モデルさんやタレント、女優さんは出産後に何であんなにすぐスタイルいいの?
産後に華々しく復帰してその完全に引き締まった体を私たちに見せつけるような彼女たち。
中には「産前よりもウエストくびれちゃいました~~!」などと言う人まで居ます。
なんでそんなことができるの?
芸能人だから高いお金を払って高級エステに行ってるの?もしかして美容整形もしてる??
確かに一般人の私たちよりも沢山、美容にお金をかけることは出来るでしょうけど、人任せにだけしていてはあの引き締まったウエストは手に入りません。
妊娠、そして出産を通して劇的に変わる女性の骨盤。この骨盤にも関節があるんです。仙骨と腸骨を結ぶ仙腸関節です。
普段意識して動かせる関節ではありませんが、出産時にはこの関節が大きく開きます。だからこそ!!産後のケアが大事なんです!
この普段は僅か3ミリ~5ミリしか動かない仙腸関節のずれが原因で腰痛、下肢のしびれに悩んでいる人も多いと言われています。
まして出産で大きくずれてしまっていたりしたら、産後の体型の崩れの心配だけでなく、腰痛も心配ですよね?私が出産した当時はまだまだ産後は産褥下着を勧められるばかりでその意味も知りませんでした。
きつい下着で締め上げるのが苦しくて早々に断念してしまいました。そしてそのせいかははっきりとは申し上げられませんが・・・娘が3歳の時に坐骨神経痛と診断されてその後腰痛に悩まされ続けました。
実はこの産後に骨盤周りをしっかり締めることが大事だったんです!!
ただ・・・それは本当は自分の筋肉で締める事が一番なんです!!
中には産後、半年かけて開いた骨盤は元に戻ろうとすると言われています。この時にしっかりと骨盤周りを鍛えてあげると、くびれが手に入るかもしれないんです!!!!
しかし妊娠中にすっかり腹筋周りも伸びて緩んでしまってるし、出産で骨盤底筋も緩々・・・
そもそも育児しながらどうしたらいいの?!!!と言う悲鳴が聞こえてきそうですね。
子供を預けてパーソナルトレーナーを付けて筋トレ出来るなんて、芸能人などのセレブしかできないかもしれませんが、骨盤周りを鍛えれば良いということが分ったなら、ながらトレーニングを始めてみましょう!
骨盤の歪みをセルフチェックしてみましょう
骨盤の歪みをセルフチェックの方法は、休めのポーズをとります。無意識に軸になった足とは反対の足を軸にしてもう一度休めのポーズをとってみましょう。
どうです?同じように出来ましたか?
左右どちらかの足を軸にしにくい人は骨盤の歪みがあります。
骨盤周りの骨に近い辺りの筋肉を緩めてあげると段々と両足で同じようにポーズをとることができるようになってきます。
くびれを目指すトレーニング方法
腰を前後左右に揺らすだけでいいんです。
動きやすい方向にばかりが揺れが大きくなってしまいがちなので、気を付けるポイントを教えますね。
先ず軽く肩幅くらいに両足を開いたら、できれば両手は骨盤のちょうど♡の形の上端を軽く掴む感じに立ちます。
最初に左右に腰を振ってみましょう。ゆっくりでいいです。やりにくい方向へぐいぐい振るのではなく、痛気持ちいいとこまででやめましょう。(この時にひざは緩めます)
- 左右ゆっくり4回から8回やってみましょう
- 次は前後です、これもゆっくり4回から8回です
- そうしたら左右に一回転ずつ腰を回していきましょう
- 前→右→後ろ→左 これも4回から8回
- そして前→左→後ろ→右 と行います
※前は股間を突きだすような感じです
※後ろは腰の反りに注意して行ってください
腰を回す時のイメージですが、自分が土管のような大きな筒の中に居て、腰の周りを筒の内側に当てながら円を描いていく感じです。
このトレーニングの時に大事なのが腹横筋に力が入ってることです。腹横筋は別名コルセット筋とも言われています。お腹の一番内側の筋肉です。
わざと腹横筋だけ力入れることは難しいので自分のお腹を風船だと意識して緩ませるのではなく、ピンと張ってるイメージにするといいですね。この時に息を吐いても緩まない感じです。
このトレーニングならお子様を抱きながらでも行えます。その際はくれぐれもやり過ぎに注意してくださいね。お子様がダンベルの代わりになって運動強度が増してしまいますから。
次は骨盤底筋の簡単な鍛え方をお伝えしたいと思います。