予定日超過による内診グリグリ(卵膜剥離)から出産までの体験談

予定日超過原因ダウン症

予定日までには産まれるだろうと思っていたのに、陣痛がこない…。
予定日を過ぎても産まれないと不安になりますよね。

「お腹の赤ちゃんは無事かな?」
「産まれない原因は何だろう?」
「死産のリスクはないのかな…」
「誘発分娩の処置が必要?」

お腹の中は目で見ることが出来ない分、不安は募るばかり。

少しでも早く陣痛が来るように、沢山歩いたり、スクワットしてみたり、ジンクスを試したり…。頑張ってるのに産まれてこないと、もどかしさと不安で泣きたくなりますよね。

私もそうでした。

今回は私が予定日超過をしてから、通称内診グリグリと呼ばれる卵膜剥離の処置を受けた実際の痛さと効果を踏まえた体験談をお話しします。

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4年間のシングルマザーを経て再婚し、この夏、第3子を出産。「自分を好きでいられること」をモットーに日々邁進している。

どんなにママが準備万端でも予定日超過することはある

予定日超過原因ダウン症
予定日を超過する割合は全体の1〜2割程度で、初産は超過しやすい傾向にあると言われています。

私は3人目の妊娠で、中期には子宮頸管が平均より短く無理せず過ごすようにと言われていたこともあり、自分は予定日より早く産むものだと思い込んでいました。

ですが、いつまで待ってもなかなか陣痛は来ず、気がつけば出産予定超過に…。

産まれないことに焦りと不安を感じました。

予定日超過でも気にしすぎないようにしましょう

私は臨月で体もつらく、出来れば早く産みたいと思い、正産期に入ってからは毎日長時間歩いたり、家の掃除をしたり、ストレッチやスクワットなど意欲的に陣痛を起こすために取り組んでいました。

重たい体と体調の悪さを我慢して、頑張っていただけに、予定日超過はショックでした。

でも、「赤ちゃんの準備が出来ていなければ陣痛は来ない」というSNSの書き込みを見て、自分の都合ばかりで赤ちゃんのことを考えていなかったことを反省し、気にし過ぎずに待とうと気持ちを切り替えました。

予定日超過後の検診内容と処置

予定日超過原因ダウン症予定日当日が妊婦検診で、すでに子宮口3センチ開いているのに、陣痛はきていませんでした。

主治医の先生からは「明日までに陣痛が来なければ明後日再受診してください」と言われ帰宅。

陣痛来い来いと念じながら待ちましたが、結局翌日も陣痛は来ず、再受診することになったのでした。

予定日超過=即誘発分娩という訳ではありませんでした

妊娠42週を過ぎると過期産となり、以下のような様々なリスクが出てきます。

  • 羊水の減少と混濁
  • 胎盤機能の減少
  • 巨大児による難産
  • 死産の確率増加

事前にリスクを調べて検診に臨んでいた私は、すぐに人工的に分娩を誘発させる誘発分娩処置になるかと思っていましたが、実際は違いました。

私の場合、すでに子宮口が3センチ開いていたこともあり、特別な処置をすることなく帰宅しました。

赤ちゃんの心拍低下が確認され、卵膜剥離処置が決定しました

予定日の検診から帰宅すると、焼肉を食べたり栄養ジュースを飲んだり、スクワットをしたり…。あらゆる陣痛ジンクスを試しましたが結局陣痛は来ませんでした。

翌々日、朝から産婦人科を再受診。

いつも通り体重測定、尿検査を終えると、NST(ノンストレステスト)を受けました。
(NSTとは:一般的に妊娠後期から検査に加わる胎児心拍と子宮収縮を測定するテスト、機器をお腹に固定して20分程度安静にしたまま数値を測定を行う。)

その日もトクトクと規則正しい赤ちゃんの元気な心音を聞けてほっとしていました。

ところが、突然機械がピーピーと鳴り、それが数回繰り返されたのです。

主治医から話を聞くと、一時的に赤ちゃんの心拍が低下した可能性があるとのこと。予定日も過ぎていることから、卵膜剥離の処置が決定しました。  

激痛と噂の内診グリグリ(卵膜剥離)の痛みの程度は人それぞれ

卵膜剥離は、陣痛誘発のために卵膜を剥離させる処置です。主治医の先生が通常の内診のように子宮口から指を入れ、卵膜を剥がします。

ネット上では内診グリグリとも呼ばれるこの処置は、出産以上の痛みと言う人もいるほど、強烈な痛さで有名です。

私は予備知識として卵膜剥離が痛いということを知ってはいたものの、いざ、卵膜剥離の処置を受ける時は、心拍低下の疑いがあるお腹の赤ちゃんのことが心配で、痛みに怯える余裕がありませんでした。

そのせいもあってか、実際に処置を受けてみると、処置の時間もほんの一瞬で、ほとんど痛みを感じませんでした。

おそらく、臨月になってから子宮頸管あたりの皮膚がメリメリと裂けるような痛みが日常的にあったため、その痛みには耐性が出来ていたのかもしれません。

卵膜剥離はものすごく痛いと言われていますが、処置のタイミングや痛みへの耐性によって、痛みの感じ方は人それぞれのようです。

卵膜剥離効果で処置当日に陣痛開始

予定日超過原因ダウン症予定日超過2日目。

産婦人科からの帰り、トイレに寄るとナプキンが真っ赤になるほどの出血を確認しました。それは一時的な出血ではなく、継続的に出血し続けている状態でした。

卵膜剥離から3時間程経過した頃、生理2日目のような腰の鈍痛がだんだんと強くなり、なおかつ腰を中心とした下半身全体へと広がり始めました。

夕食の支度を始めた頃には、痛みのせいで内ももや腰に痺れを感じ、「これは陣痛が来るかも」と思いました。

卵膜剥離から12時間後に陣痛開始

午後11時、布団に横になったところ、ぎゅーっと子宮から腰回りの内側の筋肉が収縮する感覚がありました。

「陣痛かも…」と思いつつも、しばらくそのままじっとしていると、再び同じ感覚があり、さっきよりも強くなったような気がしました。

いよいよ起き上がって時間を痛みの感覚を測ってみると、すでに6~8分。

本陣痛と確信して主人を起こし、産院とタクシーに電話しました。

そうして、それから2時間後の午前1時、三女が無事に誕生しました。

内診グリグリ後は、リラックスして陣痛が始まるのを待ちましょう

予定日超過原因ダウン症誕生を心待ちにしている赤ちゃんだからこそ、予定日超過は不安定になってしまいますよね。しかし、予定日を数日超過したからといって、気にし過ぎる必要はありません。

娘は出産予定日を超過しましたが、出生体重は2640gと小さめでした。娘がちゃんと産まれてきても大丈夫な体になるまで、お腹の中で待っていてくれたのだと感じました。

早く会いたくて、早く妊娠生活から開放されたくて、予定日前に産むことばかり考えていましたが、赤ちゃんはちゃんと自分で生まれるべきタイミングを知っているのだと思います。

 
妊娠、出産は人それぞれです。

安易に自己判断はせず、不安なことは主治医に相談し、赤ちゃんが無事に産まれてくるまでリラックスして過ごしましょう。

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