1歳になり離乳食から幼児食にステップアップしたと同時に利用できる調味料。
出来れば子供の体に負担のない安全な調味料を選びたいですよね?
市販の調味料には添加物が配合されているもの、使っている素材などに違いがあります。
という思いがあるけれど・・・
というお母さんもいらっしゃると思います。
今回は管理栄養士の私が実際に、子供の為に取り入れているおすすめの調味料をご紹介します。
こだわりたい子供の調味料セレクト基準
調味料は数えきれないほどの種類がありますよね。
下記の表にまとめたので、ご覧ください。
- 塩
- 砂糖味噌
- 醤油
- 鶏ガラ・コンソメ
- 油
次に、調味料をセレクトする基準をご説明します。
- STEP1.調味料のパッケージに掲載されている原材料を見ましょう。
- STEP2.その次に原材料の「/」以降に書かれているものを確認しましょう。
- STEP3.「/」に表示されている原材料はほぼ添加物です。
- STEP4.「/」以降に原材料が書かれていないものを選ぶ。
- STEP5.「/」以降に書かれているものが少ないものを選ぶ。
子供用の調味料は「赤ちゃん本舗」や「ベビーザらス」などの店舗で取り扱いがあるので、原材料を比較する事なく安全な調味料を選ぶことができますよ。
理栄養士おすすめの砂糖・塩・油
調味料の中には原材料をみても判断が付きにくい商品もあります。それが「砂糖や塩、油」です。
我が家が愛用している調味料は子供も大人も兼用して利用できる調味料です。
◎砂糖は『甜菜糖』がおすすめ
甜菜糖(ビート糖)とはさとう大根から作られた甘味料です。
- 血糖値の上昇が緩やかで体を冷やしにくい
- 善玉菌のエサとなるオリゴ糖が含まれている
- 腸内環境が整う
コスパ的には「上白糖」より「甜菜糖」は少しお値段がします。
ですが、上白糖は腸内の悪玉菌のエサとなり腸内環境が乱れる原因となるほか、血糖値を急激に上昇させる作用が挙げられ、血糖値の乱れは急な眠気や情緒の不安定につながります。
その他にも、上白糖は虫歯や肥満にも繋がるので、子供だけではなく大人もできれば避けたいお砂糖です。
粉末状で色も薄いため、料理にもお菓子にも使えてますし、クセがなく甘さも申し分ありませんよ。
◎塩は『ミネラル塩』がおすすめ
残念ながら、スーパーで手に入る塩は95%以上が塩分であり、マグネシウムなどのナトリウム以外のミネラルはほぼ含まれていません。
- 21種類のミネラルが25%も含まれている
- マグネシウムに関しては他の塩に比べて200倍も多く含まれいる
◎油は『なたね油』がおすすめ
スーパーで安売りされている油の原料はほとんどが遺伝子組み換えの油です。
酸化しやすく、免疫力を下げ、アレルギー症状を誘発し悪化させると言われています。
そこで、おすすめなのが熱に強く酸化しにくいなたね油です。
我が家が愛用している油はオーサワジャパンのなたね油です。
国産なたね100%で伝統の玉締め法で圧搾、手すき和紙で濾した一番搾りのなたね油です。
クセがなく使いやすいです。
購入元:【オーサワなたね油】
子供の調味料にこだわり、味付けは薄味に。
1歳は食事への興味や関心が高まる時期でもあります。
離乳食から切り替わり、幼児食にステップアップしても、体に負担をかけない為に、味付けは薄味にする必要があります。
どの程度、薄味にしたら良いのか迷ったら、発達に合わせた食材の硬さや味付けが分かる「ベビーフード」を味見し参考に調理してみるのもおすすめですよ。
子供の安全や健康面のことを考え、身体に優しい調味料を選ぶ事で、素材本来の味わいや美味しさも引き出せると思います。
何を買えばよいのか迷ったら、我が家おすすめの調味料を参考にしてみてくださいね。
今回の記事が、子供の「おいしい」を引き出すきっかけにもなれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。