家での過ごし方がマンネリ化してきた時には、親子で料理がおすすめです。
食育にも良いと言われる料理は、実は子供だけでなく親にとってもメリットだらけなんです。
今回は、小さな子でも簡単にできるレシピもご紹介します。
目次
子供と一緒に料理するメリットとは?
あなたも「食育」という言葉を聞いたことがあると思います。
食事は単に栄養を身体に取り入れるだけのものではなく、食べ物を通じて子供たちに「食の楽しさ」や「食を大切にする心」を育てる重要な役割を担っています。
「男子、厨房に入るべからず」などは昔の事。
食育には五感や集中力、思考力も高まり親子の絆が深まるなどのメリットが多く、料理が苦手なパパや男の子にも実はとてもおすすめのコミュニケーション方法です。
お家で親子クッキング、事前に準備する事とは?
キッチンの片づけ
料理を始める前にキッチンが汚れたり散らかっていたら、まず片づけるところから始めてみましょう。
小さな子供の場合は、触ると危ないものや割れそうな物は目の触れないところにしまい、コンロの元栓は閉めておくなど、安全対策をしっかりと行うことが大切です。
子供がお皿洗いや掃除を一人で出来る年齢であれば、「綺麗なキッチンで料理したほうがおいしく作れるよ」など明るく声掛けし、お手伝いもかねて掃除も行いましょう。
基本の手洗い
食材を触る前に、爪や手首など忘れがちな所も含めて、手洗いを徹底しましょう。
手が濡れる機会も多いので、清潔な手拭きやペーパーを用意しておくと便利です。
子供とのルールや約束
子供が何歳であっても、けがや火傷は心配です。
「火や包丁を使うときは必ず大人と一緒に」の約束は、毎回徹底して最初に伝えておきましょう。
「料理するときに気を付けておくことって何だと思う?」などの声掛けをする事で、子供自身が注意すべき事を考え調理を楽しめます。
親子で一緒に話し合いながら自分たちだけのルールをつくっていくと、絆がより深まります。
食材のチェックや計量
野菜を使う場合は、よく洗いながら悪いところがないかチェックします。
どんな風になっていると食べられないのか、おいしい部分はどこか等、こどもと話しつつ作れるのも料理の醍醐味です。
また計量は、数の勉強にもなります。
一概に計量と言っても、さじ・計量カップ・はかりなど様々な道具を使います。
ぜひ水や米、粉や調味料など積極的に多くの食材を計ってもらいましょう。
小学生の場合はccやmlの単位も触れながら計ると理解しやすいです。
年齢別、おすすめ親子クッキングレシピ
「子供と一緒に料理にチャレンジしよう!」と思ったとき、何を作ったらいいのか悩みますよね。
簡単すぎるレシピだとすぐに作り終えてしまい「もっと作りたい!」と物足りなさを感じたり。
難しすぎるとすぐ飽きてしまって、結局親が調理してしまう・・・なんてことも。
親子で料理するときは、こどもの年齢に合わせてレシピを変えることも重要です。
「自分で出来た!」という達成感を味わせてあげると、
自信を持てるようになり自己肯定感もアップします。
飽きずに最後まで楽しく作れるレシピを年齢別にご紹介します。
未就学児2歳~5歳におすすめレシピ
- マグカップをお温めておき、砂糖大さじ1と水小さじ1/2を入れレンジにかけ、少し焦がしてカラメルにする(レンジ600W約1分強。様子を見ながら、色がつき少し煙が出る位で止める。色が薄ければ追加チン)
- 再度水小さじ1/2を入れ、カップを回して混ぜ、少し固まるまで置いておく
- 玉子をボウルに割り入れ、しっかり溶く(多少泡が立ってもOK)
- 3に砂糖を入れ、牛乳を2-3回に分けて入れながら、よく混ぜる。あればバニラエッセンスも混ぜる
- 2に4に注ぎ入れ、そのまま電子レンジ600wで約2分間チン!様子が分かりやすい様にラップはせずよく見ておく
- 表面が少し盛り上がって、グツグツ
- グツっと泡が出て来たら3秒でOK。すぐにレンジを止めて取り出す
- 手早くラップをしタオル等で包んで保温。10分程度置き余熱で固める
- 粗熱をとって、冷蔵庫で冷やす
- 水分があり、カップにはくっつかないので、皿などに取り出したら完成
- 白玉粉・豆腐を混ぜ合わせ、つやが出るまでこねる
- 食べやすい形に丸めて沸騰したお湯で茹でる
- 浮いてきたら氷水にすくい取り冷やしてざるにあける
- きなこと砂糖をお好みの量で混ぜ合わせ団子にかければ完成
- ホットケーキミックスと水を混ぜ合わせ、まとまるまでこねる
- 生地を4等分にし、ギュッと絞って空気を抜いたあと転がして30㎝くらいの長さにし、それを4つ作る
- ウインナーに生地を巻いていく。巻き始めを、ひと巻き目の生地に重ね、巻き終わりは下にして並べる
- 予熱200度のオーブンで、8分焼けば完成
- オーブンは180度に予熱し、チョコは小さく砕く
- ホットケーキミックス・豆腐・バターを混ぜ合わせまとまりが出たらチョコも混ぜる
- 生地を厚めに伸ばし、4~5個にカットする
- 170度のオーブンで13分程焼けば完成
小学校低学年6歳~におすすめレシピ
- 薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ、ふるいにかける
- ボールに卵、砂糖、牛乳、サラダ油を入れ、泡立て器でよく混ぜる
- 2に1を加え、粉っぽさが無くなるまで手早く混ぜ合わせる
- 生地をアルミ型の7~8分目まで注ぎ入れ、深めのフライパンに並べる
- フライパンに高さ1㎝くらいになるくらいまで水を入れる
- しずくが生地に落ちないよう、フライパンの蓋を布巾やタオルなどで覆い、弱火で15分くらい蒸す(鍋の水が少なくなったら熱湯を足す)
- 竹串をなどを刺してみて、生地が付いて来なければ完成
【調味料】おろし生姜(小さじ1~2)・砂糖小さじ1・鶏がらスープの素(小さじ1) ・醤油(小さじ2)・酒(大さじ1)・片栗粉(大さじ1)・塩こしょう少々
- 玉ねぎをみじん切りにし、ひき肉と調味料を良く練り混ぜる
- たこ焼き器に少し多目の油を塗り、焼売の皮を入れ1の具を詰める
- 上にグリーンピースやコーン等の飾りをのせて水を入れたら蓋をして中火で約10分蒸し焼きにする
- 竹串をさして透明な汁がでればOK!蓋を外して少し水分を飛ばせば完成
- サツマイモは良く洗い、皮ごと乱切りにしたら10分ほど水につける
- フライパンに油大さじ3をいれ、砂糖大さじ3をふりいれる
- 水気をとった芋を平たく並べ蓋をし、中火くらいで加熱。パチパチ音が激しくなったら火を弱め、約10分蒸し焼きにする
- いもに竹串がスッとささったら砂糖が絡むまで炒る
- 表面が均等にカリッとしてきたら皿に盛り、お好みでゴマをふったら完成
小学校高学年9歳~おすすめレシピ
- バターと卵は室温に戻し、型にクッキングシートを引いておく
- オーブンを170度に予熱しておく
- 耐熱ボウルに細かく割ったチョコとバターを入れてレンジで加熱し溶かし溶けたら泡立て器で混ぜる
- 別のボウルに卵を割り入れ砂糖を加え泡立て器でしっかりと白っぽくなるまで混ぜる
- 4に3と生クリームを入れて泡立て器で混ぜる
- そこに振るった薄力粉とココアを入れ、ゴムベラでさっくり混ぜる
- オーブンで35~40分焼き、竹串を刺して生の生地が付かなければ完成
【調味料】ケチャップ大さじ1、ウスターソース 大さじ1/2、塩・こしょう少々
- 人参と玉ねぎをみじん切りにする
- フライパンにサラダ油を熱し、中火で玉ねぎ・にんじんを炒める
- ひき肉を加えて、炒め合わせ、調味料を入れ味を整える
- 小麦粉をふり、軽く混ぜて火を止めて冷ます
- パイシートの上にミートをのせ、周りに黄身をぬる
- 上からパイシートを重ね合わせ、端をフォークでおさえる
- 表面に黄身をぬり、200度で25分~35分焼いたら完成
- ボールに材料を全部入れよく混ぜる
- 鍋に油をそそぎ、160度くらいの低めの温度(はしを入れると少しずつ泡がでる位の温度)に熱する
- スプーンですくって油に落とし、裏表こんがりきつね色になるまで揚げれば完成
親子料理クッキングを楽しんだらしっかりお片付け
料理が完成したら終わりではありません。
最後のお片付けまで子供と一緒に行えば子供も「片付けまでが料理」と覚えることが出来ます。
親子で家で過ごす時間が多い今だからこそ、ママだけでなくパパや男の子も料理にチャレンジしてみるのもおすすめです。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!