普通にタクシーを呼ぶよりスムーズに病院まで行くことができます。

登録したら必ず利用しなければいけないわけではなく、産後に退会手続きの必要もないので、登録しておいて損はありませんよ。

陣痛タクシーの料金について

タクシーの利用料金は、普通にタクシーを利用するときと変わりません。

私の場合は、家から病院まで約4kmで2000円くらいでした。

陣痛タクシーの支払い方法は現金？カード？

支払い方法はタクシー会社によります。

私の場合は、現金とカードの両方に対応しており、配車の連絡をする時に支払い方法を聞かれました。

どちらにするのか、事前に決めておくとスムーズに対応できますよ。

陣痛タクシーは深夜でも利用できる？

タクシー会社により、深夜に利用できるかは異なります。

深夜タクシーの本数を減らしているタクシー会社もあるので、なかなか来ないケースもあります。

事前に、深夜に利用できるかどうか確認しておくと安心ですよ。

私の場合は、23時に陣痛タクシーを呼び、すぐに配車できるタクシーが見つかったのでラッキーでした。

陣痛タクシーの利用手順について

陣痛タクシーの利用手順は簡単です。

電話をする時は「陣痛タクシーに登録した○○です」と名前を伝えればいいので、配車の手配が楽に済みます。

臨月突入！陣痛タクシーを利用して病院につくまでの私の体験談

妊娠38週に入ったある日の夜。

寝ているときに違和感があり目を覚ましました。

私は経産婦で破水の経験があり「今の違和感は破水だ」とすぐに気がついて病院に連絡しました。

この時点で時刻は23時過ぎ。

日中であれば夫に車を出してもらえたのですが、2歳の長女が寝ている時間だったので陣痛タクシーを呼びました。

病院＆配車連絡を終え、陣痛タクシーを待つだけ

陣痛タクシーに登録しておくと、イザという時に支度を整えてタクシーが来るのを待つだけなので本当に便利です。

私の場合は、先述した通りありがたいことにすぐ配車可能なタクシーが見つかり、数分で来てくれる予定でした。
 
 
 
しかし、なかなかタクシーが来ません。

まだ陣痛はきていませんでしたが破水をしている状態なので「早くタクシー来てくれないかな？」と心の中で何度も祈ってました。

玄関を出たり入ったりしながら待つこと数十分。

ようやくタクシーが到着しました。

陣痛タクシーでは吸水シートやバスタオルを用意してくれる

陣痛タクシーでは、吸水シートを座席に敷いてあり、バスタオルなども用意してくれています。

特別なサービスですが追加料金などは不要ですし、安心して医療機関まで送り届けてくれます。
 
 
 
しかし、私の場合は違いました。

陣痛タクシーに乗り、いざ病院へ出発！と思いきや・・・。

なぜか病院へ行くルートではない行き止まりの道を進んでいきます・・・。

私は思わず「ここ行き止まりですよ！」と声をかけました。

タクシーの運転手さんは、破水をした妊婦さんを乗せるのが初めてだったそうで慌てていて、タクシーの到着が遅れた原因も準備に時間がかかってしまったそうです。
 
 
 
陣痛タクシーは運転手の方までは選べません。

ベテランの方や陣痛タクシーに関する教習などを受けている方のみとしている会社もあります。

登録前によく確認しておくと、より安心かもしれません。

陣痛タクシーは、病院に行く途中に寄り道もOK

陣痛タクシーでも、運転手さんにお願いすれば病院に行く前に寄り道をしてもらえます。

私は軽食を少し足しておきたかったのでコンビニに寄ってもらいました。
 
 
 
出産二人目という事もあり精神的に余裕があったので冷静に頼んでしまいましたが、破水をしている状態で普通にコンビニに行くと言い出したせいか、タクシーの運転手さんは少し驚いていました。

陣痛タクシーの運転手さんは病院到着後もサポートしてくれました

無事病院に到着し、お会計を済ませて荷物をおろしてもらいます。

ですが、優しい運転手さんはスーツケースを病院の玄関まで運んでくれました。
 
 
 
あとで看護師さんに「タクシーの運転手さんも一緒にいたからびっくりした」と言われたので、運転手さんがわざわざ荷物を運んでくれることはあまりないようです。

初産のママは陣痛タクシーの登録がおすすめです

初めての妊娠＆出産は不安がつきものです。

特に正期産を過ぎた辺りからは、いつ陣痛がくるのかとソワソワすると思います。
 
 
 
前もって陣痛タクシーに登録しておけばタクシーの手配を焦らず簡単にできるので、登録しておくことをおすすめします。

初産婦さんだけではなく、小さい子供がいる経産婦さんも登録しておいて損はありませんよ。