小学校1年生から考える中学受験。塾や習い事の内容、家庭での勉強時間や習慣を現役小1ママが伝授します。

小学校1年生の小さな我が子を見ていると、まだまだ園児さんからちょっと大きくなったくらい?という感じがしませんか?

『こんな小さな子が中学受験?』

なかなか想像がつかない方も多いかもしれません。

筆者は現在、小学校1年生の子育て中ですが・・・

『絶対に中学受験させるぞ!』

と決めているわけではありません。

親が意気込んでいても、子供の成長に従ってやりたい事や目標に変化が出てくるかもしれませんよね?

でも、子供が高学年になって・・・

『やっぱり中学受験したい』

と目標を決めた時に、高学年からいきいなり受験勉強にシフトするのは結構大変です。

今回の記事では、我が子が中学校受験を希望した時の為に小学校1年生から取り組んでいる事、塾や今の習い事を選んだ理由や経緯、家庭での勉強時間についてお話しします。

中学受験を視野に入れている小1のお子さんを持つ保護者の方や、いずれ中学受験をしたいと思っているプレ1年生の保護者の方、是非、参考にしてみて下さいね。

Webライターをしているママです。 2020年に23歳の猫を天国に見送ってからは、7歳の女子と夫の3人暮らし。 緊急帝王切開の経験を経て、多忙な夫と里帰りなしで新生時期を乗り越えました。同じような境遇のパパやママの力になれれば嬉しいです!

我が子が小1で選んだ最初の習い事はECCジュニアです。

新型コロナウイルスの流行とともに、保育園時代のお友達や小学校で新しくできたお友達とお家で遊んだりお出かけする事が難しくなました。

それに伴い、放課後や週末の過ごし方も変わり、親子で時間の使い方を話し合う事に。

『いずれ小学校でも授業に取り入れられる英会話教室の無料体験に参加してみる?』

と言う事になり、ゴールデンウィークを利用しECCジュニアの4回無料体験を経て無事に入会しました。

予備校や塾ではなく「ECCジュニア」の英会話を選んだ理由は?

街中を見回してみると、個人指導や個別指導、小学生から入れる予備校や塾がいっぱいありますよね。

我が家がそういった所ではなく、英会話メインの『ECCジュニア』を選びました。

ECCジュニアを選んだ理由は、歌や動画を使ったレッスンで、楽しく会話が学べるからの一点に尽きます。

幸い我が子には、そういった楽しい雰囲気が合っていたようで、今も楽しく通っています。

ECCジュニアでは、ハロウィンやクリスマスなど季節行事も行っており、イベントの日はより楽しんで通っています。

習い事の送迎は両親で分担できるよう週末のレッスンを希望

子供の習い事を始める際は、ご夫婦のライフスタイルに合わせて曜日を選ぶ事も重要です。

習い事の送迎は母親が負担する事が多いと思うのですが、我が家は父親も送迎に対応できるよう週末のレッスンにしました。

また、週末を希望した事で、お友達となかなか遊べない寂しさも少し解消できたんじゃないかなぁと思っています。

夏休みに入塾と家庭学習教材を取り入れました。

のんびりと英会話だけを続けていた我が家ですが、夏休みに親の勉強への意識が一変します。

『学校で出る宿題が簡単すぎる。』

もちろん夏休みですから、遊んでいいんです。

思いっきり遊んで、夏休みにしかできない経験を積んでほしい。

しかし、学校の宿題だけじゃ不安と感じ入塾と家庭学習教材を取り入れました。

夏休みの宿題+『ポピー』(家庭学習教材)を開始

『ポピー』という学校の復習メインで勉強できる通信教育を始めてみました。

ポピーのいいところは、無駄な付録が一切なく至ってシンプル。

そして学校の教科書や授業内容に沿って復習でき、テストも付いているので無理なく家で一学期の勉強の復習ができます。

他の通信教育に比べてコスパも良く、子供が付録に気を取られないのでとってもオススメですよ。

『ポピー』の補足に『MOA』(オンライン個別指導)を利用してみた

学校の宿題にプラス、ポピーで勉強していましたが、文章問題などの詳しい説明をするのって結構難しいんです。

しっかり理解して欲しいけれど、上手な伝え方が分からないという事ありませんか?

そんな時は、家庭教師のマスターが経営している『MOA』というオンラインでの個別指導がおすすめです。

『MOA』は、子供が理解できない問題をスキャンしてPDF化して予約した講師の方に送付すると、対策してくれて予約時間にオンラインで30分のレッスンをしてくれます。

夏休みは感染者数が増えていた事もあり、MOAにはとっても助けられました!

夏休み中に自宅学習の限界を感じて塾の無料体験へ参加

二学期が始まっても「ポピー」と「MOA」を併用しつつ「ECCジュニア」にも通えば、小1の勉強はばっちりかな?なんて思っていたのですが、ここでまたトラブル発生しました。

我が子は、市立の公立小学校に通学しており、そのまま地域の公立中学校へ進学するつもりでした。

しかし、進学先の公立中学校の進学率があまり良くないと判明。

じゃあどうするか。

『中学受験も視野に入れた方がいいのでは?』

夫婦で話しあった結果、のんびりとした自宅学習だけでは予習がフォローできないという結論に至り、夏休み中に予備校系列の塾に無料体験を申し込んでみました。

入塾先は『都立代進ゼミ』です。
(※代々木ゼミナール系列校です)

中学受験を視野に入れるなら、塾に加えて外部のテストにも慣れておくと安心

前述でもお話しましたが、お子さまが進学する予定の公立中学校での進学対策を知る事はとても大切です。

我が家は、夫婦で話し合い小1から「中学受験」を見据えてた入塾を選択しました。

【実際に入塾してみて感じた事】

  • 復習はもちろん、予習ができる
  • 民間のサービスなので、子どもの特性それぞれに合わせて授業内容を考えてくれる
  • 子ども本人が、中学受験という選択肢がある事に気づく
  • 塾側からの親へのフォローも手厚い

塾に通う事に慣れてきたら、外部のテストも挑戦してみる事にしました。

小1から「テストを受ける」という事に慣れてほしい

四谷大塚が実施している、全国統一小学生テストをご存知でしょうか?

実はこのテスト、年長さんから受けられるんです。

小学校1年でももちろん受験可能。

通い慣れた塾以外でも、テストを受けるという事に慣れて欲しいと思い、年2回実施されている全国統一小学生テストに申し込みました。

なにもかも無料の四谷大塚の全国統一小学生テストは超おすすめ

四谷大塚の全国統一小学生テストの公式サイトでは、受験会場を選ぶ事ができます。

家の近くで選べるのが、ありがたいです。

全国統一小学生テストでは、下記野内容を無料で受けられます。

  • テスト前の対策授業
  • 受験
  • 子どもが受験中に実施される、父母向けの勉強についての講義
  • 後日採点と偏差値を見ながらの学習カウンセリング

我が子のレベル、どこが苦手なのか、どういう問題に強いのかを改めて把握するためにはぜひぜひ受験をおすすめします。

小学校1年生の家庭での勉強時間とスケジュール

小1になってから、怒涛の勉強の取り入れ方をした我が家。

現在は中学受験も視野に入れつつ下記のスケジュールで落ち着いています。

  • 週1回、ECCジュニア
  • 家庭でのポピーでの学習
  • 週1回、2教科の塾
  • 年2回の全国統一小学生テスト
中学受験を検討されていなくても、色んな家庭学習教材や無料体験、外部のテストなど利用してみるのもおすすめです。

続いては、家庭での勉強時間についてもお話しします。

帰宅後すぐにおやつを食べて学校の宿題を開始

まずは学校から帰ってきたら、手洗いうがいをしおやつを食べます。

その後、今日1日学校であった事などを聞きながら、子どもとコミュニケーションをとりますが、なにはなくとも学校の宿題はやらなければいけません。

『帰宅後すぐにおやつを食べて学校の宿題を開始』

これを習慣づけています。

遊ぶ時間を優先すると中断するのは難しため、宿題は後回しにせずが我が家のルールです。

家庭での学習時間は「学年×15分」

学校の宿題が終わったら、学校のテストや小テストで間違えていた所を「ポピー」で補習します。

そして「ECCジュニア」と塾の宿題も終わらせます。

それだけ聞くと、相当な時間勉強していそうに見えてしまいますよね?ところが、そんな事はないんです。

子どもが集中して学習できる時間は「学年×15分」と言われていますよね。

我が家は小1ですから、15分。

上記の内容も毎日だいたい15分ちょっとで終わってしまいます。

ダラダラと宿題を眺めて時間をただただ浪費するより「集中すれば、終わる」という事を子どもも理解してきます。

「15分くらいだからさっさと済ませよう。」と子どもの気分を盛り上げる事もあります。

低学年では塾や習い事、テストで経験値を上げる事、やり遂げる事が大事

この前まで園児だった小1の子どもたちですから、学校で毎日座って授業を受けているだけでもすごい事だと思いませんか?

ましてや習い事や塾、家でやる事までこなしているなんてすごい!

私もまずはそこをしっかり褒めてあげないといけないな、といつも思っています。

低学年のうちは、毎日コツコツ下記の事を習慣づける事からスタートしました。

  • 学校の宿題を毎日やる
  • 宿題以外にドリルなどを毎日やるくせをつける
  • テストや習い事を最後までやり遂げる

次に、子供自身に目標を持たせ、親は期待しすぎず見守る。

そしてやり遂げる事を目標に、テストなどで経験値を上げてあげる。

詰め込むだけではなく、自主的に進められるようその日のコンディションに合わせて進めるよう心がけています。

塾や習い事のテストもしっかりやり終えたら、あとは自由時間

15分の家庭での学習がしっかりできたら、あとは自由時間。

子どものやりたい事を思う存分やらせてあげるのも大事かなと思います。

我が家では、やる事をやったら、YouTubeを見たり、漫画を読んだり、ゲームをしたり…もう好きな事をしまくりタイムです(笑)。

メリハリを付ける事で、子どもも気持ちが切り替えられているように感じます。

中学受験を選択した時に慌てないよう、小1から無理なく取り組む

我が家で取り組んでいる、子供の勉強内容をご紹介しました。

子供の自身の変化としては、入塾で中学受験を目標にしているお兄さんお姉さん達に刺激を受け、『もっと勉強してよい学校に通ってみたい』という気持ちが芽生えてきたように思います。

親からは『勉強は、知識と世界を広げてくれるんだよ。』と伝え、興味を持って自主的に学べる環境を整えるように心がけています。

『中学受験も備え有れば憂い無し』

小1から中学受験に備えておけば、土壇場で焦る必要がなくなります。

リラックスして中学受験を検討されたいご家族の参考になれば嬉しいです。

今後も、中学受験に向けての体験談を発信していきたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。

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Webライターをしているママです。 2020年に23歳の猫を天国に見送ってからは、7歳の女子と夫の3人暮らし。 緊急帝王切開の経験を経て、多忙な夫と里帰りなしで新生時期を乗り越えました。同じような境遇のパパやママの力になれれば嬉しいです!