【娘と息子の反抗期体験談】小学生~中学生の子供の反抗期を乗り越える対策方法。

子育てをしているとほとんどのママが経験する子供の反抗期。

「育て方を間違えたかしら?」

「こんなはずじゃなかったのに・・・」

と頭を抱えるママも多いはず、私もその1人です。

私が経験した、子供の反抗期の乗り越え方と対処方法を性別&年齢別で説明していきますので、参考にしてみてください。

バツ2のアラフォーママWakako*です。介護福祉士として働いている、19歳、15歳、11歳、0歳の4人のママです。ステップファミリーですが、今が人生最大に平穏で、みんな仲良く穏やかに暮らしています。

【女の子編】反抗期の対処法

女の子は、おませさんで聞き分けの良いイメージがありませんか?

男の子よりも3歳頃からお口が達者になるので、親である私が言葉遣いに気を付けていれば反抗期なんて来ないと思っていました。

普段から褒めたり共感したり、怒鳴ることは極力控え、いつも笑顔で子育てをしてきたつもりでした。

しかし、今までの穏やかな娘からは想像もつかない反抗期が突然やってきたのです!

小学2年生から中学3年生の現在でも続いている、我が娘の反抗期

娘の反抗期が始まったのは、小学2年生の春。

最初は、大したことないだろうと楽観的に捉えていましたが、日に日に酷くなりました。

反抗期が始まり、ほどなくして学校の先生から自宅に電話がかかってきました。

先生:「お母さん、おうちでの娘さんの様子はどうなってるんですか?」

私:「え?何かあったんですか?」

先生:「もう少し娘さんの気持ちに寄り添ってあげてください。」

どういうことだか訳がわからず、娘が帰宅した時に聞きました。

私:「学校は楽しい?友達と仲良く出来てる?」

娘:「学校は楽しくないよ。友達もムカつくし。ママの言うこと聞いてても意味ない!」

娘から返ってきた言葉は、私の想像と違うものでしたし、娘の気持ちを「分かったつもり」でいた事を反省しました。

娘自身は、「親の言うことが全て正しいと思っていたけど違う!」という思いが強く、反抗的な行動や言動が日に日に増えていくのでした・・・。

女の子の反抗期の対処法は出来る範囲で要求を受け止める

反抗期の娘が訴えてくる、無理な要求以外は出来る範囲で受け止めて応えてみました。

その理由は、反抗している娘に反抗してもヒートアップするだけだと分かったからです。

反抗期あるある ママの声かけ&対処法
遊びに行くのに行き先を言わない 気を付けて帰ってきてね。
ご飯はいらない 先に食べているね。
お菓子しか食べたくない 一緒に食べようね。
口答え&揚げ足をとる 話を別のことに切り替えたり、そうだねと言ってテレビを見る、家事をする。
何を言っても逆の事を言い、逆の事をする 宇宙人に真面目に接しても意味がないと思う努力をする。

娘の反抗的な態度や言動に動じず、徹底して要求を受け止める努力をしましたが、小学校2年生~中学生まで反抗期が落ち着く事はありませんでした(涙)。

ですが、気持ちを逆なでせず、うまく交わす方法は身に付きました。

しばらくして、学校の先生からも「娘さん、学校で楽しく過ごせていますよ。」「友達関係も問題なく、自ら勉強も進んで取り組んでいる」と言われるまでになりました。

先生からの報告に対して「家ではそんな事ないんですけどねぇ」が私のお決まりの台詞。

思春期の娘の反抗心は母親に向けられていたので、主に自宅でストレスを発散し心と体のバランスを保っていたのかもしれません。

中学生女子の反抗期は、レベルアップするので要注意

中学生になっても反抗期は続きます。

小学生の頃よりも反抗心がさらにレベルアップしてくるので、ママ自身のレベルアップも必要になってきます。

口も達者になり身長も高くなり目線も同じ高さになり、ますます見下されるように(悲)。

娘から学校の話はほとんどしなくなるので、正直何を考えているのか分かりません。

ただ、友人関係がうまくいかなくなった時、テストの点数がわるかった時、先生にムカついた時に態度にでるので分かりやすいです。

「学校はどう?」と訪ねても・・・
無視されます。
「困ったことがあったら話してね」と伝えると・・・
「そういうのいらない」と突っぱねられます。
中学生の反抗期中は、気にかけていても超塩対応だったので悲しくて仕方がありませんでした。

「あぁなんでこんな風になっちゃったんだろう」と思いますが、娘は娘なりに成長している証なのだと常に自分に言い聞かせていました。

また、超レアケースですが反抗期中でも、娘の方から話しかけてくる事があります。

このチャンスに、あれこれと詮索するとウザがられるのでシンプルに「どうしたの?」と応対します。

話の内容には意味が分からない事も多いし、支離滅裂だったり、自己中心的な考えだなぁと思い、聞いていてイライラする事もありますが、まずは黙ってうんうんとうなずく。

娘の話が終わった時に「あなたはどうしたいの?」と質問するだけです。

答えが出ない時もあるし解決しないこともあるけど、「私はこう思ったけどあなたはそう思ったんだね」と伝えます。

POINT
今までは、「それは違うと思う!」と否定からはいっていましたが、「そうなんだね、そう思ったんだね」と肯定することを大切にしてきました。

初めは何の効果もなかったし毎日気を遣って疲れるし、娘の感情的な態度に振り回されてうんざりしていましたが、まずは話を聞くこと、全部吐き出してもらうことを徹底しました。

少し前までは・・・。

「本当、使えない親!」

「一緒になんて歩きたくないよこのおばさん!」

「なんでこんな親のところに生まれてきちゃったんだろう」

なんてのは日常茶飯事で、ショックを受け・・・影でコソコソ泣いていましたが、中学3年になると「言い過ぎたこともあったよね、ごめんね」と反省する事も増えてきました。

思春期真っただ中の娘は、家出や非行に走る事もなく、警察のお世話にならずに反抗期を終えそうなのでホっとしている今日この頃を過ごしています。

【男の子編】反抗期の対処法


小学生の男の子の反抗期と言えば、気に入らないことがあれば騒いだりすねたり、親の言うことは聞く耳もたず、学校の支度や宿題などもやらなくなる、といったところでしょうか。

娘とは一癖違った息子の反抗期の詳細をご紹介します。

小学校~高校受験まで続いた、我が息子の反抗期

男の子の反抗期は、女の子とは少し対処の仕方が異なります。

男の子の場合は言っても聞かないし、本人が思ってることを言葉にすることが難しいので、こちらが態度で示して伝えるということをします。

口で説明しても理解していない様子であれば、何でも一緒にやり、やり方を見せることをひたすら繰り返しました。

男の子の反抗期は忍耐と体力が必要、言葉ではなく体で覚えさせる

例えば、明日の時間割を揃えなければならないということに関してだと、ランドセルの前まで連れていき隣に座らせ、教科書やノートをしまうという行動を一緒に行います。

最初は嫌がって暴れたり逃げたりしますが、そんなことお構いなく、捕まえて最後までやらせます。

息子の場合は、言葉で説明するよりも体で覚えさせる事を繰り返す方が、反抗的な態度に効果的でした。

何かを達成したり、出来たらハグをしてめちゃくちゃ褒める。

男の子はシンプルに、ただそれだけです。

どうしても、騒いだりすねたりしてしまったときは、しばらく一人の時間を作ってあげて、「落ち着いた?」と聞いて頭を撫でたりハグをする。

小学生の頃の反抗期の対策は、態度で愛情表現で気持ちをフラットの状態に戻す事を徹底しました。

女の子とは違い、口で上手に説明はできない小学生男子でしたが、反省している時は態度に現れるので分かりやすかったです。

高校受験を控えているのに反抗期!勉強しなさいと言わざる負えない状況に。

中学生になった息子の反抗期は、小学生の単純な頃と全く違い、ハグをしてめちゃくちゃ褒めたり、頭を撫でて慰めるなんて事は通用しませんし、ウザがられて逆効果です。

友達が大切な時期なので母親の言うことなんて全く聞いておらず、こちらからの質問には応えることもなく、何度も聞くと「うるせーな」がお決まりです。

反抗期中に声かけしすぎると、ウザがられるのは男女共通です。

息子との会話は「今日のご飯なに?」くらいで、「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」「おやすみ」などの基本的な挨拶も、私が声をかけるだけで無視。

聞きたい事は山ほどあるけれど、話しかけるのは最低限に控えていました。

そんな息子の現状はというと、成績が下がり遅れがちに!

高校受験を控えていたので、親としては心配で黙っていられないくなり・・・。

私:「もうすぐ受験なんだから勉強しなさいよ」

息子:「いちいちうるせーんだよ!」

いつまで経っても受験勉強を始めません・・・。

私:「そろそろ始めないとまずいんじゃない?」

息子:「毎日毎日うるせーよ!だまれよクソババア!」

と怒鳴るので、私も怒鳴って言い返すことも多々ありました。

毎日怒鳴り合いの言い合いを繰り返し、このやりとりが無駄だと悟り。

私:「わかった。あなたの人生だもんね。ちゃんと考えてるんだろうからどう転がっても責めません。見守ってる。」

とだけ言って腹をくくり、何も言わなくなりました。

そこから息子は受験の1ヶ月前から勉強を始め、無事に受験に合格しました。

合格後から反抗期は一切なくなり・・・

息子:「心配してくれてたのに酷いこと言いまくってごめん。あの時期は一人でピリピリしてたから」

と話してくれました。

結果オーライなので、真剣にぶつかり合うのも後々になって良かったのかなと思っています。

親もイライラしてしまう!反抗期の子を持つママのメンタル

親も人間です。

ロボットではないし感情があります。

反抗期中の子供達の態度や言動にいちいちイライラしてしまうのは当たり前であって、頑張っているお母さんほど自分はダメなんだと自己嫌悪になってしまいます。

そんな時のメンタル保持として大切にしてほしいことは、自分の趣味に没頭したり、美味しいものを食べたり、図書館に行って育児本を読みあさったり、「お母さんだけの時間を少しでも作る」ことです。

私の場合、なかなかそんな時間が確保できないという時でも、お風呂の時間とトイレの時間を大切にしています。

お風呂では湯船の中でストレッチをしたり、深呼吸してリラックス、時には泣きます。

トイレでは目をつむって深呼吸し、イライラした気持ちをリセットしたりしていました。

子供が大きくなった現在でも、お風呂とトイレは、気持ちを切り替えたい時に必用なスペースとなっています。

反抗期は子供の成長だと割り切る

子供が反抗するのは成長している証です。

周りから「お宅のお子さんの教育はどうかしてる」等、とやかく言われても他人がどうにかしてくれる事はありません。

自分で自分を信じることがメンタルを保つのに一番の処方箋だなと感じました。

イライラしたり泣いたりする事もあるけれど、自分の頑張りをまずは自分で認めてあげることで頑張れていたように思います。

反抗期はいつかは終わる、一歩下がって見守りましょう

18歳になった息子はもうすっかり反抗期もなく、中学3年生になる娘も大分落ち着いてきました。

私がイライラしていた時間も少なくなり、あの怒涛の毎日はなんだったんだろうと思いますが・・・

「あのときに沢山ぶつかり合っておいて良かったな」

「子供と一緒に私も成長していたんだな」

と振り返ってみると勉強の日々だったんだと思わされました。

息子と娘の反抗期が終わりを迎え、確実に分かった事は、子供から一歩下がって線引して見守り、自分を信じることでした。

反抗期が終わるとホッとする反面、寂しい部分もありましたが、子供の成長にしっかり関われる貴重な期間だったと思います。

世の中のお母さんたちが振り返ったときに「これで良かった」と思える毎日を過ごしてほしいなと思います。

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