アデノウイルス(プール熱)に感染し、医師の許可が出るまで自宅待機になりました。

咽頭結膜熱(プール熱)は6月末頃から夏季にかけて流行する

保育園に通っている息子は水遊びが大好き。
6月の連休に流れるプールや浅いベビープールがある施設に息子を連れていきました。

プールで遊んだ2日後から体調を崩し、「アデノウイルス」に感染している事が分かりました。

アデノウイルスに感染すると保育園もお休みし、長期による自宅療養が必要になります。

夏に注意が必要なアデノウイルスの感染ルートや予防方法などまとめてみました。

アデノウイルスとは!?

呼吸器、耳鼻咽喉科領域、泌尿器科領域などで多種多様な感染症です。

アデノウイルスは現在51種類の型がありそれぞれウイルスに番号がついいるそうです。

1つの型にかかっても別の型に感染してしまう事もあるようですね。

プールの水を介してヒトからヒトへ流行が拡大することが多いので、プール熱と呼ばれているそうです。

アデノウイルスの症状とは!?

息子はプールで遊んだ2日後から急に39度~40度の高熱になり、食欲不振になりました。

発熱したのは祝日だったので自宅にあったアンヒバ坐剤(解熱剤)を使用し、翌日の朝1番で小児科で受診。

「プールに行きました」とつげましたが最初の診断は「夏風邪」でした。

4~5日間、高熱と食欲不振が続きましたが平熱に戻り食欲も回復した頃に目が浮腫んでいる事に気がつき病院へ。

のどの粘膜を擦ってアデノウイルスに感染しているかを検査した結果、陽性だったので小児科から眼科へ。

目薬を2種類処方して貰い、10日間保育園を休み自宅療養となりました。

  1. 潜伏期間は2〜14日
  2. 39℃前後の発熱
  3. のどの痛み・目の充血
  4. 頭痛・食欲不振
  5. 目やに・涙目

などが主な症状のようです。

咽頭結膜熱(プール熱)

多くはプールの水を介した発生によるためプール熱とも呼ばれているようです。

最近は温水プールの利用も盛んなので夏だけではなく年中注意も必要なようですね。

1日の間に39度~40度前後の発熱が数日から1週間続く事もあり、頭痛、食欲不振、結膜炎が伴う場合もあります。

症状が完治した後、2~3日間は自宅療養、登園、登校は禁止となります。

保育園では治癒証明書が必須でしたので病院でお願いして書いて貰いました。

流行性角結膜炎(はやり目)

ウイルス性結膜炎よりも症状は強く、伝染力があるそうです。

めやに・充血・腫れ・痛みなどの症状もあり炎症が強い場合は完全に治るまでに時間がかかることもあるそうです。

咽頭結膜熱(プール熱)と同様、症状が完治した後、2~3日間は自宅療養、登園、登校は禁止となります。

こちらも、保育園では治癒証明書が必須でしたので病院でお願いして書いて貰いました。

息子の場合、発熱後に流行性角結膜炎の症状が出たので小児科から眼科での治療になりました。

治癒証明書を書いて頂いた日から3日間は点眼も必要だったので保育園はお休みする事となり発熱から完治まで10日間自宅で過ごしました。

アデノウイルスの予防&対策

「飛沫感染」と「接触感染」によって感染します。

「手洗い」「うがい」「マスク」など基本的な予防方法の徹底が大切です。

二次感染予防として、赤ちゃんのおむつ替えにも注意が必要です。

タオルの使い分けと洗濯、室内の消毒なども徹底しました。

アデノウイルスに対する特効薬はなく、対症療法となるそうです。

症状によって処方されるお薬も個人差があるようです。

高熱を下げる解熱剤、胃腸炎の場合は胃腸薬、結膜炎には抗生剤やステロイドの点眼薬、かゆみが酷い場合は抗ヒスタミン薬やステロイドの点眼薬を処方される場合もあるようです。

息子は小児科で高熱を下げる解熱剤と眼科で目薬を処方して貰いました。

  • アンヒバ坐剤(解熱剤)
  • オゼックス点眼液
  • フルメトロン点眼液

目薬を嫌がる息子に点眼するのはとても難しく、お昼寝の時・就寝してからを狙ってこっそりと目薬を点眼。

起きている時の点眼は夫に両手を支えてもらい、好きな玩具で気をそらしている間に点眼をしていました。

目薬をするとかゆみが収まると理解してからは、抵抗する力が少し落ち着いてきたように感じます。

熱を下げる為に子供用の冷えピタを使用しましたがすぐに取ってしまう息子、アイスノンをタオルに巻いて熱が上がりきった時だけ脇の下に挟んで解熱しました。

手足が冷えている場合は悪寒を感じている事もあるので側でずっと見守りながら水分補給や体温調整を行いました。

食事はゼリーやヨーグルトなど、のどごしが良いものから少しずつうどんなどが食べられるようになり体力も回復していきました。

アデノウイルスに感染した場合は、充分に休み体力をつけてしっかり治し他の人に移さない事が大切です。

まとめ

日頃から感染症を防ぐにはやはり「手洗い」「うがい」「マスク」が基本です。

手洗いに関しては石鹸、ハンドソープでしっかり洗う事。

手のひらだけではなく、指の間、爪の間、手首までしっかり洗うのがポイントです。

アルコール消毒も感染予防には効果的です。

他人とのタオルの共有などもNG、我が家では大人と息子のハンカチ、タオル類は全て分類を行い共有していません。

人ごみを避けるのも感染症予防の1つのようですね。

「子供には色んな体験をして欲しい」という思いを大切にしていたのですが、子供が病気に感染しては親の気持ちは空回りしてしまいます。

感染症に対する正しい知識と予防法は知った上で、色んな経験をさせてあげる事が大切だと感じました。

夏はアデノウイルス以外にも手足口病やRSウイルス、ヘルパンギーナなどにも注意が必要です。

最近では、水なしですばやく消毒できる携帯用のハンドジェルなども多く販売されています。

家庭内だけではなく外出先でも感染を予防する生活習慣を意識して家族で健康に毎日過ごしたいと思いました。

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ABOUTこの記事をかいた人

生後5日後に、息子の腸捻転(腸回転異常)が発覚、緊急オペを行いNICU(新生児集中治療室)で治療しました。その後、第2子の稽留流産と不妊治療を乗り越え娘を出産。赤ちゃんと一緒に頑張っているパパ&ママの参考になれば嬉しいです。