ブラックとも呼ばれるPTAの活動とは!?
「幼稚園のPTAってどんな事するの!?」
「どの役員が楽なの?役員決めのルールって!?」
「会社の有給を使って参加しなければならないの!?」
「PTAとママ友とトラブルなく過ごす方法は!?」
etc…幼稚園・保育園の入園前から気になって仕方がないキーワードが「PTAの役員決め」の事。
我が子が幼稚園の入園を控えていますが、仕事とPTAの役員の仕事が両立できるのか不安を感じています。実際にPTA役員を行った友人の体験談を聞いているうちに、「PTAの事は入園前にリサーチ」しなくおかなくてはと思いまとめてみました。
「#PTAやめたの私だ」などのハッシュタグによってPTAの活動自体に違和感を感じている方も増えているようです。
「PTA」とはどんな組織なのか、英語でParent-Teacher Associationの略。元々はアメリカの保護者が自発的につくったボランティア活動として作った組織。第二次世界大戦後にGHQが支持を出した事から日本にもPTAが出来たそうですね。
保護者と先生の団体、家庭と学校とが協力し合って教育効果をあげようとする、学校単位に結成された教育組織の事です。
また、任意加入の団体なので加入や非加入については義務付けられていませんが「自動加入」となっています。
「任意」である事は、ここ数年前からメディアやSNSの普及で多くの人が知る事になったようです。
PTA役員経験者の先輩ママ達の中には呪文のように「早めにやっておいた方がよい」「とにかく無駄が多い」「子供との時間が減る」などのアドバイスをよく聞きます。
中には「思ってたより楽しかった」という意見も。
仕事も子供との時間も大切にしたいと思っているママの中には「PTAのない幼稚園、保育園を選んで」入園を決めた方もいらっしゃいました。
幼稚園・保育園PTAから、小学校・中学校まで続く「PTA役員決め」や「PTA役員をいつやるべきか」など未経験だとちんぷんかんぷん。
PTAの活動自体「どんな役員がどんな事しているの!?」「仕事は年間何日休めば良いの!?」など知っておくと損しない基礎も入園前に学びたいと思い調べてみました!!
「PTAの役員決め」「PTAを引き受けるベストな時期」「断り方」など悩みを抱えている方に読んで貰いたい内容になっています!!
目次
幼稚園PTAの役員の種類とやる事
幼稚園や保育園では、保護者の負担を考え無理なく協力できる体制作りを見直している園も多いようです。
PTAの役員決めは入園や進級後の保護者会などで決めるようですね。
代表や役員、自由参加のイベント活動に携わる担当やボランティアなどの参加も募集している事があるそうです。
幼稚園のPTAでは「下の子が3歳未満」「妊娠中」「出産予定」「1度やれば2度やらなくても良い」など園によって異なりますが、役員免除の条件やルールがあるようです。
免除理由のない厳しい園もあるようです、幼稚園・保育園の入園前にPTAに関する情報を先輩ママ達からリサーチする事も大切なようです。
幼稚園の役員活動は基本昼間、仕事をしているとお休み出席しなければならないのですが「仕事」を理由に免除される事はまずないようです。
幼稚園のPTA役員とその仕事
- 会長
- 副会長
- 会計監査
- 書記
役員会・行事・イベント全てに参加
会長の補佐役・会長同じだけ出席しサポートする
保護者から集めているPTA会費の管理
PTA会議・役員会での議事録作成
幼稚園のPTAの行事には「親のみが参加する」親睦会や勉強会と「親子で参加する」バザーや夏祭り、運動会などの行事があります。
幼稚園の役員を経験したママ友からは「PTAはいろんな活動に参加、サポートなしでは子供達の行事は出来ない」と思ったそうです。
幼稚園のPTA役員をやるベストなタイミング
- 年少でやる
- 年中でやる
- 年長でやる
ママ友も出来てよかった
子供の姿を見れる
幼稚園生活も慣れてきた頃
環境が落ち着いてきた頃
卒園式・記念ビデオなどの行事があるぶん大変
小学校入園準備も重なり忙しくなる
「幼稚園のPTAは年長でやると大変」とよく耳にします。
年少と年長と何が違うのかと言うと、行事も増え、卒業式に向けての取り決め、引継ぎなど仕事量が増えるようですね。
小学校の入園準備なども重なる為、年少・年中で役員をやるのがベストだと言われるようになったようですね。
菊池桃子さんが「PTAは任意活動」と発言
引用元:時事通信
タレントの菊池桃子さんが「PTAは任意活動」ワーキングマザーに変わって「PTAの体制について」発言された事もメディアで注目されました。
「PTAって加入しなくても良いの!?」と初めて知ったという方も多かったようです。
非加入を選ぶご家庭もあるようですが「非会員のお子さんの対応」についても問題になっているようです。
PTAに加入していないご家庭だと「卒業記念品が貰えない」「集団登校に参加できない」「運動会のテントに入れない」などのデメリットなども問題に。
「仕事」「介護」「PTAに賛同できない」など様々な理由から、非加入を選ぶご家庭もあり、PTAが主催する行事や商品に関しては、別途料金を支払い参加しているという口コミもありました。
PTAに参加しないという選択も浸透しているようですが「理由もなく、面倒だから、入らない」というのは公平性が保てなくなりPTAが崩壊!!してしまう可能性も。
PTAが主催している行事は私達が子供の頃楽しみにしていたイベントが多く、思い出にも残っています。
PTAが崩壊してしまうと子供達の楽しみにしている行事、成長を見れるチャンスがなくなってしまうのかなぁと残念にも思えます。
PTA活動のない幼稚園を選ぶ
「PTAは大変!!」との口コミが多い理由はワーキングママが増えた事だけではないようです。
昔ながらのやり方は作業効率が悪く、時代に合わないにも関わらず改革をする事が難しい。
PTAの作業をスリム化しようと改革すると「手間も時間もかかる」「トラブルに巻き込まれる」「1つにまとめる自身がない」などの理由から断念する方も多くいらっしゃるようです。
「無駄だなぁ」と思う作業をそのまま引き継いでこなしている方が波風立てずに楽だという意見も。
PTAのストレスに関わりたくないという方はPTA活動のない幼稚園・保育園を選ぶ事も出来ます。
「最近ではPTAの役員が出来るかどうか「申告制」などを導入している園や学校もあるようですね。
まとめ
幼稚園でのPTA活動について、下調べはとても大切。
先輩ママの中には「小学校のPTAは保育園ママより幼稚園ママが強く権限がある」という情報や、「小学校のPTAは大変だから上の子の中学校のPTAを引き受ける」などそんな回避方法があるの!?などやはり経験者の意見はとても貴重だと思いました。
「子供の様子が見られる」「色んな友達が出来て楽しい」というPTA活動を率先して行っている先輩ママも居ました。幼稚園・保育園の頃から小学校の情報を下調べでき、子供達の様子も見られるなどのメリットもあるようです。
大変な事はやはり「何度も幼稚園に行かなければならない事」「やり方を変える事が難しい事」「仕事場の理解を得られにくい」「職場に迷惑をかけてしまう」「子供との時間がなくなる」などのデメリットでしょうか。
PTAはママだけの参加ではありません、夫婦で活動で取り組む事でデメリットも減らせるのではないでしょうか?
「なんだかPTA役員って面倒そうだなぁ!?」と身構えているママさん達はまず経験者の先輩ママからリサーチを始めてみてはいかがでしょうか?