少子化が進むなか増加傾向にある、不登校や登校渋り。
「学校に行きたくない…」
「学校に行きたくても行けない…」
原因やきっかけは様々ですが、些細な事で学校に通えなくなる可能性は、どんな子供にもあります。
プリママーズでは、不登校の親が抱えている悩みや問題を把握する為に、アンケートを実施しました。
不登校の経験があるお子さんを持つ保護者118人の方からリアルな回答を頂きました。
我が子が、不登校や登校渋りに直面した時、親に何ができるのでしょうか?
こちらのページで、不登校に関するアンケート調査の結果をご覧ください。
また、その結果を基とし、不登校について、まとめた記事も同時に公開しています。
アンケート結果と合わせて、ぜひお読みください。
目次
- この記事を書いた人
- アンケート調査対象について
- 【アンケート調査】「不登校(小学生)に関するアンケート調査」
- Q1.お子さんの学年を教えてください
- Q2.お子さんの登校事情について近いものはどれですか?
- Q3.お子さんが急に学校に行きたくないと言った時、あなたが取る行動はどれですか?
- Q4.お子さんが登校前に体調不良を訴えて、熱や明らかな症状が見られない時、あなたが取る行動はどれですか?
- Q5.お子さんが急に学校を休むことになった時、その日の仕事はどうされますか?
- Q6.お子さんが急に休みになった時に、預けたり頼れる相手や場所はありますか?
- Q7.お子さんが急に休みになった時に、預けたり頼れる相手や場所を選択してください。
- Q8.お子さんが完全に不登校になった時、仕事は続けますか?
- Q9.普段からお子さんと学校での生活についてコミュニケーションをしっかり取れていると思いますか?
- Q10.平日に、学校から帰宅後、お子さんと過ごす時間はどれくらいありますか?
- Q11.お子さんは何かあるとすぐに親に相談してくれていると思いますか?
- Q12.あなたが名前や活動内容を知っている施設や支援を全て選んでください。
- Q13.不登校についてどのようなイメージを抱いていますか?
- Q14.学校や担任の先生は、子供のことで相談しやすかったり、対応をして貰いやすいですか?
- Q15.子供が不登校になった時、学校側にはどのような対応を望みますか?
- Q16.子供が不登校になったら周りに相談しますか?
- Q17.積極的不登校(学校に行けないのではなく、自らの判断で学校に行かないと決めること)について賛成ですか、反対ですか?
- Q18.積極的不登校(学校に行けないのではなく、自らの判断で学校に行かないと決めること)について賛成、反対、どちらとも言えないと回答した理由を教えてください。
- Q19.子育てについて周り(親族や友人等)から言われて不快に思ったことなどはありますか?
- Q20.お子さんが不登校になった時に心配に思うことはどんなことですか(複数回答可)?
- Q21.お子さんが不登校になった時に学校以外の施設に通わせたいと思いますか?
- Q22.お子さんが不登校になった時に学校以外の施設に通わせたいと思いますか?という問いに「通わせたいと思う」「通わせたくない」「分からない」と回答した理由を教えてください。
- Q23.不登校の原因に至る理由はなんだと思いますか(複数回答可)?
- Q24.上記の質問で(Q.23)その他を選んだ人は、不登校の原因を詳しく教えてください。
- Q25.子供の行き渋りの兆候を教えてください。
- Q26.上記の質問で(Q.25)その他を選んだ人は、子供の行き渋りの兆候を詳しく教えてください。
- Q27.子供の不登校を改善すると思う方法を教えてください。
- Q28.上記の質問で(Q.27)その他を選んだ人は、子供の不登校を改善すると思う方法を詳しく教えてください。
- Q29.子供の不登校に繋がりやすい、SNSトラブル・ネットいじめについて対策や予防・把握はしていますか?
- Q30.子供に携帯・スマホを持たせたのは何年生からですか?
- Q31.子供に携帯・スマホを持たせた理由を詳しく教えてください。
- Q32.学校と家庭が一体となって情報モラル教育が必要だと感じますか?
- Q33.不登校中のお子さんは、発達障害などの診断を受けていますか?
- Q34.発達障害と診断されたお子様の症状を教えてください。
- Q35.上記の質問で(Q.34)その他を選んだ人は、お子様の症状を詳しく教えてください。
- Q36.発達障害により不登校中のお子さんは、現在発達支援(療育)に通っていますか?
- Q37.発達障害により不登校中のお子さんが、小学校に通えるよう特別支援教育を選択する可能性はありますか?
- Q38.発達障害により不登校中のお子さんをお持ちの保護者の方へアドバイスがあれば教えてください。
- Q39.お子様が不登校になった時にやってはいけないと思う対処法を教えてください。
- Q40.不登校の原因に対してどのような対策・行動を取ったか教えてください。
- Q41.子供が不登校になってしまった時に担任の先生や学校側に取ってもらいたい対応を教えて下さい。
- Q42.HSC(Highly Sensitive Child)という不登校に繋がりやすい子供の特性を知っていますか?
- Q43.お子さんはHSC(Highly Sensitive Child)だと思いますか?
- Q44.前の質問で(Q.43)「はい」を選んだ人は、HSCのお子さんに接する時に何か気を付けている事はありますか?
- Q45.最後に、不登校についての意見や、実際にお子さんが不登校になった時の経験談などがあれば自由にご記入いただければ幸いです。
- 「不登校(小学生)に関するアンケート調査」考察
- 編集後記
アンケート調査対象について
回答者数 | 118件 |
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男女比 | 男性:39% 女性:61% |
子供の人数 |
子供1人:51.7% 子供2人:36.4% 子供3人:9.3% 子供4人:1.7% 子供5人以上:0.8% |
年代比率 |
10代:10.2% 20代:6.8% 30代:28.8% 40代:36.5% 50代:14.4% 60代以上:3.4% |
お住まいの都道府県 |
北海道:6.8% 青森:0.8% 岩手:0.8% 宮城県:0.8% 群馬県:0.8% 埼玉県:7.6% 千葉県:5.1% 東京都:15.3% 神奈川県:8.5% 新潟県:1.7% 長野県:0.8% 愛知県:4.2% 三重県:2.5% 京都府:0.8% 大阪府:11% 兵庫県:6.8% 和歌山県:0.8% 鳥取県:1.7% 島根県:1.7% 岡山県:1.7% 広島県:0.8% 山口県:0.8% 徳島県:0.8% 愛媛県:2.5% 福岡県:4.2% 長崎県:0.8% 熊本県:0.8% 宮崎県:0.8% 鹿児島県:1.7% 沖縄県:0.8% |
職業 |
専業主婦:25.4% パート・アルバイト:16.9% 会社員(正社員):35.6% 会社員(契約社員):1.7% 自営業・自由業:15.3% 会社役員・経営者:0.8% 公務員:1.7% 無職:2.5% |
婚姻状況 |
既婚:89.8% 離婚:7.6% 未婚:2.5% |
調査時期 | 2020年12月07日~12月14日 |
調査メディア | ランサーズ |
【アンケート調査】「不登校(小学生)に関するアンケート調査」
Q1.お子さんの学年を教えてください
その次に16.9%の人が「高学年(小学校5、6年生)」と回答している。
低学年(小学校1、2年生) | 34人(28.8%) |
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中学年(小学校3、4年生) | 34人(28.8%) |
高学年(小学校5、6年生) | 30人(25.4%) |
中学生以上 | 20人(16.9%) |
Q2.お子さんの登校事情について近いものはどれですか?
その次に26.3%の人が「学校を休みがちになっている」と回答している。
登校日には登校している | 11人(9.3%) |
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登校に対して行きしぶりが見られる | 22人(18.6%) |
学校を休みがちになっている | 31人(26.3%) |
登校になっている | 12人(10.2%) |
過去に不登校・行きしぶりの時期があったが現在は問題なく登校している | 42人(35.6%) |
Q3.お子さんが急に学校に行きたくないと言った時、あなたが取る行動はどれですか?
その次に31.4%の人が「説得してできるだけ学校に行かせようとする」と回答している。
理由を聞かず学校を休ませる | 6人(5.1%) |
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理由を聞いた上で学校を休ませる | 73人(61.9%) |
説得してできるだけ学校に行かせようとする | 37人(31.4%) |
なんとかして学校に行かせる | 2人(1.7%) |
Q4.お子さんが登校前に体調不良を訴えて、熱や明らかな症状が見られない時、あなたが取る行動はどれですか?
その次に22%の人が「子供の様子を見て大丈夫そうなら登校させる」と回答している。
とりあえず病院に連れて行き判断する | 16人(13.6%) |
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病院に連れて行かず学校を休ませて様子を見る | 55人(46.6%) |
子供の様子を見て大丈夫そうなら登校させる | 26人(22%) |
体調不良以外の理由を探る | 21人(17.8%) |
Q5.お子さんが急に学校を休むことになった時、その日の仕事はどうされますか?
その次に19.5%の人が「仕事はしていない」と回答している。
仕事を休む | 18人(19.5%) |
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仕事に連れていく | 1人(0.8%) |
在宅勤務に変更する | 9人(7.6%) |
時短やフレックスなどを活用してなるべく家にいる時間を作る | 11人(9.3%) |
子どもを預けて仕事に行く | 22人(18.6%) |
子どもに留守番をしていてもらい、仕事に行く | 34人(28.8%) |
仕事はしていない | 23人(19.5%) |
Q6.お子さんが急に休みになった時に、預けたり頼れる相手や場所はありますか?
「いいえ」と回答した人の割合は41.5%。
はい | 69人(58.5%) |
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いいえ | 49人(41.5%) |
Q7.お子さんが急に休みになった時に、預けたり頼れる相手や場所を選択してください。
その次に39%の人が「預け先がない」と回答。
頼れる人がいる(祖父母など) | 62人(52.5%) |
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預けられる場所がある | 8人(6.8%) |
預け先がない | 46人(39%) |
その他 | 2人(1.7%) |
Q8.お子さんが完全に不登校になった時、仕事は続けますか?
その次に18.6%の人が「仕事はしていない」と回答。
現在の仕事を続ける | 72人(61%) |
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転職して仕事を続ける | 12人(10.2%) |
仕事を辞める | 12人(10.2%) |
仕事はしていない | 22人(18.6%) |
Q9.普段からお子さんと学校での生活についてコミュニケーションをしっかり取れていると思いますか?
その次に18.6%の人が「取れていると思う」と回答。
取れていると思う | 22人(18.6%) |
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おおよそ取れていると思う | 60人(50.8%) |
わからない | 17人(14.4%) |
あまり取れていないと思う | 19人(16.1%) |
取れていないと思う | 0人(0%) |
Q10.平日に、学校から帰宅後、お子さんと過ごす時間はどれくらいありますか?
その次に14.4%の人が「4時間」と回答。
30分 | 22人(18.6%) |
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1時間 | 60人(50.8%) |
2時間 | 17人(14.4%) |
3時間 | 19人(16.1%) |
4時間 | 0人(0%) |
5時間 | 0人(0%) |
6時間 | 0人(0%) |
7時間 | 0人(0%) |
8時間 | 0人(0%) |
9時間 | 0人(0%) |
10時間以上 | 0人(0%) |
Q11.お子さんは何かあるとすぐに親に相談してくれていると思いますか?
その次に33.9%の人が「わからない、どちらとも言えない」と回答。
相談してくれている | 13人(11%) |
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多分してくれている | 45人(38.1%) |
わからない、どちらとも言えない | 40人(33.9%) |
あまり相談してくれない | 19人(16.1%) |
全く相談してくれない | 1人(0.8%) |
Q12.あなたが名前や活動内容を知っている施設や支援を全て選んでください。
その次に27.1%の人が「フリースクール」と回答。
教育支援センター(適応指導教室) | 20人(16.9%) |
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教育相談所 | 10人(8.5%) |
子供家庭支援センター・児童相談所・福祉事務所 | 33人(28%) |
保健所・精神保健福祉センター | 15人(12.7%) |
フリースクール | 32人(27.1%) |
不登校の親の会 | 3人(2.5%) |
不登校カウンセラー | 4人(3.4%) |
オルタナティブスクール(サドベリースクール等) | 1人(0.8%) |
Q13.不登校についてどのようなイメージを抱いていますか?
Q14.学校や担任の先生は、子供のことで相談しやすかったり、対応をして貰いやすいですか?
その次に14.4%の人が「相談しやすい、対応もしてくれる」と回答
相談しやすいし、対応もしてくれる | 17人(14.4%) |
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対応してもらえるかは相談内容による | 61人(51.7%) |
相談はできるか対応してくれない | 14人(11.9%) |
相談しづらいし対応もしてくれない | 13人(11%) |
どちらとも言えない | 13人(11%) |
Q15.子供が不登校になった時、学校側にはどのような対応を望みますか?
その次に17.8%の人が「必要最低限の連絡だけに留めてほしい」と回答。
再登校できるように一緒に説得してほしい | 12人(10.2%) |
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こまめに様子を見に来てほしい | 38人(32.2%) |
必要最低限の連絡だけに留めてほしい | 21人(17.8%) |
学校側しか知らない情報を共有してほしい | 47人(39.8%) |
接触を絶ってほしい | 0人(0%) |
Q16.子供が不登校になったら周りに相談しますか?
その次に18.6%の人が「学校や担任に相談する」と回答。
夫婦やパートナーと相談する | 81人(68.6%) |
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ママ友など近しい知り合いに相談する | 6人(5.1%) |
学校や担任に相談する | 22人(18.6%) |
普段交友がない相手(カウンセラーなど)に相談する | 5人(4.2%) |
相談はしない | 4人(3.4%) |
Q17.積極的不登校(学校に行けないのではなく、自らの判断で学校に行かないと決めること)について賛成ですか、反対ですか?
その次に32.2%の人が「賛成」と回答。
賛成 | 38人(32.2%) |
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どちらとも言えない | 54人(45.8%) |
反対 | 26人(22%) |
Q18.積極的不登校(学校に行けないのではなく、自らの判断で学校に行かないと決めること)について賛成、反対、どちらとも言えないと回答した理由を教えてください。
むしろそこに馴染んで当たり前だという考えの方がおかしい。
Q19.子育てについて周り(親族や友人等)から言われて不快に思ったことなどはありますか?
Q20.お子さんが不登校になった時に心配に思うことはどんなことですか(複数回答可)?
その次に55.1%の人が「子供の将来の事」と回答。
Q21.お子さんが不登校になった時に学校以外の施設に通わせたいと思いますか?
その次に33.9%の人が「わからない」と回答。
通わせたいと思う | 58人(49.2%) |
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通わせたくない | 20人(16.9%) |
わからない | 40人(33.9%) |
Q22.お子さんが不登校になった時に学校以外の施設に通わせたいと思いますか?という問いに「通わせたいと思う」「通わせたくない」「分からない」と回答した理由を教えてください。
Q23.不登校の原因に至る理由はなんだと思いますか(複数回答可)?
その次に57.6%の人が「集団生活が苦手」と回答。
Q24.上記の質問で(Q.23)その他を選んだ人は、不登校の原因を詳しく教えてください。
Q25.子供の行き渋りの兆候を教えてください。
その次に32.2%の人が「笑顔がなく元気がない」と回答。
小食になる(食欲不振) | 2人(1.7%) |
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不眠になる(寝不足) | 6人(5.1%) |
朝になると頭痛や腹痛を訴える | 39人(33.1%) |
笑顔がすくなく元気がない | 38人(32.2%) |
会話が少なくなる | 13人(11%) |
お友達と遊ばなくなる | 8人(6.8%) |
習い事にも消極的になる | 2人(1.7%) |
その他 | 10人(8.5%) |
Q26.上記の質問で(Q.25)その他を選んだ人は、子供の行き渋りの兆候を詳しく教えてください。
Q27.子供の不登校を改善すると思う方法を教えてください。
その次に25.4%の人が「子供の気持ちを最優先に考える」と回答。
子供とのコミニケーション | 48人(40.7%) |
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子供の気持ちを最優先に考える | 30人(25.4%) |
夫婦・パートナーと家庭環境を改善する | 4人(3.4%) |
学校・先生と情報共有 | 7人(5.9%) |
好きな科目の時間だけ登校させる | 1人(0.8%) |
生活習慣を整える | 3人(2.5%) |
食生活を整える | 0人(0%) |
運動不足を解消する | 2人(1.7%) |
本人がやりたい事を見つけてあげる | 10人(8.5%) |
やもえない場合は転校も検討する | 4人(3.4%) |
専門家に相談する | 3人(2.5%) |
その他 | 10人(8.5%) |
Q28.上記の質問で(Q.27)その他を選んだ人は、子供の不登校を改善すると思う方法を詳しく教えてください。
Q29.子供の不登校に繋がりやすい、SNSトラブル・ネットいじめについて対策や予防・把握はしていますか?
はい | 59人(50%) |
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いいえ | 59人(50%) |
Q30.子供に携帯・スマホを持たせたのは何年生からですか?
その次に、27.1%の人が「低学年(小学校1、2年生)」と回答。
低学年(小学校1、2年生) | 32人(27.1%) |
---|---|
中学年(小学校3、4年生) | 31人(26.3%) |
高学年(小学校5、6年生) | 55人(46.6%) |
Q31.子供に携帯・スマホを持たせた理由を詳しく教えてください。
Q32.学校と家庭が一体となって情報モラル教育が必要だと感じますか?
「必要ない」と回答した人の割合は7.6%。
はい | 109人(92.4%) |
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いいえ | 9人(7.6%) |
Q33.不登校中のお子さんは、発達障害などの診断を受けていますか?
「受けていない」と回答した人の割合は82.8%。
はい | 21人(17.8%) |
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いいえ | 97人(82.2%) |
Q34.発達障害と診断されたお子様の症状を教えてください。
その次に6.8%の人が「注意欠如・多動性障害(ADHD)」と回答。
自閉症 | 3人(2.5%) |
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アスペルガー症候群 | 5人(4.2%) |
注意欠如・多動性障害(ADHD) | 8人(6.8%) |
学習障害 | 3人(2.5%) |
チック障害 | 1人(0.8%) |
吃音(症) | 3人(2.5%) |
その他 | 95人(80.5%) |
Q35.上記の質問で(Q.34)その他を選んだ人は、お子様の症状を詳しく教えてください。
Q36.発達障害により不登校中のお子さんは、現在発達支援(療育)に通っていますか?
その次に6.8%の人が「検討中」と回答。
はい | 3人(2.5%) |
---|---|
いいえ | 106人(89.8%) |
検討中 | 8人(6.8%) |
発達支援(療育)にも通えない状態 | 1人(0.8%) |
Q37.発達障害により不登校中のお子さんが、小学校に通えるよう特別支援教育を選択する可能性はありますか?
その次に27.1%の人が「どちらとも言えない」と回答。
はい | 17人(14.4%) |
---|---|
いいえ | 62人(52.5%) |
検討中 | 7人(5.9%) |
どちらとも言えない | 32人(27.1%) |
Q38.発達障害により不登校中のお子さんをお持ちの保護者の方へアドバイスがあれば教えてください。
Q39.お子様が不登校になった時にやってはいけないと思う対処法を教えてください。
Q40.不登校の原因に対してどのような対策・行動を取ったか教えてください。
Q41.子供が不登校になってしまった時に担任の先生や学校側に取ってもらいたい対応を教えて下さい。
Q42.HSC(Highly Sensitive Child)という不登校に繋がりやすい子供の特性を知っていますか?
「知っている」と回答した人は29.7%。
はい | 35人(29.7%) |
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いいえ | 83人(70.3%) |
Q43.お子さんはHSC(Highly Sensitive Child)だと思いますか?
「思う」と回答した人の割合は23.7%。
はい | 28人(23.7%) |
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いいえ | 90人(76.3%) |
Q44.前の質問で(Q.43)「はい」を選んだ人は、HSCのお子さんに接する時に何か気を付けている事はありますか?
Q45.最後に、不登校についての意見や、実際にお子さんが不登校になった時の経験談などがあれば自由にご記入いただければ幸いです。
精神的ストレスは個体によって違うので、我が子ならなおさら用心したいです。
行ってしまば大丈夫なことが多いですが常に日々不安だと言っていて何かあるとストレスからくる体調不良になり体重が減少します。
でもいじられやすい性格でもあり、嫌とはっきり言わないでニコニコしている性格でもあるため、友達から不当に嫌な思いをさせられてしまうのです。これは担任教師に伝えても、お母さんの心配しすぎで片付けられてしまいます。学校で見られる姿が、みんなの人気者で楽しそうにしているからです。でも家では確かに、学校でされた嫌なことを私に伝えてくるのです。物を隠されたり怪我を負わされたこともあるのに、先生方は「子どもは揉まれて成長しますから」という考え方しかないのかと感じました。大怪我をしたら終わりなのに。また、人気者に見える子が実はいじめられていたことなど、珍しい話でもありません。学校の対応はいつも雑だと感じます。今は子どももとりあえず楽しそうに通えているので、私もある程度安心して通わせていますが、まだまだ先生には不信感があります。まず親をお客様扱いしたり、レッテルを貼ってしまうことをやめること、また子ども達の様子をよく観察すること。この二つを実践していただくだけでも、弱い立場の子どもたちも学校に通いやすくなるのではないでしょうか。今はいじめを担任や先生も一緒になってやっていたり、黙認していることもある。親子の時間を大事にするべき。不登校になった時も子どもを第一に考える事が大事だと思います。不登校になる時は些細なことでもなりやすいですが、もしそうなっても無理にとにかく学校にいかせないことが大事ですいじめられたらやり返せる力をつけること、次に発達障害を疑う事、そしてある意味受け入れることをおこない、次の手をゆっくり考えること。子供が小学校3年生ぐらいの時に学校に行きたがらなくなりましたが、学校を休ませたり、行かせたりして様子を見るうちに自然と不登校はなくなりました。好きな運動系のクラブ活動やサッカー教室などに行くことで出来る学校の友達の存在が大きかったのかなと感じます。好きなことと友人の存在は大切だと感じます。
「不登校(小学生)に関するアンケート調査」考察
不登校は年々増加傾向にあり、決して他人事ではなくなってきている
不登校や登校の行き渋りの原因は様々ですが、多くの保護者が過去に経験をされています。
ある日「学校に行きたくない」と子供が伝えてきたら、親としてどう対応すべきなのか悩むのではないでしょうか?
不登校や登校の行き渋りはいつまで続くのだろう・・・、先の見えない不安を抱える方もいらっしゃると思います。
編集部では「不登校の原因はイジメと思われがちですが、その他にも原因は多様にあるのではないか?」という仮説を立てました。
登校事情に関するアンケート回答には「過去に不登校・行き渋りの時期があったが現在は問題なく登校している」約4割、「学校を休みがちになっている」約3割、「登校に対して行きしぶりが見られる」約2割の人が回答。
「登校日には登校している」と回答した人は全体の約1割と非常に少なく、皆勤賞の必要性に疑問を感じる結果となりました。」
不登校や登校渋りの解決策として「無理強い・強制」をする事が逆効果だという事。
日本中の子供達は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い学習環境が大きく変わるターニングポイントに居るという現実も垣間見れました。
不登校になった時に心配に思うことは「子供の精神面」
お子さんが不登校になった時に心配に思うことに関して、最も回答が多かったのが「子供の精神面」です。その他にも、「将来のこと」「勉強のこと」「交友関係」と心配に思う事に関する回答が寄せられました。
不登校や行き渋りを訴える子供に対し、多くの保護者の方に共通する点は「理由を聞いた上で学校を休ませる」「病院に連れて行かず学校を休ませて様子を見る」などメンタルヘルスに寄り添った対応を行っているという事も分かりました。
子供とのコミニケーションを見直すと共に、家庭と学校、必要であれば専門家へ相談する事も大切です。
全体の半数以上の保護者が、預けたり頼れる人・場所を確保している現実
「学校行きたくない」とSOSを出している我が子とダブルパンチで悩む事、それは預け先の確保と仕事です。
低学年の場合は長時間のお留守番も心配ですし、仕事へ行けば子供の事をフォローする時間も作れません。
小学校の変わりに安全に過ごせる場所を確保する事、頼れる人が居るという事はとても恵まれた環境だという事が分かりました。
急に小学校を休む事になっても「預け先がない」と回答した人の割合は全体の約4割と少なくはなく、預け先が確保できない保護者の方は「留守番をして貰う」「在宅勤務に切り替える」「フレックス・時短勤務」などの対応を行って乗り越えていました。
不登校が続く場合は「退職・転職」を検討するという回答も寄せられました。
学校から帰宅後、親子で過ごす時間は2~3時間
不登校や行き渋りを改善する方法として最も回答が多かったのは「子供とのコミニケーション」です。
普段からお子さんと学校での生活についてコミュニケーションをしっかり取れていると思うと回答した人の割合は全体の半数以上。
しかしながら、平日親子で過ごす時間は2~3時間と限られており、何かあるとすぐに親に相談してくれていると思いますか?という問いに関しては「多分してくれている」「わからない、どちらとも言えない」という回答が寄せられています。
「学校に行きたくない」と言われた時は、冷静に子供と向き合う事。
学校側しか知らない情報を共有し、夫婦やパートナーと相談する事が必要不可欠です。
増加傾向にあるネットイジメを心配する声
子供の不登校に繋がりやすい、SNSトラブル・ネットいじめについて対策や予防・把握はしていますか?という質問に対し「している」「していない」の回答は五分五分の結果に。
全体の約9割以上の保護者が「学校と家庭が一体となって情報モラル教育の必要性がある」と回答、しかしながら、対策や予防・把握をしていない保護者も半数居るという現実が垣間見れました。
子供に携帯を持たせる理由の多くは「防犯」「緊急用」「習い事の送迎」「お友達との連絡ツール」などが挙げられています。
ここでいう不登校や行き渋りの原因の本質は、昔と違い携帯電話が当たり前のツールになってきている事やアプリの普及の影響があるということ。
閉ざされがちなSNS上のイジメの加害者にも被害者にも子供を巻き込まない為に、子供を守る機能が備わった携帯を選びましょう。
繊細で敏感な子供、HSC(Highly Sensitive Child)の認知度はまだ低い
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)という敏感な気質を持った子供達の認知度はとても低く、不登校や行き渋りに繋がりやすい事を約7割の保護者が「知らなかった」と回答。
発達障害とは異なり「とても敏感な子」と呼ばれ、海外では5人に1人は該当するとの調査結果もある身近なHSC。音や匂い、騒がしい場所や集団行動が苦手といった傾向があり、学校生活に馴染めないといった特性があります。
不登校や行き渋りの兆候が必ずしも発達障害やHSCと関係しているとは限りませんが、周囲が無理解の場合は不登校や行き渋りの改善に繋がらない可能性もあります。
特性を持っている子供達は、日々ストレスや負担を抱えているかもしれないとう現実を知って欲しいと切に思います。
編集後記
「毎日通う小学校生活を楽しんで欲しい」そう思う親心は昔から変わりません。
不登校や行き渋りは、低学年でも高学年でも起こり得る事柄です。
学校や家庭、イジメや甘えだけではなく、様々な原因があります。
子供の将来を心配するあまり落ち込んだり焦ってしまうかもしれません。
しかし、無理矢理小学校に通わせたり、叱る事はプレッシャーとなり逆効果に繋がります。
とはいえ、親も戸惑い悩むのは当然の事。
そんな時は、無理をせず身近な人たちにサポートやアドバイスを求める事も大切です。
現在、新型コロナウイルス感染症によって突然、子供達の小学校生活から日常が奪われました。
その結果、学校現場では、休校や分散登校、オンライン授業が出来る環境作りも進み在宅で学習する事を選択できる「ニューノーマル」な時代に変わりつつあります。
不登校から教室復帰まではハードルが高く勇気のいる事でしたが、オンライン授業からなど子供のペースに合わせて1つずつステップアップして行く事を目指しましょう。
プリママーズでは、これからも不登校(小学生)に関する調査を続けていきます。
不登校(小学生)に関するアンケートで、分かったことをたくさんの人に共有してもらえれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。