子育て真最中、中学1年生、小学校5年生と2年生、年長と3歳児の子育てをして、私が感じたPTAの事・・・。
これから小学校入学を控えているママ達の参考になる体験談を掲載しています。
目次
クラス委員(PTA)と地区委員の違いとは?
クラス委員と地域委員の役割についてお話します。
クラス委員はクラスと学年の保護者の間に立って動く役割
「PTAの役員決めってどう言うルールなんだろう?」
第一子が入学した時は、PTAに関して右も左も分かりませんでした。
しかし、第一子が小学生の頃、実はほとんどの役員をパスできたんです。
その理由は、うちの第一子の長男と同級生の子は、上に兄弟がいる、経験豊富なしっかりしたお母さんが多かった為。
「○○役員するから、私を推薦して!」
と立候補する保護者の方がいらっしゃったのです。
率先して役員を引き受けようとしてくださる保護者の方は、すごく面倒見がよかったり、親分肌で、信頼や、人望が厚い人が多く。
「下に子供がいて大変だから、しなくて良いよ!」
私が役員に選ばれそうになった時も、気遣って下さり、沢山甘えさせてもらいながら、のらりくらりと役員をパス出来ました。
地区委員は学校と保護者の架け橋になる役割
地区委員はどんな事にをするかと言いうと、学校と保護者の架け橋になる役割があります。
まず月1回の役員会に出席します。
この役員会は、学校が休みの土曜日の午前中にあります。
時間にすれば、1時間ぐらいの会議です。
子供を連れては行けれないのが少し大変だったかなと思います。
役員会の内容は、学校からの要望などを聞き、地区の保護者に連絡を回したりが主な内容になります。
そして、登下校中に何か問題があれば、学校に連絡や相談、対策を考え、学校側に登下校の指導をお願いしたり、必要であれば子供達と一緒に毎朝登校を行う事もありました。
また、保護者からのクレームがあれば、事実確認のために学校に出向く事もあります。
地区委員は、下に小さい兄弟がいれば預け先の確保が必要になり緊急の事もあるので大変だなと感じる事もありました。
地区委員は地区の子供会会長と兼任
子供会は、高学年の保護者を筆頭に結成されてる会です。
小学校に行く子供たちを見守る目的で、登下校の見守りをしたり、親交を深める為に季節に応じた会を開催したりします。
地区委員の仕事は学校の事だけではなく、地区で結成されている子供会の会長を兼任する結構大変なお仕事です。
クラス委員(PTA)は早めに済ませるべき
私の子供が通っている小学校は、1クラス35人ぐらいの1学年2クラス。
都会の学校に比べるととても人数が少ない学校です。
クラス委員は1クラスから、2人保護者のクラス委員を選出します。
立候補か推薦で決まり、子供1人に対し1回すれば、もうしなくて良いのがクラス委員の条件です。ですが、経験上早く済ませとく事をおススメします。
クラス委員は、参観日がある日、参観終了後に開催される学年保護者会の司会進行をし、学校で開催される講演会の参加もします。
最近では、参観日と講演会が同じ日にあるので、別々に開催される事はありません。しかしながら、参観日の日に講演会と保護者会に出席すると保護者の帰宅は大体夕方の5時は過ぎます。
その間、子供たちは参観日が終われば、通常通り帰宅します。
子供の託児等はないので、子供だけでお留守番をする。誰か大人に「祖父母」留守番をお願いしたり、フォローしてくださる方は必要だとおもいます。
クラス委員(PTA)は高学年になると母親代表も兼任
クラス委員の役割と、母親代表のの役割をご紹介します。
高学年のクラス委員の役割
6年のクラス委員全員で2学期の半ばか、終わりぐらい、遅くても3学期の始まりには卒業式の準備をします。
卒業式の準備とは、担任の先生にサプライズプレゼントとして、子供たちからの写真付きメッセージカードを各家庭に配布し記入してもらった物を回収し、1クラス1冊のアルバムにまとめ作成をします。
卒業式当日には、アルバムと一緒に子供1人が1輪の花を先生に渡します。
アルバムの材料とお花の予約購入をし、購入金額を家庭数で割りお金のを徴収し、卒業式の当日はお花を取りにお店に出向いて受け取るのも役員の仕事です。
当たりたくなければ、早めにクラス委員を終わらすか、違う役員を引き受けるのがおススメです。
母親代表の役割
6年生でクラス委員をすると、6年生の役員の中から、母親代表と言う役を1人選出します。
母親代表に選ばれた人は、頻繁ではありませんが、近隣小中学校の集まりがあれば、参加し、講演会や、勉強会等もあったりします。
卒業式には、保護者代表として、母親代表の保護者が、お礼の言葉を皆さんの前で言うのも仕事の一つです。
役委員(PTA)の案内は毎年来る
会長や、副会長等の大きい役は、前任の役員さんからお願いしますと言われる流れが毎年ありますが、研修部と生活部だけは、毎年立候補か、推薦で決めます。
前年度役員をしたとしても推薦で選ばれれば、誰が役員をするかの話し合いに参加し、大体が話し合いで決まらないので、あみだくじかジャンケンで役員を決めます。
話し合いは、大体が参観日の講演会等が無い日の参観終わりか、平日の夕方に集まっての話し合いになります。
仕事などや用事で参加出来ない時は、事前に連絡を入れ、先生に名前を書いてもらい、あみだくじになります。
この時、もし参加出来なくて役員に選ばれてしまっても断ることができません。
PTA役員の選出&お話合いは必ず出席をおススメします。
生活部とは
生活部の仕事は、入学式、参観日、学芸会、運動会、卒業式の時駐車場案内をします。
当日は、開始時間の30分前から外で看板をもって立ち、懇談などの日は、当日駐車場の看板を開始時間30分に出し、終了ご回収をします。
研修部とは
研修部の仕事内容は毎月の「PTAだより」を発行します。
文章と写真を新聞みたいにレイアウトすれば後は学校が印刷をしてくれます。
大体の写真は学校から提供してもらえますが、運動会の時だけは、全教員が参加するので、研修部の部員が担当制で子供たちの写真をとります。
良く言えば、子供の近くで写真がとれるかもしれませんが、悪く言えば、当日バタバタし、我が子の写真も撮れない、見れないと言う事があるかもしれません。
PTAを断るのは難しい
PTAの役員免除には、その学校で違って来ると思います。
私の子供達が通う小学校では、PTAの仕事は基本皆さん平等にしていただく前提。仕事をしていて忙しいの方、小さい子が居るので等の理由で引き受けないと言う選択はありません。
ただし例外があり、妊婦さんだけは免除があります。
出産したばかりの人でも、周りの理解があれば、お互いさまだからと理解してくれる人もいると思います。しかし、皆さんが同じ考えでいるとは限らないので、理解が得られなっかたら少し大変かもしれません。
近年、PTAの役員決めも仕事もスリム化も必要と話題となっています。ですが、PTAの改革は1人では行えません。
学校と保護者で協力しあい、時代にあったPTAのあり方に少しづつでも変わっていくと良いですね。