「オンラインアシスタント」とは、ネット上でクライアントの雑務を解消する仕事で、業務の内容は多岐にわたります。
在宅で完結するものが多いので、子持ちのママや転勤族の人は特におすすめです。
今回は、具体的な仕事や、仕組みなど詳しく紹介します。
オンラインアシスタントの具体的な仕事
オンラインアシスタンで請け負っている仕事には、さまざまな業種があります。
- ライティング(文章制作)
- 翻訳
- プログラミング
- イラストレーター
- 秘書
- 営業事務
- 経理
- カスタマーサポート
- 広告運営(ECサイト運営)
- 人事
- 総務
いくつか例を挙げましたが、このように業務内容は多岐にわたります。
クライアントから依頼があれば、これら以外にもイベントスタッフとしてのオフライン業務や、書類をコピーして発送などの内職のような仕事もあります。
イラストレーターやプログラミング、翻訳などは専門的な知識が必要なことが多いので、初心者にはハードルが高いですが、データ入力やリサーチ等の事務処理は特別な知識がなくとも始めやすいです。
子供がいてもオンラインアシスタントの仕事はできる?
子供がいる女性や主婦の方が、いざ在宅で働こう!と思い立った時、まず気になるのは育児や家事との両立ではないでしょうか?
毎日の家事でさえ子供に遮られてなかなか思うように進まないのに、そのうえ仕事も…となると始める意欲も湧きにくいですよね。
ですが、オンラインアシスタントの仕事の多くは自分の時間に合わせて出来るものも多く、小さな子供のいるママの多くは、お昼寝の時間や、夜の寝かしつけの後、幼稚園に行っている間などの空き時間を有効活用しています。
どれだけの時間を仕事に費やしたいかや子供の年齢、旦那さんのサポートの有無等でも変わってきますが、空き時間を利用してだと月20~40時間程度を仕事に充てる人が多いです。
「未就学児がいても、もっと働きたい!」という人は、外勤の仕事同様に子供を保育園に預けて働いている人がほとんどです。
どんな人が働いている?
オンラインアシスタントとして働く人の約7割が、子育て中のママと言われています。
子供の年齢は様々ですが、転勤族や育児・介護をしている人、海外在住などの理由で外勤が難しい人などが、私生活との両立のためにオンラインアシスタントの仕事を始めたという場合が多いです。
他にも、日中は外で勤務し、夜間に副業として働いている人もいます。
在宅ワークとはいえ仕事内容は濃く、やる気があればスキルアップも見込めますが、その分、自分でスケジュール管理をし、納期を確実に守るスキルが必要です。
慣れないうちは1時間で済む作業に丸1日かかってしまった…なんてこともあるので、少しずつでもコツコツ作業でき、スピードアップしながら働ける人向けです。
また分からないことがあった時、オフィスワークと違い、逐一上司に質問することができないので、自分で調べて勉強するなど、ある程度自力で解決できる力も求められます。
報酬はどのくらい?
報酬はスキルがあれば、外勤と同じくらいもらえます。
例えば、翻訳の仕事の時給は2500円、プログラミングは3000円などがあります。
しかし、突起したスキルが無い場合、データ入力やExcel等を使用したデータ作成でも、一般のパート同様の金額を稼ぐことができる仕事も増えてきました。
筆者も特にスキルが高いわけではなく、データ収集・リサーチ・メルマガ作成などの事務処理を主な業務としていますが、多い月で12万円、少ない月で3万円ほどの報酬を受け取っています。
オンラインアシスタントになるには
ネットで「オンラインアシスタント」と検索すると、いくつかの企業がヒットします。
- フジ子さん
- キャスター
- クラウドワークス
- HELPYOU
- ビズアシスタント
- トーイングウーマン
- ランサーズ
募集は不定期なことが多いので、こまめにチェックして積極的に応募するのが鍵です。
また「オンラインアシスタント」と名前がつかない仕事でも、在宅で出来るものはここ数年増加しているので、いろいろなキーワードで検索すると自分にぴったりのものが見つかるかもしれません。
企業の多くは採用時にパソコンの実務試験を取り入れているので、応募する前の時間があるうちにWordやExcel、Powerpoint、メール対応などを勉強していると、採用への道が開けるかもしれません。
実際の一日のタイムスケジュール
~子供が家にいる場合(4歳・2歳)~
6:00 | 起床、弁当&朝食づくり |
---|---|
7:00 | 朝食・家事一通り |
9:00 | 子供外遊び |
10:00 | 仕事 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 仕事・室内遊び |
16:00 | 夕食作り |
17:00 | 公園・お風呂 |
18:30 | 夕食・家事 |
20:00 | 寝かしつけ |
21:00 | 仕事or自由時間 |
24:00 | 就寝 |
~子供が家にいない場合(4歳・2歳)~
6:00 | 起床、弁当&朝食づくり |
---|---|
7:00 | 朝食・家事一通り |
8:00 | 子供送迎 |
9:00 | 家事の残り&仕事 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 仕事 |
16:00 | 子供お迎え |
17:00 | 夕食作り |
18:00 | 夕食・お風呂・家事 |
20:30 | 寝かしつけ |
21:30 | 仕事or自由時間 |
23:00 | 就寝 |
筆者はワンオペ育児ですが、旦那さんや家族のサポートがある人や子供の年齢が高い人はもう少し余裕があるかと思います。
通勤時間がない分、休憩もかねて料理の下ごしらえや掃除を済ませることが出来るのはとても助かります。
買い物はネットスーパーを利用していますが、宅配をいつでも受け取れるのも在宅勤務ならではのメリットだと感じます。
まとめ
いかがでしたか?
某ウイルスの影響で、最近話題の在宅勤務。
今後ますます普及しそうなワークスタイルですが、いざゼロから始めようと思うと「敷居が高そうで自分には無理。」と感じてしまいますよね。
ですが、少しでもパソコンを使えるのであれば、あなたの働き方もグッと良いものになるかもしれません。
仕事と私生活との両立について、改めて考える機会でもある今だからこそ、在宅で働ける「オンランアシスタント」に是非チャレンジしてみてくださいね!