人工授精(AHI)とは
自然周期または排卵誘発剤(内服薬orHMG注射)を使用して排卵日に精子を子宮の中に注入する治療。AIH(Artificial Insemination of Husband)とも呼ばれているようですね。通常のタイミング指導法の次のステップアップで行う治療です。
人工授精って人工的な治療の事だと思っていたのですが、タイミング指導法とは違い精液が入るという事。自然妊娠に近く、卵子と精子が出会う確率を高める。人工授精の場合、奥の子宮内へ精液を注入。精液が子宮内に入った後は自然妊娠のタイミング指導法と変わらないそうです。
人工授精は1回だけでは結果が出ない事も多く、4~6回目までに成功するという目安に体外受精へステップアップ。人工授精は継続が必要なようです。
治療のステップアップ
- STEP1.一般不妊検査
- STEP2.タイミング指導法
- STEP3.人工授精(AHIまたはIUI)
- STEP4.体外受精・胚移植(IVF-ET)
- STEP5.顕微鏡受精(ICSI)
※不妊症の原因は1つに限らす、いくつかの不妊要因が重複している場合もある。原因を特定するための検査。結果を元に、治療方法を相談&提案を受ける。
※基礎体温を測定、排卵の時期を超音波で探る、効果的な性交渉のタイミングを指導してもらう治療。
※自然周期または排卵誘発剤(内服薬orHMG注射)を使用して排卵日に精子を子宮の中に注入する治療
※卵を体外に取り出して受精を待ち、胚(受精卵)を子宮に戻す治療
※卵子の中に直接精子を注入して受精を待ち、胚(受精卵)を子宮に戻す治療
その他にもステップアップを行う治療法があるようですね。
実体験
妊活(ベビ待ち)の私は、タイミング指導法を行っています。今月は、精子の運動率に先月と差があるので精液検査を受ける事に。
▼精液採取方法▼
- 採取前4~5日以上の禁欲
- 性交ではなく、手を用いて直接容器に採っる
- すぐ蓋をする
- 採取後、ただちに届ける
- 自宅で採る場合は、2時間以内に外来に持参
- 暖めてはいけない
上記の説明書と容器を渡されました。協力的なので採取も嫌がらずOKしてくれました。病院が近所なので自宅で採りすぐに外来に届けました。結果には数日かかかるようです。治療のステップアップは考えた事もなかったのですが、タイミング指導法と人工授精を組み合わせて、妊活(ベビ待ち)を行う事も検討しています。
まとめ
妊活(ベビ待ち)をスタートし、何から初めていいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?妊活(ベビ待ち)を支援している病院は多く、質問や相談を受け付けているところも多数存在します。まずは、妊娠できるコンディションであるのかを調べ、自分の体を知ることから初めてみてはいかがでしょうか?
人工授精(AIH)に関して、今後も実体験を元にブログで詳しく紹介したいと思います。