【地域子育て支援センターとは?】気になるメリットとデメリットを徹底解説!

大学時代、幼児教育学を専攻。 授業を通して学んだ事活かし、お父さんとお母さんに役立つ情報を配信しています。 現在は、アパレルやカフェ&ホステルのマネージャーを経て現在はデザイナー、ライター、DJ等幅広く活動しています。

妊娠が発覚し新しい命に喜びを感じると同時に、初めての出産は分からない事も多く不安な事もたくさん出てきます。

「出産も子育ての準備も何から始めていいのか分からない。」

「授乳や離乳食の事など専門家に直接相談したい。」

「子育て中心の生活にイライラする事があり気分転換がしたい。」

など、特に初めての妊娠だと疑問なことも多いと思います。

そんな出産を控えているプレママや、現在進行形で子育てに励んでいるママ達へおすすめしたい「子育て支援センター」。今回は、「そもそも子育て支援センターって何?」の説明と、メリット・デメリットについてまとめてみました。
(プレママとは、初めて妊娠してもうすぐママになる人の事

 

子育て支援センターとは?何をしている施設なの?

お住まいの地域には子育て中のママをサポートしてくれる施設があります。

その一つが「子育て支援センター」です。

「子育てサロン」「子育てひろば」など呼び方も地域によって異なりますが名前は違っても基本は同じです。

 
それでは、具体的にどんな施設なのかご紹介します。

子育て支援センターとは?

子育て世帯のライフスタイルが様々に変容している中で、地域が子育てを継続的に支援していく施設です。

経験豊富な保母さんや保健師、助産師さんに直接相談ができる場所でもあり、母子参加ができるイベントや雑談会も開催されています。

地域全体で子育て力を高めるサポートをしているところです。

 

子育て支援センターの定義
「地域に密着した児童福祉施設として児童を集団的に保育し育児のノウハウを蓄積している保育所等を活用し、地域における保育所等が子育て支援事業を総合的に推進するもの」

引用元:「特別保育事業の実施について」の取扱いについて(厚生労働省)

主な利用方法

子育て支援センターでは、主にプレイルームの開放や親子で参加できるイベントの開催、各種育児相談が行われています。

プレイルームには、子どもたちが喜ぶ玩具がいっぱい用意されています。お母さん、お父さんも、子どもたちのそばで、楽しく交流ができます。

 
例えば私の住んでいる地域では、以下のようなイベントが開催されています。

  • ベビーマッサージ
  • 親子体操
  • 親子クッキング
  • クリスマス会、ハロウィン会、夏祭りなど季節の催し
  • 発達相談(週に3回)

利用料

上記の通り、子育て支援センターは市町村が公的に開放している施設ですので、料金は基本的に無料、そして出産前からも利用できます。

子育て支援センターは、子育て中の親子が気軽に遊んだり交流するスペースというイメージがあります。よって、出産後に利用する施設だと思われがちです。

しかし実は、出産前の妊婦さんにも相談窓口が解放されています。

 
出産前から地域の子育てセンターに通うことで、出産の知識や悩みを相談できることはもちろん、ママ友達を作ることもできます。

出産前の準備として、妊娠の経過が良好ならば地域の支援センターに通い、専門家に気軽に相談できるので利用してみましょう。

児童館との違いは?

児童館とは厚生労働省が定める、18歳未満の子どもの健康な発達を促すための健全な遊びを提供する施設です。

ほぼ同じ目的の施設と思えますが、児童館は乳幼児親子から高校生までと対象年齢が幅広く、イベントに年齢制限がある場合もあります。

 
したがって、未就学児については子育て支援センターの方が適している場合が多いかもしれません。事前に電話で内容を確認したり、見学する事で雰囲気なども分かり安心して利用できます。

子育て支援センターのメリット

それでは、子育て支援センターを利用することでどんなメリットがあるのか、具体例を交えてご紹介します。

子育ての相談や検診を受けることができる

A子さん「子どもがアレルギー持ちで様々な悩みがありましたが、施設で発達や離乳食の専門の方に相談できたことで安心しました。」

 
育児に関しての知識を十分にもった保育士や助産師、その他専門家が相談にのってくれます。一人で悩んでいたことも、たわいない会話の中でヒントが見つかるかもしれません。

友だちができてストレス解消になった!

B子さん「一人で言葉が伝わらない子ども相手に子育てをしていると、イライラして落ち込んでくることがあるので、支援センターで大人と成り立った会話ができるというのはかなりストレス解消になります。」

 
一人で悩んでいたことも、同じ立場にある人に共感してもらうだけで心がすっと落ち着きますよね。ママ友を作る自信がない。。といった方も、イベントに参加することで自然と周りのお母さんと会話が増えるかもしれません。

また施設の方々もお母さんが一人にならないように気を配ってくれるところが多いようです。

子どもも年齢の近いお友達と接することで、新たな感情を発見したり、お友達の真似をして遊びの幅が広がったりと、他人との関わりが成長を促進する刺激となります。

雨の日の遊びに困ることがなくなった!

C子さん「雨の日は必然的に室内遊びになりますが、ずっと同じ玩具でレパートリーも少なく困っていました。しかし子育て支援センターは家に無い玩具で、他の子どもがいる刺激的な環境なので雨の日でも楽しそうに遊べていました。」

 
家の中ではどうしても限界があるので、そんな日は子育て支援センターで気分転換をしましょう。他の子どもと関わることで、家の中での遊びのバリエーションも増えるかもしれません。

子育て支援センターのデメリット


様々なメリットがある反面、次にどんなデメリットが潜んでいるのか、具体例を交えてご紹介します。

集団保育による病気感染の危険性

D子さん「支援センターで一緒に遊んだ子から風邪をうつされました。。子どもや私が感染すると家族に一気に広がる危険性もあるので注意です。」

 
保育園や幼稚園でもそうですが、遊んでいる中で口に入れてしまった玩具から感染したり、直接接触したり、集団保育などたくさん人が集まるところとなるとどうしても病原菌の感染する確率は高まります。

対策としては、手洗いうがい、マスクはもちろん、除菌シートを持参して、誤まって口に入れた玩具は除菌をするなどマナーが基本です。

菌を貰わないことも大事ですが、他の利用者への配慮があればより快適な保育環境になりますね。

そしてこどもや自身の体調が少しでも優れない場合は人混みを避け、自宅で安静に過ごすことが重要です。

ママ友同士のトラブル

E子さん「子ども同士の喧嘩で顔に傷をつけてしまい、謝ったが許してくれず。私も悪かったけど、子どもだから仕方ないのでは、という気持ちが拭えません。それから支援センターには行かなくなりました。」

 
子ども同士が玩具の取り合いなどで喧嘩をすることは当たり前のことなのでデメリットにつながるトラブルとは言いませんが、ママ同士のトラブルは避けたいですよね。

もしセンターに通うことが自身やお子さんに負担になるようであれば、無理に通うことは控えましょう。

支援センターでの出来事が全てではなく、これから保育園や幼稚園など様々な場所でまた新たな出会いがあなたを待っています。

まとめ

妊婦さんや出産を控えているプレママや、子育て中のご夫婦も不安や悩みを抱えた時は手軽なネットサーフィンで問題を解決しようとする事もあると思います。

しかし、便利な一方で不確かな情報に振り回される事もあります。そんな時は専門家に直接相談する事ができる「子育て支援センター」を利用してみてはいかがでしょうか?

「子育て支援センター〇〇(お住いの地域名を入力)」し検索する事で、どんなイベントを開催しているのか等調べる事が出来ます。

母子ともに心身を健康に保つために、子育て支援センターを上手に活用し、気軽に気分転換をしましょう◎

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