スマホプリやゲーム機など、身近にたくさんの魅力的なゲームがある現在。
子育て中のパパ、ママの多くが気になることといえば・・・
「子どものゲームとの付き合い方」ではないでしょうか?
これから子供へゲームを与えるかどうか迷っているパパ、ママへ。
今回は、我が家の子供とゲームに関するリアル体験談をお伝えしたいと思います。
目次
子どものゲーム、いつから与えるのがベスト?
幼稚園の年長になりスマホアプリに興味を示す
現在小学6年生の息子、初めてゲームに触れたのは、幼稚園の年長さんの頃です。
当時独身だった私の妹がスマホアプリの「ツムツム」をやっているのを見て興味を示したのがきっかけです。
ここから「ツムツム」にハマってしまった息子。
「スマホ返して!」
「まだやりたい!」
というやり取りがが日常会話になりました。
小学2年生のクリスマスにニンテンドースイッチをGETした息子
その次に興味を持ったのは、当時話題になっていた「ニンテンドースイッチ」です。
お友達の間でも、なかなか手に入らないスイッチを持っていることが子供達のステータスに。
TVCMを見ては興味深々の息子。
「ゲーム好きな夫の影響」
「仲良しのお友達がスイッチを持ち始めたこと」
が重なり、息子も欲しい気持ちが高まりました。
そして小学2年生のクリスマス、ついに自分専用のゲーム機「ニンテンドースイッチ」を手に入れる事となりました。
ゲームを与える前にルールを守るよう約束するべきだったと後悔
私が後悔していることは、きちんと子どもと約束事を話し合わずに与えてしまった事。
子供にゲームを与えた後から、ルールや約束事を交わしても説得力が弱いです。
ゲームを与える時期は、家庭環境や子どもの性格等で様々だと思います。
今後何年も続くゲームとの付き合いを想像し、子どもと約束事を話し合ってから与えるのがベストだと思います。
ゲームやアプリが子供に与える影響とは?
子どもがゲームをするようになると、体や心、生活への影響が心配になりますよね。
一般的に言われている影響をあげてみます。
体への影響
- 視力の低下
- 姿勢が悪くなる
- 寝付きが悪くなる
我が家の息子は、視力以外当てはまっています…。
生活への影響(我が家のケース)
- なかなか辞められない
- 他のことへの興味関心がうすれる
ゲームがなかなか辞められない、依存症的な問題も気がかりになりました。
ゲームの時間が長くなると、「お風呂」「就寝時間」など規則正し生活が乱れがちに。
その事によって、親が注意する事や怒る事も必然的に増えてくるように感じます。
小学校からゲーム障害のお手紙を貰ってきた
たまたま子どもが学校からもらってきたお手紙にも、気になることが書いてありましたのでご紹介します。
ゲーム障害
WHOがゲーム障害を認定(発行は2022年1月1日)しました。
ゲーム障害とは、人間関係や健康面に問題が生じても制御がきかずゲームに没頭し続け、日常生活に支障をきたす事。
- ゲームをする時間をコントロールできない
- 他の生活上の関心事や日常生活よりゲームを最優先にする
- 問題が起きてもゲームを継続、エスカレートさせる
- 家族や人とのコミュニケーションを大切にする
- 週に1日ゲームをしない日を作る
- 1日のゲーム時間を決める
- ゲームやネット機器などの正しい知識を得て、リスクを知る
- 体を動かしたり、自然と触れ合ったりする
学校のお手紙に書いてあるという事は、ゲームとの付き合い方に困っている家庭が多いという現実が垣間見れました。
我が家もこのお手紙を息子と読んで、話し合いました。
子どもがゲームをする事はデメリットだけでなくメリットもある
これまで書いてきた内容では、デメリットの方が多いんじゃないかと思うかもしれませんが、メリットを感じている部分もあります。
メリット
- お友達づくりのきっかけになる
- オンラインで友達と話せる
- 父親とのコミュニケーションがとれる
お友達と積極的に関わるのが苦手な息子にとって、ゲームの話題は友達との会話の良いきっかけになっています。
コロナ禍で休校になった際にも、友達とオンラインで会話をしながらゲームができたことは良かったと思っています。
夫はゲーム好きなので、息子とゲームの話をしたり、一緒にプレーしたりすることで、コミュニケーションがとれています。
デメリット
- メリットの裏返しになりますが、オンラインで友達とけんかになったり、暴言を言ったりするのは気になります。
- 上記、体や生活への影響もデメリットだと思います。
子どもとゲームとの付き合い方(我が家のケース)
幼児期(親の管理下の元で与える)
親のスマホを借りて「ツムツム」「妖怪ウオッチぷにぷに」などをやっていた時期。
ゲーム時間やタイミング等、完全に親の管理の元でやらせていました。
小学校低学年(オンラインで知らない人と繋がる事もあるので注意)
自分専用のスイッチをもらった時期。
最初のソフトは「スーパーマリオオデッセイ」でした。
「ゲームは1日時間」
「やるべきことをやってから」
など約束事を決めて、親に許可を得てからゲームをするようにしていました。
しかし3年生の頃、オンラインでチームを組んで対戦する「スプラトゥーン2」にハマり、ゲームの時間を守れないことが増え親との衝突も多くなりました。
また、オンラインで知らない人とつながってしまうこともある為、問題がないか親が確認するようにしていました。
小学校高学年(課金問題はルールを決めるのがポイント)
オンラインでボイスチャットのできる「フォートナイト」をやりはじめ、楽しそうな半面、暴言やケンカが多発。
困ったと思いながらも見守っていましたが、ブームが去ったことで落ち着きました。
また、課金の問題も出てきました。
夫と息子で話し合い、必ず親の許可を得てから、おこづかいで買える額の課金はしても良いということになりました。
現在は、ゲームをするタイミングや時間などは特に決めていません。
ただし、「宿題や習い事、部活をしっかりやる」という事が前提にしています。
子供は自分で決めたルールでゲームを取り入れるようになった
幼稚園の頃にスマホアプリのゲームを始めて、小学校低学年でスイッチを買ってもらう…という流れが息子の周りでは多かったように思います。
子供の性格等を考慮して、高学年になった現在でもスイッチを与えていないご家庭もあります。
「ゲーム依存」や「ゲーム障害」等、心配になることもたくさんありますが、ゲームをすることが悪いことではないと思います。
子供が約束やルールを理解できる年齢になったら、親子でゲームとの付き合い方をしっかり話し合いあってから与えるかどうかは検討してみてはいかがでしょうか?