授乳はママと赤ちゃんとの絆を深めるコミュニケーションタイムです。
新米ママの中には、「おっぱいの卒業」ってどう始めるの?と時期や方法について迷っている方。
仕事復帰の時期が近付いたり、保育園の入園が決まるなどのタイミングで「断乳」「卒乳」「混合ミルク」などに切り替えようかなぁと計画されている方もいらっしゃると思います。
卒乳まで思う存分母乳をあげられれば、それに越したことはないですが、様々な事情があって断乳をしなければならなくなる場面もあるでしょう。
今回は、断乳はいつから始めるのがベストなのか、断乳時に心が折れそうになった時のお話、断乳をすると夜泣きがおさまる?といった体験談も交えて紹介します。
断乳はいつから始めるのがベスト?
断乳をする時期は人それぞれのタイミングや、事情があります。
「ママが何らかの病気になってしまい、薬を飲まなければいけなくなった。」
「2人目や3人目など兄弟を妊娠して、授乳をするとどうしてもお腹が張ってしまう」
「おっぱいトラブルが絶えない。」
etc…
こういう場合は、なるべく早めに断乳をする方がママにとっても赤ちゃんにとってもベストです。
WHO(世界保健機関)では、2歳頃まで母乳をあげることを推奨しています。
しかしながら、なかなかその年齢まで授乳を続けることは難しい人もいらっしゃるのが現実です。
産後の母乳には栄養がたっぷり
「初乳」というものを、出産を経験したママは聞いたことがあるでしょう。
出産が終わってから5~7日程度、赤ちゃんにとってとても必要な成分や免疫が多く含まれたおっぱいが出ます。
産後は病院で入院をするため、普通の入院生活が送れている人はほとんど初乳をあげているかと思います。
この初乳を飲ませれば、あとはミルクだけでも赤ちゃんはすくすく育ちます。
もちろん、何らかの事情があって、飲ませられなくても落ち込むことはありません。
早めにミルクに切り替えると、断乳時に経験する夜泣きやグズりが少なくて、逆に楽だったというメリットもあるのです。
断乳後の夜泣きや寝かしつけの対応とは?
断乳でいちばん大変だと思ったのが、夜泣きでした。
私は、上の子が1歳半の時に下の子を妊娠し、切迫早産ぎみだったため、産院の先生に言われ断乳に踏み切りました。
それまでも3回ほど、もう断乳をしようかと考えたことがあったのですが、失敗に終わっていました。
なぜ、失敗してしまったのかというと、当時アパート住まいだったので、夜に泣いて周りに迷惑をかけるのではないかと思ったからです。
マンションではなく、木造のアパートだったので、本当に声が響くんですよね・・・。
成功した時の断乳のときも、夜泣きをしないかが一番心配でした。
それに怯えていましたが、やっぱり初日~3日間、グズグズしました。
息子が眠いのにおっぱいを飲むことができなくて寝れず、目が冴えてしまう日もあったのです。夜にとても泣いて、隣の部屋の人に迷惑がかかると思ったので、普段はあまり見せないDVDを見せたりしました。
それには息子は満足をしているようでした。
あとはもう、ひたすら抱っこをして乗り切りました。
断乳あるある、グズグズやギャン泣きの対処法
断乳あるあるといえば、グズグズしたり夜泣きをすること。
断乳をするとき効果があると思ったのが、おっぱいに絆創膏を貼って、痛いから今は飲めないよと伝えたことです。
私は、断乳の2日目からこの方法を試しました。
1歳半ながらに理解したようで、その日からは、飲みたいとグズることはありましたが、大泣きをしたりしなくなったのです。
毎日絆創膏を貼る手間はかかってしまうのですが、凄くオススメできる方法です!
1枚だけだと取れてしまうことがあったので、2枚使い、ばってんにして貼るのがポイントです。
子供がはがそうとしてもなかなかはがれなくて良いですよ。
ママと赤ちゃんのペースで無理なく行う事が大切
今回は、断乳について、筆者の断乳の成功したときのお話や断乳時に泣いたりグズったりしたときの対処法についてまとめてみました。
生まれてからずっと飲んできたものを、スパッとやめるのはママも赤ちゃんも不安になるし、なんだか寂しくなりますよね。
でも、断乳が成功すると、ママが多少お酒を飲めるようになったり、頻回に授乳をしていた夜に起きなくなったりと良いことも多くあるのです。
母子ともに自分たちのペースでストレスなく、楽しく断乳をしてみましょう。
無事に成功することを願っています。