「そろそろ保活しなきゃ」
「保育園見学ってまずなにをしたらいいの?」
「コロナ禍の中でも保育園見学はできるの?」
と気がかりに思っている保護者の方もいらっしゃると思います。
保育園選びを失敗しない為に利用して欲しいのが「見学」と「質問リスト」です。
見学や質問をせずに、保育園に入園すると育児方針と異なっていたり、雰囲気が合わないという事はよくあります。
今回は、育児、家事、仕事で忙しいワーママに向けてコロナ時代の見学のポイントとリスト作りについて元保育士の視点からお伝えします。
目次
保育園見学は電話で予約、親子で参加するのがおすすめ
入園してから、保育園の先生や園の雰囲気が子どもに合わないというケースもあります。
じっくりと見学し園長先生とお話をしたいという方は、後日再来される方もいらっしゃいますし、妊婦のうちから見学を希望するケースもあります。
コロナの感染状況によっては、見学の中止や延期、中止を行う園も少なくはありません。
最悪の場合に備えて、オンライン見学を希望する、早期に見学を行っておくと安心ですよ。
保育園に電話するなら12時~15時前が繋がりやすい
午前中は、見学担当の方も仕事や子どもの受け入れでバタバタしがちです。
電話予約をする際は、時間の余裕がある12時~15時前を狙うのが無難です。
保育園側も保護者とお子さんの雰囲気を見ています
保育園を見学する際の服装は普段着で構わないとされています。
しかし、先生方と初めてお顔合わせする機会でもあるので最低限の身だしなみを整えていきましょう。
持ち物は、筆記用具やご自身の内履き用スリッパ、お子さんのオムツなどの替えなどが必要です。
見学の予約をする際に、あらかじめ必用な物があるのか尋ねておきましょう。
コロナ禍で保育園の見学は時短になっている
コロナ前に比べ保育園の見学の時間は短くなり20分~30分枠で終わってしまう事が多くなりました。
限られた見学時間の中で質問ができるようチェックリストを事前に作成しておくと安心です。
次の項目では「リスト」作りについてご紹介しています。
見ておきたい・聞いておきたい!保育園選びのチェックリスト
保活が未経験の保護者の方ほど、何を注視し見学をしたらいいのか。
はたまた、何を質問するべきなのか想像がつきにいくと思います。
見学リストと質問リストを事前に作成しておくと、他の園との比較もしやすくおすすめです。
見学リストで必ず確認して欲しいところ
実際の通園時にベビーカー、車 ・自転車 (駐車場の有・無)、通園バスでの来園が可能か確認をしましょう。
ベビーカーを預かってくれる園もありますので、確認してみてくださいね。
コロナの影響もあり、保育現場では感染予防対策を行っています。
基本は朝の検温と消毒。
随時、連絡帳に記載する園もあれば、玄関先での検温を実施している園もあります。
- 駐車場の有無
- ベビーカーの預かりの有無
- 検温の記録の付け方
- 消毒の設置
質問リストで必ず確認して欲しいところ
お子さんの年齢によって質問は異なってきます。
その中でもこれだけは確認して欲しいというところをまとめています。
未満児(0〜2歳)
午睡での事故は、乳幼児突然死症候群(SIDS)が多く、お子さんの命にも関わります。
未満児は、午睡チェックはどのようにしているかを確認することが大切です。
離乳食は、保育士と保護者がどのよう勧めていくか事前に聞くことで、実際に入園児の際に離乳食のことについて悩まず安心して通園することができます。
- 睡眠仕方(うつ伏せ)乳幼児突然死症候群(SIDS)対策について
- 午睡チェックの確認方法
- 離乳食の進め方
以上児(3歳〜5歳)
4歳児になると「そろそろ小学生に向けて何か準備したほうがいいのかな?」と考えるママもいると思います。
保育園のにより異なりますが、通う小学校と連携し見学に行く保育園さんもあります。
先を見据え通う事になる小学校と連携している保育園を選ぶ保護者の方もいらっしゃいます。
- 英語、運動などもカリキュラムがあるか
- 小学生への準備へ向けての活動
未満児、以上児共通の質問
コロナ以外の感染症も猛威をふるっている保育園。RSウイルスや手足口病、胃腸炎なども流行しています。
感染予防を徹底している園ですと、軟便もNGと聞きます。
実際に発熱した際の対処法やコロナ陽性、または濃厚接触者となった場合の対応なども確認しておきましょう。
その他には、季節行事が縮小されるなか「こんな楽しい行事をはじめました!」という保育園さんも多いので、確認してみて下さいね!
家庭リストで重要なのは通いやすさ
毎日通う保育園、通いやすさはとても重要です。
自宅や職場からの距離や送り迎えの担当などは見学前に話し合っておきましょう。
体調不良で急なお迎えを要請された際も、誰が対応できるのか事前に決めておきましょう。
おすすめの保育園見学チェックリストはこちら
保育園の見学や質問のチェックリストを検索するとダウンロードできるサイトもいくつか表示されます。
1から作成するのが難しい、他のリストを参考にしたいという方は「保育園 質問リスト」等で検索し、参考にされると良いかと思います。
安心して預けられる保育園を選びましょう
一日の大半を大切なお子さんが過ごす保育園。
安全対策が徹底されているかよく質問しておきましょう。
あらかじめチェックリストを考えておくと聞き忘れ等を防ぎ、理想の保育園が見つけやすくなると思います。安心して親子で通える保育園が見つかるといいですね。